2012-12-10 22:06

コミックス第1巻が発売決定！　限定版に付属するドラマCD収録後の細谷さん＆前野さんにお話しをお聞きしました

　WEB雑誌『ゼロサムオンライン』で配信中の『理系男子。NEXT～ぼくらの化学反応(キズナ)～』の第1巻が発売決定。“理化学研究会”に所属する爆、空也、銀次郎、元気たちと、そこに新たに加わった後輩、永遠、七斗里、リン、哲のストーリーが語られます。発売日は、2013年2月25日。ドラマCDがついた限定版も発売される予定です。

　ドラマCD収録後インタビューの第二弾では、尾汐七斗里役の細谷佳正さんと、黒嶋哲役の前野智昭さんが登場。収録の感想や学生時代の思い出を語ってもらいました。

――今回収録したドラマCDの感想をお願いします。

尾汐七斗里役／細谷佳正さん（以下、細谷）：最初に出演したドラマCDが、ひとり語りもので、今回初めてほかのキャラクターと絡むことができました。ちょっとした憎まれ口を言われたり、ひとりのときにはないリアクションが垣間見えて、ひとりで演じているときよりも生き生きしている気がしました。

黒嶋哲役／前野智昭さん（以下、前野）：哲くんといえば無口であまりしゃべらない設定ですが、今回は結構しゃべっている気がします。そして、リンくんとの絡みで幼馴染みゆえの会話が展開します。リンくんがしょうもないヤツなので、それにイラっときたり「お前はしょうがないヤツだ」とか諭す場面が多くて、関係性の強いシーンが目立っていたと思います。

――ご自身の学生時代の部活の思い出を教えてください。

細谷：入っていたのは演劇部と剣道部です。高校の剣道部では、広島の大会に出場したとき、全員スキンヘッドで印象的なあるチームに出会いました。面が決まっても決まらなくても「おぉー！」って拍手するチームだったんですよ。そのチームなりにテンションを上げて、敵チームを「うわぁ」って引かせるのを狙っていると思うんですけど、それを見て、僕は剣道を続けるのをやめようと思いました（笑）。掛け持ちをしていたので、今思うと体力があったんだなって思いますね。

前野：中学生のときはサッカー部に所属していました。上下関係は厳しかったし、今考えると、とんでもないことをやらされていましたね。当時は炎天下の中なのに「勝手に水を飲むな」「なに、休んでるんだ」とかが当たり前でしたからね。体的にはキツかったですけど、今となればいい思い出にはなっています。

――今回はキャラクターたちの初めての出会いが語られていますが、細谷さんが前野さんに初めて会ったときの印象をお聞かせください。

細谷：初めてお会いしたのは確か洋画の現場かな。そのときに前野さんがおもしろい役をやられていて、その印象で「すごい人がいるな～」って思ったのが第一印象です。で、他の現場でお会いするようになってからは、職人気質な一面を感じるようになりました。本当に、カンナを片手に木の像を彫っているような職人気質のアーティストっていう印象があるんですよ。ザ・職人っていうイメージですね。実際話すと、すごく丁寧に接してくださるんですけど、話しかけに行くのが難しい気が……きっとマスクのせいですね。

前野：細谷さんとはジュニアのときからちょくちょくお会いしていましたが、ふつうに話すようになったのは、この2・3年の間ですね。ある企画CDのラジオで、細谷さんと僕、ほか複数の方々とご一緒したことがあるんです。そのときの当番回の仕切りがたまたま細谷さんで、そのときに「すみません、あらかじめ言っておきますが、終わったトークしかできないんで……」ってご挨拶をしてくれまして。「終わったトークってなんだろう？」って思ったのが印象に残っています（笑）。終わったトークって、そうとう終わってるのかなって思ったら、全然そんなことないし、ふつうに面白いラジオだったんですよ。でも、そのご挨拶が独特すぎて強烈に印象に残ってます（笑）。

――最後に、ドラマCDを心待ちにしているファンへのメッセージをお願いします。

細谷：ドラマCDではコミックスの話以外に入学式の話が語られているので、エピソード0的な感じで聞いていただければと思います。僕らの声で想像しながらコミックを読んでいただいて楽しんでいただけたらな、という希望があります。みなさんからの反響が第2巻につくドラマCDに繋がっていくと思いますので（笑）。楽しんで聞いてください！　
個人的には、半年に1回配信される伝説のラジオがまた更新され、その場でおもしろい実験ができないかなと思っています。それができるかできないかは、皆さんにかかっているので、よろしくお願いします！

前野：キャラソンを歌わせていただいてから、あまり時間も経たずにこうして『理系男子。NEXT』で、黒嶋くんを演じられてうれしく思います。今後ともこういう形でドラマCDだったり、歌だったり、イベントだったりなどの展開ができるように応援していただけたら、うれしいです。

――ありがとうございました！