ナト☆キャン 特集 第3弾 『スペクトル』とそれぞれの新曲について
アイドル・シーンの中でも異彩放つユニットとして注目を集めているのが、ナト☆カンとCANDY GO!GO!。両ユニットともに、今のアイドル界には重なる人たちがいない独特の存在感を放っている。もちろん、ナト☆カンとCANDY GO!GO!を比べても、かぶる面は一切ない!?と断言しても、あながち間違いではないだろう。
そんな「アイドル界の常識を覆したユニット」として注目を集めているナト☆カンとCANDY GO!GO!が、誰もが予想していなかったコラボレートを実施。彼女たちは、ナト☆キャンと名乗り、8月28日(水)にコラボレーション・シングル『スペクトル』をリリースする。すでに何度かナト☆キャンとしてライブを行ったり、『スペクトル』のPVがyoutubeにアップされているよう、目ざといファンたちの間ではすでに話題を集めている。
今回、噂のナト☆キャンをキャッチ。ナト☆カンより7人のメンバーが。CANDY GO!GO!からは6人のメンバー(関根ゆみは別件仕事でインタヴューは不参加)が集まり、ナト☆キャンとしてインタヴューや撮影に応じてくれた。
全三回に渡ってお届けするこの企画。第三回目では、改めて「『スペクトル』の魅力」。そして、「C/Wに収録したそれぞれの新曲」についてお届けします。
一回目、二回目を通し、ナト☆カンとCANDY GO!GO!の持ち味。さらに、ナト☆キャンとし制作した『スペクトル』の魅力を紹介してきました。三回目では、改めて参加メンバー全員に、『スペクトル』の聞きどころ。さらに、ナト☆カンの新曲『やさしいおと』、CANDY GO!GO!の新曲『no-no-no』の魅力も聞きましたよ。
■ ナト☆カンが語る『スペクトル』、そして『やさしいおと』の魅力とは!?
――では、改めてメンバー全員に『スペクトル』の魅力。そして、C/Wにそれぞれ収録した新曲について聞かせてください。今度は、ナト☆カンさんからいきますか??
ナンシー:はい。『スペクトル』はですね、ナト☆カンにも、CANDY GO!GO!さんにも、これまで無かったカラーの楽曲だと思いますし。耳で聞いても、ライブで観ても盛り上がれる歌だから、ぜひ楽しんで欲しいなと思います。
C/Wに収録されてるナト☆カンの『やさしいおと』はですね、ズッとライブでやってきてた楽曲なんですけど。現在のナト☆カンメンバー全員の歌声が入ってる歌は、今のところこれしかないので、自分たちでも発売になるのが楽しみなんですよ。そういう意味では、ナト☆カンのファンのナンミンちゃんたちにも、ようやく新しいプレゼントをお届け出来るかなーと思ってます。
――続いては、あやかみさんかな!?
あやかみ:『スペクトル』の魅力は、音源だけ聞いてもすごくいい曲だし、歌詞もメロディーも素晴らしい楽曲なので、その辺に注目してもらいたいなと思います。
C/Wに入れた『やさしいおと』は、ナト☆カン初期からズッと演ってきてた歌。ナト☆カンのリーダー河井実来が作詞/作曲をしたんですけど。もう、がっつり恋愛ソングですね。歌詞に、♪君のことが一番好き♪っていう言葉があるので、そこをちょっと妄想や想像を膨らませながら聞いていただけばなと思います。
――OTOさんは、『スペクトル』に対してどんな想いを抱いてます??
OTO:『スペクトル』はですね、さりげなくCANDY GO!GO!さんとナト☆カンのメンバーで、歌のパート割が成されている楽曲なんですよ。ライブでは一緒に歌っちゃってるんですけど、音源ではメンバーそれぞれの歌声を味わえるので、そこがちょっとした聞きどころになってるなと思います。まぁ、聞いてわかる人には…わかるかな(笑)。あと、『スペクトル』をライブで演るようになって、より一層「いい曲だな」という想いを持つようになりました。
『やさしいおと』は、すごく可愛らしくて大人しい感じの曲で、ナト☆カンの初期頃から歌ってきてた楽曲なんですけど。一時期歌わなくなっていたところを、今回レコーディングすることで復活させました。また最近のナト☆カンとは違う感じの楽曲なので、そこを楽しんでもらえらたなーと思ってます。
――『スペクトル』の作詞も一部担当しているはるちろさんは??
はるちろ:『スペクトル』は3分くらいと短い歌なんですけど。曲とかすっごくいいし。C/Wにも、ナト☆カンとCANDY GO!GO!さんの素晴らしい曲が入ってるので、CDを買って300回は聞いてください。あと、『スペクトル』の自分で作詞をしたパートなんですけど、ここを歌うたびにいっつも恥ずかしくなるんです。でも誰か一人でもいい、「この歌詞いいなぁ」と思ってくれたら嬉しいです。
『やさしいおと』は、かぶった歌詞が一つもないし、内容がとっても深いから、こちらも歌詞に注目して聞いてください。
――『やさしいおと』の歌詞は、どの辺が好きなの??
はるちろ:中に「酩酊」って出てきたから、「どういう意味だろう!?」って調べたんですよ。そしたら「酔っぱらってフラフラ状態」という意味なんだと思って。歌詞は、大人の恋愛を書いてるから、まだ歌詞の意味を完璧に理解は出来てないように、早くその意味をわかるようになりたいです。
――でも、(取材をした時点では)間もなく二十歳を迎えますからね。
はるちろ:そうなんです。もうすぐ二十歳なんで、CANDY GO!GO!さんみたいに大人な女性になりたいと思います。
あやかみ:無理だね(笑)。
――みずきんぐは、どんな感想を持ってる??
みずきんぐ:『スペクトル』は、「あっもう終わっちゃったんだ」となるように、アッと言う間に終わるくらい曲が短いんで、「ちょっと物足りないかなぁ」と思った人はたくさん聞いて、ライブにもたくさん来て、ナト☆キャンの姿を観てもらいたいなと思います。
『やさしいおと』は、ナト☆カンのリーダーが書いた、しんみりするようないい曲なので、たくさん聞いて欲しいです。以上!!
――続いては、りょんりょんだね。
りょんりょん:『スペクトル』は、歌もそうなんですけど。みんなで踊ってるダンスがわちゃわちゃした感じなんですね。PVにダンスは映ってないので、ぜひライブに来て、そのダンスを観て欲しいです。
『やさしいおと』は、わたしがナト☆カンの中で一番好きな楽曲なんですけど。ホントに可愛らしくて、女の子のふんわりとした気持ちがよく出ている歌のように大好きな曲だから、ぜひ聞いて欲しいです。
――ナト☆カンチームの最後は、ともぱんですね。
ともこ:最初『スペクトル』を聞いたときに、「今の自分の気持ちにすごく合ってるな」と思って。今、夢に向かって一緒に頑張ってる内容のように、今の私たちにはすごく感情移入しやすかったし、『スペクトル』を聴くと頑張れるんです。だから、何かを頑張りたいときに、ぜひ『スペクトル』を聞いて欲しいです。
ナト☆カンの場合、曲中に奇声とか変な声を入れることが多いんですけど。『やさしいおと』にはそういうのが一切ない、しっとり系の落ち着いた曲なんです。今まで出したCDの中にもまったく無いパターンの歌なので、「こんなナト☆カンもあるんだ」って思いながら聞いていただけたらなって思います。
■ CANDY GO!GO!が語る『スペクトル』、そして『no-no-no』の魅力とは!?
――続いては、CANDY GO!GO!のメンバーの方々に聞こうと思います。まずは、ナツミちゃんからお願いします。
ナツミ:『スペクトル』の魅力は、歌詞が前向きなところだなーと思いました。♪何時もやる気が。今じゃないか。やるしかないんだ、ここで♪とか、「まさにその通りじゃん」と思ったし。今の自分の気持ちにもすごくピッタリ合う歌詞なんです。楽曲も、ノリやすくて好きです。『スペクトル』の意味は……調べてください!!
なづき:意味、自分で調べた??
めぐみ:ナツミに『スペクトル』ってどういう意味か、さっき聞かれたんだけど(笑)。本人、もしやわかってない??
ナツミ:わかってないはずがはない……『スペクトル』です。以上!!
――C/Wの『no-no-no』については??
ナツミ:あっ、『no-no-no』はりんちゃんが作詞をしたんですけど。りんちゃんっぽい歌詞になったなと思っています。『no-no-no』の意味は調べてください。
――えっ!?『no-no-no』を辞書検索すると意味出てくるの??
ナツミ:調べると出てきます。そして聞いてください!!
――なづきちゃんに、バトンタッチしようか(笑)。
なづき:3分で終わっちゃうコンパクトな曲って、最近あまりないと思うんですけど。その曲の中に、CANDY GO!GO!らしさだったり、ナト☆カンさんらしさがすっごい出ている内容になってるし。しかも、なんでこの2つのユニットがコラボしたかの意味もこの楽曲にはしっかり出てるんで、そこを聞いてください。
『no-no-no』は、ホントりんさんらしさが出てるっていうか、「抱いて」とか、「えっ、こんなこと歌っちゃっていいの!?」みたいに、すげぇ嫌らしい歌詞です。(取材時点では)まだライブでは披露してないんですけど。これからライブで歌うに当たって、どういう感情で「抱いて」とか歌えばいいんだろうっていう。なんか、そういう色気を感じれるように、ロックな楽曲の中から出てくる色気を感じてください。
――10代のはるかちゃんは、どんな風に感じました??
はるか:えっとー、『スペクトル』は個人的にすごく好きな曲で、自分たちの気持ちに重なるからこそ共感できるというか。自分もこれだけ好きになれる歌ってことは、ファンの人たちも聞いてくれたら大好きになってくれる楽曲だと思っているので、どんどん聞いて、どんどん好きになって欲しいです。聞けば聴くほど好きになれるはずです。
CANDY GO!GO!には、『大人の事情』とか、大人な女性をコンセプトにした歌がいくつかあるんですけど。『no-no-no』は、そういう歌たち以上に、もっと大人な世界を持った歌になっています。だって、聞いたときにビックリしたもん!!
めぐみ:18歳に、あの歌詞は理解できた??
はるか:理解できないよぉ。だって「膝まずいて」「僕のしもべ」とかですよ。「ちょっとー、18歳で歌っていいの!?」って感じだったように、もう歌詞の世界は想像できなかったし、大人の世界はわかんないです。だから『no-no-no』を聞いて、大人の世界を楽しんでください!!あの曲調と歌詞とのギャップは注目です。
――では、大人のかなさんにトークを移しましょうか。
かな:『スペクトル』は歌詞もいいし、曲もいいし、PVも楽しいし、ライブでも盛り上がれるし。CANDY GO!GO!とナト☆カンさんお互いの色が全部詰まったうえで、さらに新しく違った色を出しているように、ホントいい仕上がりになりました。そのぶん、お互いのC/Wナンバーでは、本当に自分たちのグループにしか出せない色を出しているから、この1枚でナト☆キャンとしてのファンも獲得しつつ、お互いにプラスへ持っていける作品になったと思います。
『no-no-no』ですが、本当に歌詞は色気満載で、最初に歌詞を渡されたときは「こんな歌詞歌えない」と思って、「もうちょっと(ソフトに)直したら??」とさりげなく伝えたんですけど。でも、結局は直んなかったんで(笑)。一生懸命に色気を込めて歌いましたし。CANDY GO!GO!にしか出せない雰囲気を持った楽曲にもなったように、そこの色を楽しんで欲しいです。やっぱしCANDY GO!GO!の場合は、そこ(色気)を出していかなきゃなと思っているので。
――作詞にも参加しているめぐみさんは、どうですか??
めぐみ:『スペクトル』のPV、なんか素で撮ってたせいか、わたしの映ってるカットが全部がに股なんですよ。そこが見どころだと思います。
『no-no-no』は、なぎさが作詞をして。わたしも、初めてメイン・ヴォーカルをやらせてもらったんですけど。歌詞が大人っていうか、正直に言うとエロいんですよ。「ひざまづき」とか「しもべ」や「あなたを捧げなさい」など、もう「どんな気持ちで書いたんだ!?」というくらいエロティックです。その世界観を、萌えババア担当のわたしが頑張ってエロっぽく努力して歌ってみました。これからはライブでも歌っていくと思うから楽しみだし、みなさんにも早く聞いて欲しいですね。
――最後は、りんさんですね。
りん:違うユニットどうしがコラボすると、けっこうなぁなぁな感じで終わってしまうことが多いんですけど。『スペクトル』は、ほんとカチッとしっかり2つのユニットの魅力があてはまった格好いい楽曲なんですよ。一番に思ったのが、2回聞けば覚えられるくらい覚えやすい歌ってこと。わたしも、自然と鼻唄で口づさんでいるように、たくさんの人に聞いてもらいたい、本当に格好いい曲です。
『no-no-no』なんですけど。わたし、これまで歌詞を書いたことがなくて、「書けよ」と頼まれたときに、どうせ書くんだったら狂った歌詞を書きたいと思ったんですね。それで、夜な夜な部屋に引き籠もって書いてたんですけど、なかなか歌詞が出てこなくって。わたしお酒が苦手なんですけど。そのときは、油性ペンのマッキーを嗅ぎながらお酒を飲んだら、完璧に頭が狂った状態になりまして。その瞬間、神がスーッと降りてきて、スラスラスラーっと書いたら、『no-no-no』の歌詞になりました。
――『no-no-no』には、自分の心の願望も書いてるの??
りん:『no-no-no』でコンセプトにしていたのが、「ファンの方に伝えたいメッセージ性を持った歌詞」ということでした。そこで出てきたのが、「浮気したら痛いめにあうぞ!!」というテーマでした。
――ファンたちに対して「ひざまづけ」と言ってしまうところが、すごいよね。
りん:わたしのファンの方ってM気質な人たちばかりなんで。もしかしたら、わたしがS気質なんですかね!?だからM気質なファンの方は、『no-no-no』を聴くと喜ぶと思います。
――これからは、どんどんイベントでもナト☆キャンとして歌うことが出てきそうだし。これからの展開楽しみにしています。
りん:ぜひ、ライブへ遊びに来てください!!
PHOTO:植田信/TEXT:長澤智典
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