今回も小ネタが満載!?　『マジでオタクなイングリッシュ！ りぼんちゃん the TV』丹下桜さんら豪華声優陣にインタビュー！

　英語で戦う魔法少女として異色のデビューを飾ったりぼんちゃんが第2期、『マジでオタクなイングリッシュ！ りぼんちゃん the TV』として帰ってきた！　今度はなんと地上波ということで、期待しているファンの方も多いことだろう。

　今回はアフレコ後に、丹下桜さん(七色りぼん役)、佐藤利奈さん(ガーネット役)、中隈志保さん(ナード役)、五十嵐浩子さん(トナー役)、近藤孝行さん(ジェット役)、村上裕哉さん(タンク役)へインタビューを行った模様をお伝えする。

●マジで使える!?　英語が盛りだくさん！

――ご自分の演じているキャラクターで好きなところや、第2期での見所などをお聞かせください。

七色りぼん役・丹下桜さん(以下、丹下)：POP先生のイラストがとてもかわいいキャラクターを演じられて嬉しいです。第一印象からかわいいなって思っていました。今回はまさかの第2期で、まさかの地上波で放送されることがびっくりしました。

ガーネット役・佐藤利奈さん(以下、佐藤)：ガーネットはころころ変わる表情と性格に裏表があるところが演じていて楽しいですね。第2期で見て欲しいところは、垂れ幕………。

一同： (笑)

佐藤：わかる人にはわかるネタが散りばめられていて、垂れ幕が場面によってちょいちょい変わっていたりするので、そこを楽しみにしてくれたらなと思います。

▲七色りぼん(CV:丹下桜)

ナード役・中隈志保さん(以下、中隈)：ナードちゃんはいつも不憫な目にあってしまうんですけど、それにも負けず、元気に明るくしているところが好きです。見所は、OPでベルちゃんと一緒に大ゴマをとっているところと、最後のFAQが動くようになっているところです。是非そこを見て頂きたいなと思います。

トナー役・五十嵐浩子さん(以下、五十嵐)：トナーの好きなところは、りぼんちゃんたちに振り回されてわーわーしているところです。あと、使い魔はみんなそうなんですが、画面にいてちょこちょこと動き回ったり、アドリブが楽しかったり、そんな自由なところが好きです。りぼんちゃんたちがメインではあるんですけど、周りの使い魔にも注目してもらいたいです。

▲ナード(CV:中隈志保)

ジェット役・近藤孝行さん(以下、近藤)：ジェットは口が悪いんですけど、意外と常識人なところが好きです。小ネタが気持ちいいくらい、こっちが心配してしまうくらい満載なので、そこを楽しんで頂きたいと思います。

タンク役・村上裕哉さん(以下、村上)：タンクの好きなところは、「ぶも」なところとしか………(笑)。もう放送された第1話を見て頂けたらわかると思うんですけど、第2期から人の言葉を話すようになっているので、そういったところも見てくれたらなと思っています。あとは、プロデューサーさんたちの頑張りも楽しんでくれたらなという願望もあります(笑)。

▲ジェット(CV:近藤孝行)

――第2期の作品の印象をお聞かせください。

丹下：一応、英語を学べるという、ためになる番組だとは思うんですけど(笑)、それ以外のことが身に付く気もしますね。サブタイトルも「英語で戦う魔法少女」になっていると思うんですけど、基本的には「予算と戦う魔法少女」みたいになっています(笑)。

一同：(笑)

丹下：作中に出てくる例文を見てやっと、「あ、これ英語を学ぶ番組だったんだ」と思う感じでした。なので、ゆる～く楽しく、勉強が嫌いな人でも英語を学べるところがいいなと思っています。

――今回、第2期のOPを丹下さんが歌っていらっしゃいますが、いかがでしたか？

丹下：曲を頂く前はポップでふわっとした曲が来るんだろうなと思っていたんですが、ハードな曲だったので、間違って来ちゃったのかな？　と思ってしまいました。疑問に思ったままレコーディング現場に行ってみたら、歌う直前にネタばらしをして頂いたんです。

　歌詞もすごく堅いことが書いてあるんですが、実はりぼんちゃんがテストで赤点を取ってしまったので追試を受けるという話を、中二病男子の世界観の言葉で書いた詞だったんです。それでやっと、そういうことだったのか！ と思ってすんなり歌いました(笑)。

――何か英語にまつわるエピソードがあればお聞かせください。

五十嵐：中学生のときにオーストラリアに旅行で一週間くらい行ったことがあったんです。そのときは、言葉の全部は通じないとは思っていたんですが、学校で習った単語とかを少し使えばなんとかなるだろうと思っていました。でもオーストラリアのなまりがあって、アメリカなどでは通じる簡単な言い回しをわかってもらえないときがあったんです。

　レストランに行ったときに、お手洗いに行きたくなって、店員さんに「トイレット、トイレットは!?」と言ってみたんですが、全然通じませんでした(笑)。トイレットじゃないのかな？　他になにかあったかな？　と思って考え付いたのが、「WC」だったんです(笑)。でもそれも言ってみたんですが、やっぱりダメで……。我慢できなくて、「うーん！」とモジモジしていたらなんとかわかってもらえて、なんとかトイレに行くことができました(笑)。

村上：昔、本屋でバイトをしているときに、外国人のお客さんに話しかけられたことがあって、恐らくなんですがDVDはありますか？　と聞かれたんですね。本屋なので取り扱ってないんですけど、ないって言うのをどうやって伝えたらいいのかわからなくて、結果頭をよぎったのが「Not for sale」だったんです。

　これが「非売品」という意味なんですよ！　そしたらその人が「Why!?　Why!?」ってすごい顔して言ってきて(笑)。でも非売品だったらその「Why」も納得だなと思いました(笑)。

丹下：以前オーストラリアにイベントで行く機会があったのですが、「Moe(萌え)」と言うと、「Oh！　Moe！」と反応してくれて、共通語になっていたのですごいなと思いましたね。

佐藤：丹下さんにそのお話を聞いて、りぼんちゃんの使えるんだ！　と思いましたね！

丹下：実用的かはわからないけど(笑)。

佐藤：マジでオタクなイングリッシュなんですね！

――では最後にファンの方に一言お願い致します。

丹下：魔法少女ものということで楽しみにしてくださるファンの方も多くて、私的にはなかなか魔法少女としての本領を発揮することができないのが心苦しいところではあります(笑)。でも、ゆるく楽しく演じていますので、みんなも楽しく英語を学んでくれたらいいなと思っています。

佐藤：堅苦しく英語を学ぶのではなく、画面を見て一緒に楽しみながらというスタンスになるので、是非そういったポップなところを楽しんでくれたらなと思っています。

中隈：アニメで出てきた英語をクラスの友達とか会社の人とかと、ふとした会話で使って頂いて、くすっと笑える感じになればいいなと思っています。

五十嵐：私も学生のときに英語があまり得意じゃなくて、勉強したいという気持ちもあまりありませんでした。なのでこういうアニメがあると、本当に嫌いだと思っていても英語に対してちょっとやる気が出たりするんじゃないかなと思っています。是非、英語が苦手な友達とかに勧めてもらえたらいいなと思います。

近藤：本当になにも考えずに楽しめるアニメだと思います。劇中で登場する英語フレーズは、英会話塾や教材などでも扱ってないようなアニメファンならではのフレーズとかが満載なので、楽しんでください。

村上：アニメのシーンを見て、日常の中で「あれ？　今これ使えるんじゃね？」という場面に遭遇したら、是非友達などにその英会話を使ってみてください。たぶん「は？　何言ってんの？」と言われると思うんですけど(笑)、そのときは「りぼんちゃんだよー！」と広めてくれたらなと思っています。

――ありがとうございました！

テレビ東京にて 7月5日(金)スタート
毎週金曜 深夜1時53分～2時

【STAFF】
原作・キャラクターデザイン原案：POP
監督・演出：仁昌寺 義人
シリーズ構成・脚本：中條 元史
アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督：北島 信幸
美術監督：杉山 祐子
色彩設計：松山 愛子
コンポジットディレクター：田中 浩介
音響監督：藤原 啓治
音響制作：AIR AGENCY
製作・制作：AICフロンティア

【CAST】
七色りぼん：丹下 桜
ベル：金元 寿子
ガーネット：佐藤 利奈
ライ バル子：小林 ゆう
ナード：中隈 志保
トナー：五十嵐 浩子
ジェット：近藤 孝行
タンク：村上 裕哉
ナレーション（日本語）：藤原 啓治
ナレーション（英語）：川奈 栞

【STORY】
りぼんちゃんは、使い魔を自称する奇妙な猫トナーと契約して魔法少女になった。
目指すは、歌って踊れて東京ドームを満員に出来るスーパーヒロイン。
彼女と同じく使い魔の鮫ジェットと契約したベルや、使い魔のモグラ・タンクと契約したガーネットを仲間にして、世界と町の平和を守るため、厨二病にかかって世界征服を目指す自称最強の魔女バル子ちゃんと今日も激しい戦いを繰り広げる！

………なーんて話になると思っていたのに、放送が急遽決まったために何の準備も無く制作開始！
世界の平和を守ることより納品を守ること！
りぼんちゃんは、生き残ることが出来るのか！？


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