禁断吸血鬼シリーズ第4弾! 立花慎之介さんインタビュー

禁断吸血鬼シリーズ第4弾! 『禁断吸血鬼~黄薔薇ノ咎人~』のフリードリヒ役・立花慎之介さんにインタビュー!!

 中世風の世界を舞台に『正統派』吸血鬼との禁断吸血体験ができる「吸血シチュエーションCD」禁断吸血鬼シリーズ。まるで耳元で囁かれているような体験ができるダミーヘッドマイクを使用し、聴き手を甘美な世界へと誘う。

 シリーズ第4弾『禁断吸血鬼~黄薔薇ノ咎人~』の収録を終えたばかりのフリードリヒ・フォン・ヴァイセヘルデンブルク役・立花慎之介さんが作品の魅力を語ってくれた。

――収録が終わっての感想をお願い致します。
立花慎之介さん(以下、立花):ひとり語りのドラマCDってなかなかないんですけど、結構な量を喋ったような気がします。もちろん設定とかストーリーがしっかりしてる作品なので、物語の背景を語りで説明していかなきゃいけない部分とかもあったので、結構セリフがあったんじゃないかなと思います。それこそちょっとした軽いゲームくらいの量があるんではないかな?それくらいのボリュームのある作品だったのではないかなと思ってます。

――今回演じられたキャラクターの印象と、ご自身の似てる部分はありますか?
立花:キャラクターの絵を事前に見させて頂いていたので、ちょっと若めの吸血鬼を心がけました。若造といったところで何百年も生きていることでしょうから、吸血鬼の中では若造なのかなっていう作りにしました。似てるところ? 血吸わないしな……(笑)。

――性格的な部分で近いなって思ったところなどはありますか?
立花:結構上から目線のキャラクターだったんですけど、常にSっ気が強かったり上から目線というわけじゃなくて、ちゃんと優しさに裏打ちされたものがあったので、その優しいところは僕にそっくりですかね(笑)。

――優しいところがある上でご自身が持たれるSっ気を出したんでしょうか? それとも役としてSに徹したんでしょうか?
立花:これって役者やってる人って絶対あると思うんですけど、もちろん役でSっ気だったりMっ気っだりとか、怒りっぽかったりだとかっていうのは芝居の中で出すのは可能だと思うんですよね。

でもたぶん役者自身が持ってる根本的なものを乗っけられるんだったらそれには勝てないですよ。たとえば、普段からハキハキ喋る人がそういう役をやったら、芝居の上に自分も乗っかってくるからすごい良い仕上がりになると思います。それを自分に置き換えたときに、今回みたいなSっ気が少し見えるキャラクターを僕がやるとすげえいいものになると思います(笑)。そういう部分での出し方ってうのはフィーリングでやったところが多いので、うまく出せてたらすごく嬉しいなって思ってます。

――ダミーヘッドマイクを使用する収録が増えてきましたけど、今回演じられてどうでしたか?
立花:ここ1~2年くらいからドラマCDに活用される事が増えてきたと思うんですけど、最初はすごい違和感がありました。基本的に僕らはマイクの前に立ったら動かないっていうのが仕事だったので、ダミーヘッドマイクを使うとどちらかというと舞台の上でお芝居するのに近くなるんです。それがすごく違和感があって、どう立居振舞って良いか分からなかったですね。あと、普通のマイクと違った独特の距離感っていうか、お芝居をするにあたっての距離感っていうのがダミーヘッドって微妙に出るのでその感覚っていうのがすごく難しかったんですけど、慣れてきたらおもしろいんですよ。お芝居の流れの中で相手との距離感だとかそういうものが自然に出てくるんです。慣れてくると非常にナチュラルな芝居になるので最近は楽しいです。

――吸血鬼のイメージや魅力ってなんでしょうか?
立花:吸血鬼って言うともう史実のドラキュラ伯爵しか思い浮かばないんですよ(笑)。彼が吸血鬼のモチーフになってるのではないかという一説があるので、どっちかって言うと僕はファンタジックなものよりも歴史上から導かれる吸血鬼のイメージが結構強いんです。でも今回はちょっと不思議な感じの現実ではない吸血鬼を求められていたので、浮世離れした感じではありました。

――今回のタイトルに「咎人」という印象的な言葉がありますがどういったイメージを持ちましたか?
立花:咎人ってなかなか使わない言葉ですし、そもそも“咎”という漢字を久々に見たなって思いました。たとえば、現代におけると“咎人”って「罪を犯した人」って簡単に訳せるわけですけど、“罪人”じゃないんですよね。“咎人”と“罪人”って感覚的に違うのかなって。“罪”っていうのは法律とかを犯すことで、“咎”っていうのは自然の摂理や神様のルールというか……ちょっと不思議なルールという印象があります。一般常識にあてはまらないであろうルールから逸脱したというイメージがあります。

――もし吸血鬼になったとしたらやりたいことってありますか?
立花:吸血鬼の能力って、血を吸うと眷属(けんぞく)が増やせるってということと、長生きするということかな? でも、長生きできて、眷属増やせるだけじゃただ生きていくだけですよね(笑)。

――自分の好きな人を眷属にしてしまえば従順な人が手に入りますよ(笑)。
立花:ああ。僕ダメなんですよ。従順な子が嫌いなんで(笑)はねっ返りな性格の子を意識をなくして従順にさせても面白くもなんともないんですよね。はねっ返りの子をはねっ返りのままで手なずけていくのが楽しいので(笑)。

――あくまでも、はねっ返りのある子がいいのですか?
立花:ドラキュラもきっとそうですよ! 血を吸えば従順になっちゃうんだから、そんなものを何百年も続けてきたら「はねっ返りもいいんじゃない?」って絶対思うと思うんですよ(笑)。

――では、このCDの聴きどころをお教えください。
立花:序盤から中盤にかけては女の子を手なずけていったり、どっちかというと余裕のある立ち居振る舞いをしてるんですが、今まで余裕だったはずのフリードリヒが一切余裕がなくなって、だんだん自分の中にあるものに気づくんです。そこが物語の中で一番自分の感情を吐露する部分になるので、たぶん今まででは考えにくいフリードリヒになっていて、変化があって面白いんじゃないかなと思ってます。

――そこの部分は演技にも気をつけたりしたんですか?
立花:それまでは一切汗をかかなかったんですけど、そこだけ超汗をかきましたね(笑)。

――ファンの方々にメッセージをお願いします。
立花:第4作目を担当させてもらったんですけど、物語の背景がしっかりしている作品なので、今後もいろいろな物語が生まれていくと思います。もちろん、その流れの中でフリードリヒの続きが登場してくるかもしれませんし、作品自体はまだまだ続いていきますので、ぜひぜひ第4巻も聴いてみて下さい。そして、さらにこの作品が盛り上がっていけるように皆さんで応援してもらえると嬉しいなと思っております。

【CD情報】
タイトル:禁断吸血鬼~黄薔薇ノ咎人~
キャスト:フリードリヒ・フォン・ヴァイセヘルデンブル(CV:立花慎之介)
品番 :KDSD-00582
POS :4560372441383
税込価格:¥2100(税込)
発売日 :2012年10月17日(水)
発売元 :株式会社ティームエンタテインメント
販売元 :株式会社ソニー・ミュージック ディストリビューション
コピーライト:(C)Schwarz Rose

【ストーリー】
闇夜の街角で出会った美しき吸血鬼(ヴァンピール)――
「僕が君のご主人様になるんだよ。可愛いお姫様…」貴女は彼の《モノ》にされてしまう……
咎人の【吸血ヴォイス】【吸血鬼の添い寝と吐息】で禁断の目眩く(めくるめく)甘美な世界に囚われていく――

【キャンペーン情報】
キャスト直筆サイン色紙プレゼントキャンペーン
本CDをお買い上げの方を対象に、抽選で出演キャストの直筆サイン色紙を3名様にプレゼント致します。

【募集要項】
CDにアンケートはがきが封入されておりますので、アンケートにご回答の上、帯にある応募券を貼ってご応募下さい。尚、プレゼント応募の締め切りは2013年1月末日までとさせて頂きます。
(商品の発送は、2013年2月下旬を予定しています。当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます)

>>『禁断吸血鬼シリーズ』公式サイト

(C)Schwarz Rose
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