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『りぼんちゃん the TV』最終回アフレコインタビュー

丹下桜さん、佐藤利奈さんらが出演する『マジでオタクなイングリッシュ!りぼんちゃん the TV』ついに最終回! 出演キャストと監督にその心境を聞いた!

 第1期に引き続き、笑いあり、笑いすぎて涙ありの展開で見るものを楽しませてくれた大人気魔法少女アニメ『マジでオタクなイングリッシュ!りぼんちゃん the TV』が9月6日深夜の放送で最終回を迎えた。

 今回は最終回アフレコ後に、七色りぼん役の丹下桜さん、ガーネット役の佐藤利奈さん、ナード役の中隈志保さん、トナー役の五十嵐浩子さん、ジェット役の近藤孝行さん、タンク役の村上裕哉さんに加え、監督の仁昌寺義人さんにお話を伺った。

●最終回もオマージュが盛りだくさんで笑いが絶えない!

――お気に入りのシーンやフレーズなどを教えてください。

七色りぼん役・丹下桜さん(以下、丹下):結構コミカルなシーンが続いたんですが、最後の方で心温まるシーンなどもあって、そこがちょっとほっこりしました。

ガーネット役・佐藤利奈さん(以下、佐藤):オンエアでは使われていないと思うのですが、りぼんちゃんたちが巨大化したところは印象に残っています(笑)。スタッフさんから「声を自力で巨大化してくれませんか?」というリクエストがあって、テストだけなんですけど丹下さんと五十嵐さんが巨大化しましたよ! それがすごく面白くて、なんとかこれでいってくれないかなと思っていたんですが、結局私たちだけが聞けるシークレットゾーンになってしまいました。みなさんにお聞かせできなくて残念です(笑)。

丹下:いやいや! それを言うなら、利奈ちゃんの「オンドゥル語」がよかったよ!(笑)

ナード役・中隈志保さん(以下、中隈):プロデューサーCさんがいつもベルちゃんにアタックするシーンが好きです。「ベェルチャ~ン」って巻き舌でケータイを舐めるときが一番輝いていて、私はそこが好きです(笑)。変態に磨きがかかっていて、そこにも注目してもらいたいです。

トナー役・五十嵐浩子さん(以下、五十嵐):自分が演じているトナーの台詞とかだと、キャラクターから外れたことをやらせて頂いたところがお気に入りですね。テストでやってみたら意外といけて、そのまま本番でモノマネをやってみたりしていました。そういったそのキャラクターがやらないようなことをしても普通にまかり通るのが、この作品のすごいところだと思います。

ジェット役・近藤孝行さん(以下、近藤):僕は英語の先生の返しが好きですね。「Take it easy」とか (笑)。あそこで結構遊んでいるところもあって、シュールで好きです。

タンク役・村上裕哉さん(以下、村上):第1期から個人的に「え!?」ってなって好きなのが「この坂も実に上りたくなる坂だ」という台詞ですね。あとは小林ゆうさん(ライ バル子役)の駆け上がるテンションとかは、今でも強く印象が残っているシーンですね。

――最終回を収録しての感想をお聞かせください。

丹下:最終回のアフレコも楽しかったです。第2期のお話を頂くのが結構急だったので、みんなバラバラに収録することが多かったんです。でも、最後に他のキャストの皆さんと一緒に集まって収録できたのでよかったです。

五十嵐:トナーではない感じで演じさせてもらったり、巨大化してみたりとか、普段の別の仕事ではやらないような声を今日出しました(笑)。なのですごく楽しかったです。最後になればなるほどオマージュもパワーアップしてきて、見所が満載すぎるなと思いました。

佐藤:最後の最後に新キャラクターの方も増えて、これで終わるのが残念です。ただ、『マジでオタクなイングリッシュ!ナードちゃん』として帰ってくるというので、それに出られたらいいな、なんて(笑)。なんだかまだお別れじゃないような気がしています。

中隈:終わってしまって寂しいというのが正直なところです。でも最後の方でナードちゃんが「3期はナードが……」と言っていたので、私は次があることを信じて待ちます! 魔法少女の仮免許も頂いたので、次は本物の免許をもらうために……(笑)。

近藤:これからも続けばいいなという終わり方で、なんだかこれで終わるような気がしていません。それに、男性主要キャラクターっていませんよね? 僕以外の男性キャストはプロデューサー役とかもやってるんですけど、僕は人間の役はやっていないんですよね。そうなると「あ、出番かな」と(笑)。第3期も期待して待っていようかなと思っています。

村上:第3期があるとしたら「ぶも」以外でもどんどん、あいつ日本語のほうが喋ってねーか? と思われるくらいの違和感を出していけたらなと思っています。本当に楽しい作品で、後ろからの「変態! 変態!」という声にも負けずに楽しくやらせて頂きました(笑)。

●第3期は30分になるかも!? 仁昌寺監督にインタビュー!

――第2期はどのような作品になったと思いますか?

監督・仁昌寺義人(以下、仁昌寺監督):第1期は「予算がない編」だったんですけど、第2期に関しては「時間がない編」ということで、非常に切羽つまった状態でいろいろやりました(笑)。なので、もし第3期があれば次は何がなくなるんだろうと思ってビクビクしています。

――第3期があるなら、やってみたいことなどはありますか?

仁昌寺監督:実はどのキャラクターも裏設定などが用意されているんです。例えば、バル子はガーネットとお嬢様を張り合っているんですが、団地に住んでいて弟と妹を養っているとか(笑)。そういったところを少し見せられたらいいかなと思っています。キャラクター全てに均等に焦点を当ててやることができなかったので、スポットを当ててみたいなというところはあります。まぁ、あったらの話ですけど(笑)。

――第1期、2期とショートアニメでやってきましたが、もし第3期を30分でやるとしたらどうされます?

仁昌寺監督:30分ですか(笑)。本来、原作では英語で戦う魔法少女なんですけど、ショートアニメということで今回のようなテイストにちょっと変更しました。でも30分なら普通に魔法少女やってもいいのかなと思います。たぶんないと思います(笑)。

――なにか英語にまつわるエピソードがあればお聞かせください。

仁昌寺監督:実は英語が苦手で……(笑)。そのおかげで大学も浪人したような感じなので、最初お話を頂いたときに「英語!? 俺に!?」と思いました。でも、なんとなく今のテイストならついていけるかなと(笑)。今回は、アニメやオタクのネタを拾い上げてやってきたんですけど、そんなに僕自身アニメを見るほうではないので、スタッフのみんなに助けてもらいました。

――最後にファンのみなさんへひとことお願いします。

仁昌寺監督:非常に打たれ弱いので、某掲示板などは見ませんが賛否両論大歓迎です。どんどん書いていただいて、是非、作品を楽しんで頂けたらなと思っています。

【STAFF】
原作・キャラクターデザイン原案:POP
監督・演出:仁昌寺 義人
シリーズ構成・脚本:中條 元史
アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督:北島 信幸
美術監督:杉山 祐子
色彩設計:松山 愛子
コンポジットディレクター:田中 浩介
音響監督:藤原 啓治
音響制作:AIR AGENCY
製作・制作:AICフロンティア

【CAST】
七色りぼん:丹下 桜
ベル:金元 寿子
ガーネット:佐藤 利奈
ライ バル子:小林 ゆう
ナード:中隈 志保
トナー:五十嵐 浩子
ジェット:近藤 孝行
タンク:村上 裕哉
ナレーション(日本語):藤原 啓治
ナレーション(英語):川奈 栞

【STORY】
りぼんちゃんは、使い魔を自称する奇妙な猫トナーと契約して魔法少女になった。
目指すは、歌って踊れて東京ドームを満員に出来るスーパーヒロイン。
彼女と同じく使い魔の鮫ジェットと契約したベルや、使い魔のモグラ・タンクと契約したガーネットを仲間にして、世界と町の平和を守るため、厨二病にかかって世界征服を目指す自称最強の魔女バル子ちゃんと今日も激しい戦いを繰り広げる!

………なーんて話になると思っていたのに、放送が急遽決まったために何の準備も無く制作開始!
世界の平和を守ることより納品を守ること!
りぼんちゃんは、生き残ることが出来るのか!?


>>『マジでオタクなイングリッシュ!りぼんちゃん the TV』公式サイト
>>『マジでオタクなイングリッシュ!りぼんちゃん the TV』番組HP
>>りぼんちゃん公式Twitter

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