MARINE SUPER WAVE LIVE 2013レポート

5月5日に開催された大型ライブ「MARINE SUPER WAVE LIVE 2013」をレポート!

 マリン・エンタテインメントが主催する、毎年恒例の大型ライブイベント『MARINE SUPER WAVE LIVE 2013』が5月5日に神奈川県民ホール(大ホール)にて開催された。会場にはアーティストたちの熱唱を目当てに、大勢のファンが到来! イベントは昼の部と夜の部の二部構成になっていたが、ここではその夜の部の様子をお届けする。

▲謎の農民・田吾作&助六による「農民一揆」

▲謎の農民・田吾作&助六による「農民一揆」

 今回トップバッターを務めたのは、謎の農民・田吾作&助六による「農民一揆」。昨年トップバッターを務めた「ELEKITER ROUND 0」(エレキテルラウンド・ゼロ)とどことなく雰囲気が似ている気がするが、ほっかむりとサングラスを装着した異色のユニットの正体は謎のまま。手にした鍬を振り上げながら戦国時代の一揆を想起させるぐらい激しく「VIVA la IKKI」を熱唱! 会場中の空気を瞬く間に一揆ムードへと変えていた。

▲羽多野渉さんと寺島拓篤さんによるアニソンカバーユニット「M.O.E.」

▲羽多野渉さんと寺島拓篤さんによるアニソンカバーユニット「M.O.E.」

 次に舞台に登場したのが、羽多野渉さんと寺島拓篤さんによるアニソンカバーユニット「M.O.E.」! 3rdミニアルバム『愛がつながっていくCD』より「Shout out」を披露。もともとの楽曲が『仮面ライダーオーズ』の劇中挿入歌ということもあって、クールな決めポーズを随所で披露しつつ颯爽と唄い上げていく。一曲を披露したところで既に汗だくの二人だが、実は農民一揆のステージ中についつい舞台裏で全力で「IKKI」コールをしてしまっていたのもヘトヘトになった一因だとか……(寺島さん曰く「IKKIコールは日本人の心に刺さる!」とのこと」。しかし、会場からコール&レスポンスをもらったことで二人の元気はヒーローさながらに瞬く間に回復。「JIKU」や「それでも明日はやってくる」、「ジグザグ青春ロード」といったバリエーション豊かな楽曲を次々と披露し、M.O.E.ならではの幅の広さを見せつけると、ラストはクールなギターソロも交えた「ELEMENTS」でフィニッシュ。ミニアルバムの略称さながらに「あつい」ステージを繰り広げていた。

▲小野大輔さん&近藤孝行さんのユニット「D.A.T」

▲小野大輔さん&近藤孝行さんのユニット「D.A.T」

 ここでライブ初参加となる小野大輔さん&近藤孝行さんのユニット「D.A.T」が登場。お互いのイメージカラーである白色と黒色を基調とした衣装で登場すると、MVさながらのダンスを披露! ステージ向けにアレンジこそ入っていたものの、そのキレのある動きと演出はまるで映像を見ているかのような完成度。ラストシーンのハンドサインもバッチリ再現されると、会場には割れんばかりの歓声が響き渡る。
 初出場ということで注目を集めていたふたりだが、MCでも近藤さんが客席に投げキッスをしたり(ただし直後に照れる)、某漫才コンビそっくりの"愛のあるやりとり"を見せつけたりとD.A.Tならではの空気感を漂わせていたのもファンとしては嬉しいところ。MCの最後には「(1stシングルを出し、このステージに立つという)夢を叶えてもらったので、これからは僕らが回収する番です!」とステージに頭を下げ、そのまま来場者のために「Sweet Nest」を歌唱(こちらも『VS』に負けず劣らずのクールなフリ付き!)。その甘~く包み込むような歌声はファンにとって、最大のプレゼントとなったことだろう。

▲お馴染みの明るく饒舌な水島さんではなく、ビジュアルメイクを施し、黒い衣装に身を包んだアーティスト「TAKA」

▲お馴染みの明るく饒舌な水島さんではなく、ビジュアルメイクを施し、黒い衣装に身を包んだアーティスト「TAKA」

 引き続き、ステージにはスペシャルサポーターの水島大宙さんが登場し、トークを繰り広げる……と思いきや、そこに登場したのはラジオなどでお馴染みの明るく饒舌な水島さんではなく、ビジュアルメイクを施し、黒い衣装に身を包んだアーティスト「TAKA」。そしてそのまま、甘さと退廃感が同居するような「Dead chocolate」と、たたみかけるような疾走感がクセになる「Reflection」の二曲を披露! この日のステージでは1stミニアルバムのリリースも告知されるなど、ファンにとっては嬉しいサプライズが待っていた。

▲ELEKITER ROUND 0

▲ELEKITER ROUND 0

 5番手としてステージに上がったのはELEKITER ROUND 0。ステージに登場するやいなや「孤独の太陽」で艶やかな歌声を響かせ、会場をムーディーな空気へと一変させていく。さらにノリの良い「Love Season」(もちろん、日野さん考案の手を上下にさせるキュートな振りもしっかりと披露)、広い空をイメージさせるような「0の地平から」を次々と歌い上げていく。
 ELEKITER ROUND 0らしく、手拍子やコール&レスポンスを盛り込んだ楽曲が続いていたが、ここでふたりからは「まだまだ今の三曲じゃ足りないでしょ? ロックユニットのはずなのにバラードとか歌っていたし(笑)」と煽るようなコメントも。「腕は振り上げるもの、足はジャンプするもの、首は──?」と問いかけるふたりに対して、会場も負けじと「振るもの!」と反撃。ふたりはその言葉が本当かどうかを確かめるかのように「Lucifer」、「MARIA」といったハードなナンバーを激唱! ロックユニットとしての真髄を見せつけた。

▲BLACK VELVET

▲BLACK VELVET

 そしてステージにはいよいよ「BLACK VELVET」が登場! マイクスタンドを手にしたToshiyuki(森川智之さん)が「TEN」を歌いだすと、その重厚な音圧で会場は一瞬にして「ブラベル」の世界へと早変わり。「ERA」や「Dancing with the machine」といったお馴染みのハードロックでファンの魂を直接揺さぶったかと思いきや、今度は会場全体を包み込むような壮大なバラード「galaxy rain」を熱唱。この二面性も今回のライブの大きな魅力に!
 ちなみにMCでは「このメンバーで遊びに行くとしたら?」といったお題でトーク。会場のすぐ隣ということもあって「中華街!」という声が上がったが、これにはToshiyukiが過剰に反応。というのも、実は神奈川県が地元ということもあって、ここに立っているのが不思議なぐらいなのだとか。「地元の友人に捕まらないようにすっとばして……でも交通ルールは守りつつ帰ります」となんとも親しみのあるコメントを残していた。ユニークなトークを披露した後は、再びハードなナンバー「Bleed」を披露。ステージから降りて客席に足を運んだりとブラベルらしいパフォーマンスを貫き、ファンの歓声を一身に浴びていた。

▲メンバーが一同に集結

▲メンバーが一同に集結

 アンコールではそれまでステージに登場したメンバーが一同に集結。D.A.Tの2ndシングルリリース、M.O.E.の二人によるラジオ『Radio 2D LOVE』のDJCD vol.7のリリース、ELEKITER ROUND 0のミニアルバム2枚のリリース、BLACK VELVETのニューシングル発売決定、そして『MARINE SUPER WAVE 2013』のライブDVD発売といったサプライズ情報が次々と飛び出す。
 さらにここで更なるサプライズとして、会場に響き渡ったのはバースデーソング! 5月4日生まれの小野さんにスポットライトが当たり、会場は一気に祝福モードに突入。ステージには酒樽も登場し、先月末(4月26日)に誕生日を迎えたばかりの立花さんと共に盛大な鏡開きが行われた。
 ラストは『MARINE SUPER WAVE』恒例の楽曲「MSウェーブ」を全員で合唱し、"一年に一度のお祭り"に相応しいステージも終幕。豪華なメンバーの共演に来場者たちも興奮冷めやらぬ様子。早くも「来年が待ち遠しい」といった声が飛び出していたようだ。

>>マリン・エンタテインメント公式サイト

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