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「ブシロード7周年記念 7大プロジェクト発表会」レポ

『熱風海陸ブシロード』の詳細や『ヴァイスシュヴァルツ』新参戦タイトルもアナウンスされた「ブシロード7周年記念 7大プロジェクト発表会」レポート

 ブシロードは2013年11月6日(水)、秋葉原UDXシアターにおいて2014年に会社設立7周年を迎えることを記念したイベント「ブシロード7周年記念 7大プロジェクト発表会」開催した。当イベントでは、今後展開予定の7つのビックプロジェクトを発表。

●ブシロードの海外展開・グローバル化の推進

 まずはブシロード代表取締役である木谷高明社長が登壇し、今後の海外展開やグローバル化についての計画を発表。ブシロードの人気コンテンツである『ヴァイスシュヴァルツ』や『ヴァンガード』の海外向けテレビCMや、海外売り上げの状況、国籍別社員数などをを公開した。

 木谷高明社長は、イギリスに現地法人を設立することやカードゲームの多言語展開といった具体的な構想を掲げつつ、「海外でも萌えユーザーが出てきている」とし、今後は世界各国での展開も意欲的に取り組むことを示した。

●大晦日スペシャルもあるよ! アニメ『熱風海陸ブシロード』

 続いて、声優の森嶋秀太さんがMCとして登壇。会場では、アニメ『熱風海陸ブシロード』のプロモーション映像が流された。そしてここで、『熱風海陸ブシロード』に声優として出演しているイセの国姫巫女・アメ役の潘めぐみさん、>の血を引く少年・スオウ役のKENNさんがあわせて登場。藩さんは、アメについての印象を問われると「強く志を貫いていく少女でありながらも、心のどこかに弱い部分を抱えていて、その弱さありきの強さが凄く煌めく少女だなと思っています」とコメント。

 一方、KENNさんは「既に『月刊ブシロード』で始まっている漫画に出てくるスオウとは雰囲気が違っています。心はピュアなスオウがアメと出会うことでどうなっていくのかというところに注目してください」と見どころを語った。

 また、MCを務める森嶋秀太さんもイセの国 王家付き学者 アメの教育係・ツキヨミ役で出演していることを発表。木谷社長は「会社を作るときに、この作品をアニメ化するぞという想いを込めて、あえてブシロードという名前を付けさせていただいたので感慨深いものがあります」という熱い想いを吐露した。

 新たなキャスト情報としては、侍女 ハナ役に橘田いずみさん、侍女 ユズ役に徳井青空さん、侍女 エリ役に佐々木未来さん、侍女 リン役に三森すずこさんが出演することを発表! 三森すずこさん、徳井青空さん、佐々木未来さんが揃って登場し壇上に上がった。ミルキィホームズとして本作のテーマソングを歌っている彼女たちは「ミルキィホームズが4人になる前から歌わせていただいている曲」、「もうライブでも定番の曲になっています」と各々の想いを口にした。

 さらに、2013年12月31日(火)19:00よりTOKYO MX・BS11にて「テレビアニメ『熱風海陸ブシロード』3時間スペシャル」が放映されることを発表、新たなプロモーション映像を公開し、最後に出演者よりファンにコメントが送られた。

KENNさん:みなさまの熱い想いを胸に自分も熱くと思っていたのですが、スオウ君は意外と感情を表に出さない子でした。しかし、心の中では凄く渦巻いてお芝居させていただきました。早く完成版をみなさまに見ていただきたいです!

藩さん:この作品は、登場人物それぞれが自分の志を持って、武士道・ブシロードを貫いていく熱い作品です。私もアメとして全身全霊で体当たりで演じさせていただきました。ラジオと『月刊ブシロード』での連載も、益々大晦日に向けて盛り上がっていくブシロードをどうぞみなさんよろしくお願いいたします。

三森さん:ミルキィホームズとしては、デビューの頃に『熱風海陸ブシロード』のユーロバージョンを歌わせていただいて、ライブの度に絶対に歌っているので、ミルキィホームズ的にも想いの詰まった作品になっています。女子が見ても男子が見ても面白い。女の子はちょっと胸がキュンとなったりするシーンがあるので、ぜひ楽しみにしていてほしいなと思います。

●ハイブリッドTCG『ファイブクロス』が正式サービスを開始!

 続いて行われたのは、2013年11月8日(金)より正式サービスが開始された新TCG(トレーディングカードゲーム)『ファイブクロス』についての発表。取締役 事業開発部 部長の広瀬和彦さんが登壇し、今後の展開を明かした。

 また、第1弾タイトルに出演しているという徳井青空さん、三森すずこさんらが再び登壇。商品の紹介やサイン入りカードの仕様についての説明が行われた。本作では、5枚1パックのカードパックを店頭で購入し、カードに付随するコードをスマホ・PCでオンラインに登録、9種のカードでデッキを構築すればすぐに全国のプレイヤーと対戦可能とのこと。

 そのほか、「初回製造分 特製パッケージ」の発表や「第1回 ショップ大会」のお知らせ、「ニコニコ生放送 公式番組」開始の告知が行われた。なお、ショップ大会に参加された方には「シャルロット・デュノア」や「鵜野うずめ」のPRカードが配布されることも併せて紹介。公式番組は『IS2』最速上映会のすぐ後に放送されるほか、徳井青空さんと新田恵海さんがMCを務めることも明かされた。さらに、視聴者との対戦企画も予定しているとのことなので、ファンの方は今から準備をして逃さずに視聴したい。

●スマートフォン向けゲーム&コミュニティプラットフォーム「ブシモ」にさらなる展開が!

 引き続き、先ほど登壇された広瀬部長よりスマートフォン向けに展開する「ブシモ」の今後の予定を発表。新プロジェクト『しろくろJOKER』についての全貌が明かされた。本タイトルは、「しろ=城」、「JOKER=城下」にかかっており、お城をテーマにしたゲームになるとのこと。

 プレイヤーは、新しい領地を任された一国一城の主となり、城下町を大きく繁栄させていくのが目的となる。位置情報を使ったシステムの導入により、ほかのプレイヤーとのコミュニケーションが活発になるよう仕組まれている。iOS/Android向けに2014年春にリリース予定。

●2014年5月24日・25日に横浜アリーナでブシロード7周年記念イベントを開催!

 ブシロードは、2014年5月24日(土)・25日(日)の2日間、横浜アリーナにて「ブシロード7周年記念イベント」を開催することを発表した。1日目の24日(土)には「ミルキィホームズwithブシロードライブin横浜アリーナ」、2日目の25日(日)には「新日本プロレスリングの大会」を開催予定。

 イベントに出演予定のミルキィホームズ(三森すずこさん、徳井青空さん、佐々木未来さん)、新日本プロレスリングの棚橋弘至選手らが登壇し会場を盛り上げた。ミルキィホームズとしての初ライブのことを聞かれた面々は「まだ3・4曲しか持ち歌がなかったのでソロコーナーやカバーもやりましたね」と懐かしげに語った。24日に開催されるライブについては「横浜はミルキィホームズの地元なので、何が起きるかドキドキします」と佐々木さんがコメント。

 25日に行われるベント「BACK TO YOKOHAMA ARENA」は、新日本プロレスリングとして11年ぶりに横浜アリーナで行われる大会になる。大会に出場する棚橋選手は「この11年、新日本プロレスは力を付けてきました。横浜アリーナで戦える戦力が十分にありますので、全力で盛り上げて横浜アリーナ大会に望みたいと思います」と意気込みを語った。

●5周年を迎えた『ヴァイスシュヴァルツ』は次のステージへ! まさかの参戦が続出!?

 ここで徳井青空さんがMCに加わり、続く『ヴァイスシュヴァルツ』の発表へ。ディレクターの古池由季さんと、先代プロデューサー・現 営業本部副本部長の田中文啓さんが登壇し、今後の展望を語った。今年でスタートから5周年を迎えた『ヴァイスシュヴァルツ』は、「Go To Next Stage!!」と銘打ちさらなる展開への意欲を見せる。

 まずはNHK「Eテレ」にて好評放送中の『ログ・ホライズン』の参戦や、2014年発売のブースターパックに『ラブライブ!』、『キルラキル』が登場することを発表した。また、『ソードアート・オンライン Vol.2』や『初音ミク Prpject DIVA F2nd』、『Angel Beats!』は日米同時発売が決定! 冒頭で木谷社長が述べた海外展開も積極的に行われていく。さらに、2014年1月よりTOKYO MXほかにて放映が開始されるアニメ『ニセコイ』の『ヴァイスシュヴァルツ』参戦が早くも明かされた。

 続いてサプライズとして今PCで大人気の『艦隊これくしょん-艦これ-』の「トライアルデッキ」が2014年2月14日(金)、「ブースターパック」が2014年3月28日(金)に発売予定であることが発表され、会場は大いに盛り上がった。その後、『艦隊これくしょん-艦これ-』プロデューサーの田中謙介さんが登場し、「僕自身もアナログゲームが大好きなので、大きな舞台に呼んでいただいて凄く光栄です」と『ヴァイスシュヴァルツ』参戦への想いを語った。

 最後に、国民的アニメ『クレヨンしんちゃん』の「トライアルデッキ」&「ブースターパック」が2014年4月18日(金)に同時発売予定であることを発表! 今まで以上の衝撃を会場に与え、ビックサプライズ続出の『ヴァイスシュヴァルツ』発表会は幕を閉じた。

●次世代TCG『フューチャーカード バディファイト』の続報が発表!

 7大プロジェクト発表会の最後を締めくくるのは、2013年6月14日(金)に東京ビッグサイトにて初お披露目された『フューチャーカード バディファイト』。

 『フューチャーカード バディファイト』は、バディと呼ばれるモンスターと契約し、タッグを組むことで戦っていく小学生向けの次世代TCG。テレビアニメ放送や『月刊コロコロコミック』での漫画連載といったメディアミックス展開も行わる。漫画連載は2014年11月15日(金)発売の『コロコロコミック12月』より、テレビアニメは2014年、年始よりスタート!

 プロモーション映像が流された後、MCを務めていた徳井青空さんがアニメ『フューチャーカード バディファイト』で奈々菜パル子 役を演じることを発表。徳井さんは「凄く元気いっぱいで、興奮したりしょげたり表情もコロコロ変わるキャラなので、やっていてとっても楽しいです」と語った。森嶋さんからは「パル子と似ている感じがしますね」と指摘される場面も。

 そして、今後の展開として今回発表される『フューチャーカード バディファイト』の3大トピックスが公開。まず始めに、アニメのキャスト陣が発表された。下記にそのキャスト陣を記すので、気になる方はアニメ放映前にチェックしておこう。


<アニメ『フューチャーカード バディファイト』キャスト情報(敬称略)>
未門牙王 役:水野麻里絵
ドラムバンカー・ドラゴン 役:大畑伸太郎
龍炎寺タスク 役:斉藤壮馬
ジャックナイフ・ドラゴン 役:安元洋貴
大盛爆 役:森嶋秀太
宇木くぐる 役:佐々木未来
虎堂ノボル 役:橘田いずみ
氷竜キリ 役:寺川愛美

 ここで大盛爆 役を演じることが発表された森嶋さんは、爆について「主人公である牙王君のデッキを構築する。いろんなデッキを作る職人みたいな人」とコメント。また、アニメの放送情報は2013年11月15日(金)発売の『コロコロコミック12月号』に掲載される。

 ふたつ目の発表は『月刊コロコロコミック』にて掲載される漫画に関して。描くのは『妖逆門』や『ポケトモンスターReBURST』が代表作に挙げられる田村光久先生。初回は80ページの大ボリュームで掲載されるので、たっぷりと楽しめること間違いなし! アニメとは違ったオリジナル展開もあるとのことなので、気になる方は漫画とアニメを合わせてチェックしていきたい。また、『コロコロコミック12月号』には初のPRカード「ドラムバンカー・ドラゴン」が付録でついてくる。それだけでなく、『1月号』や『2月号』にも何か用意されているとのことなので続報を楽しみに待とう。

 3つ目には、第1弾の商品詳細を発表。2014年1月24日(金)にスタートデッキの「強ドラ」と「フォージング ブラッド」が同時発売されることが明かされた。価格は、初回生産分に限り525円(税込)。初回生産分は、かなりお買い得な値段となっているので、プレイを考えている方は早めに手に入れよう。さらに、2014年1月31日(金)には「ブースターパック第1弾」も発売! 詳細は2013年12月16日(月)開催のバディファイトカンファレンスにて明らかになるとのことなので、こちらも逃さずにチェックしよう!

 最後に、徳井さんと木谷社長からファンにメッセージが送られ、『フューチャーカード バディファイト』の発表会は終了となった。


徳井さん:アニメは子供向けにコミカルになっている部分もあれば、大人が見ても凄く楽しめる部分もあるので、ぜひみんなで楽しんで見てほしいなと思います。

木谷さん:ようやくここまで来たという感じですが、カードの出来も非常に良い仕上がりになっています。アニメの1話も見ましたけど、本当に面白いですね。ぜひみなさんにも見ていただきたいと思います。

>>ブシロード公式サイト

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