『小林が可愛すぎてツライッ!!』コミックス同梱アニメのイメージソングを担当中のpalet、漫画愛について熱く語る!!
4月23日(水)にメジャー第2弾シングル『Keep on Lovin' You』を発売したpalet。
春らしさ満開の爽やかな応援ソングに仕上がっている。C/Wに収録した『You are My Miracle』は、Sho-comiで連載中の大人気漫画「小林が可愛すぎてツライッ!!」のコミックスへ同梱になるDVDアニメのイメージソングに起用されている。『Keep on Lovin' You』のType-Bのジャケットは、「小林が可愛すぎてツライッ!!」の原作者である池山田剛先生がpaletのメンバーを描いてくださったもの。6月8日(日)には、新宿BLAZEを舞台に「palet 2nd Anniversary Live」と題したワンマン公演も決定。8月には、東名阪を舞台にしたワンマン・ツアー「palet 1st LIVE TOUR 2014~Believe in Your VICTORY~」も控えているpalet。
今回は、メンバーの中から藤本結衣、武田紗季、木元みずきの3人が登場。では、そろそろ幕を開けましょうか。
■ 『Keep on Lovin' You』のMusic Clipは、高いビルの屋上で撮影、少しでも風が吹いたら……
――2ndシングル『Keep on Lovin' You』を聞いてると、とても晴々とした気持ちになれます。まずは、それぞれ楽曲をいただいたときの印象から聞かせてください。
藤本:1stシングルの『Believe in Yourself !』に続き、今回も"応援歌"を唄わせていただくことになったんですけど。『Believe in Yourself !』が壮大な応援歌とするなら、『Keep on Lovin' You』は身近な人を。聞いてくれる一人一人のことを応援してあげられる楽曲になりました。リリースする時期的にも、新生活が始まって間もない頃。新しい環境の中で頑張っていく人を応援してあげられる楽曲であり、聞いてくれた人、一人一人を応援していける楽曲にしていけたらなとも思っています。
武田:『Keep on Lovin' You』は、春という今の季節にピッタリの曲。頑張っている人の背中を押してあげられたら。自分で聞いてても勇気づけられる楽曲なので、たくさんの人の気持ちを応援してあげたいです。
木元:この季節は、新入生や新社会人の方が多いじゃないですか。学校でも、クラス替えがあったり。新しい環境になるといろいろ緊張することや気を遣うことも出てくると思うんですけど。ちょっと気持ちがつらくなったときに、イヤホン越しに私たちの唄う『Keep on Lovin' You』を聞いて、元気になって欲しいです。
――『Keep on Lovin' You』のMusic Clip、かなり高い場所で撮影していません?
藤本:大きなビルの屋上で撮影したから、柵とかまったくなかったんです。撮影した日も、ちょっと風があって、少しでも強い風が吹いたら…と思うとヒヤヒヤするような環境だったので、ちょっと怖かったんですけど。それ以上に、この衣装で撮影したのが2月頭だったから、天候には恵まれたんですがすごく寒かったんです。
木元:映像の中に、鳥肌の立った腕とか映ってないか心配でした。
藤本:今回、ダンスシーンも多かったんですけど。踊ってると意外と熱くなっていたので、終始寒かったわけではなかったのは良かったです。
武田:そのダンスシーンも、『Keep on Lovin' You』のMusic Clipでは見どころになっています。
■ ファンの人たちと、スーファミの『ストリートファイターII』で対決!?
――『Keep on Lovin' You』の歌詞に、「終わらない願い 胸にあるのなら」とあります。みなさんにとっての「終わらない願い」とは何ですか?!
藤本:paletは自由なグループ。ずっと思っているのが、「みんながそれぞれに個性をもっともっと発揮していける場をpaletの中に作れればいいな」ということなんです。わたしも含め、学生が多いグループだからこそ、大人になっても、今のまま自由な環境の中で成長し続けていきたいなと願っています。
武田:わたしは世界進出がしたいです。その前に、日本全国をツアーしたいので、今はそれを目標にしているんですけど。海外進出は、終わらない夢です。
藤本:twitterにも、海外からのリアクションが実際にあるんですよ。
木元:アラビア系の方からもtwitterに書き込みがくるんですけど。ぜんぜん読めないからリプできなくって。たぶん、「好き」と言ってくれてると思います。わたし、南米にも行きたいです。向こうって、ご飯が美味しいんですよね。
藤本:何があるの?
武田:リゾットとか?
木元:違う。わたし、グリーンカレーが好きなんです。
――それ、タイですよ。
木元:あっ、タイにも行きターイ!!
武田:…わたしはまず、国内を北から南まで行きたいです。もちろん、各地の美味しいものも食べたいんですけど(笑)。いろんな地域の方から応援の声が届いてるので、いろんなところの人たちと会いたいです。
木元:わたしも「終わらない願い」は、 ファンの人たちと、もっともっと仲良くなることです。ファンの人たちとは、早朝イベントでラジオ体操をやったり、運動会で綱引きをしたりと、いつも仲良くやっているんですけど。今度は、ファンの人たちと一緒にバーベキューがしたいです。
藤本:バーベキューっていいね。
木元:ファンとメンバーの絆ってすごく大切だと思うんです。ライブ一つを取っても、ファンの方が盛り上がってくれなかったら成立しないように、みんなで一つのライブを作り続けていくことも「終わらない願い」です。
藤本:私たち、ファンと一緒に楽しむイベントがホント多いんです。以前も、秋葉原を舞台に「かくれんぼ」をやったよね。
武田:鬼になった人(メンバー)が、twitter上へ、今どこにいるのか写真を出すんです。
藤本:それをヒントに、ファンの人たちが秋葉原中を探しまくるんですよ。
木元:秋葉原の街中で悲鳴が起こりますからね。
藤本:メンバーも本気で隠れたり逃げれば、ファンの方も本気で追いかけるから、いつのまにか「かくれんぼ」じゃなくて「鬼ごっこ」になってしまうんです(笑)。あと、新鮮だったのが「スーパーファミコン・イベント」。あえて今の時代にスーファミをやろうということで、「ストリートファイターを」やったりとか。
木元:昔の「マリオカート」をプレイしたり。
――みなさん、世代的にスーファミは…。
3人:通ってないです。
藤本:ファンの方々はみんな真剣なんですよ。だからファンの人たちと対戦するときも、「わたし、初めてプレイするから」と言っても、よくわからない奥義をいろいろ出してくるから、「えっ、何これ?」状態。唖然としてる間にボロ負けしてしまうことばかりなんですけど。でも、ファンの方々はすごく喜んでプレイしてくださってました。
■ キャプテンの藤本結衣、漫画家の池山田剛先生について熱く語り尽くす!!
――C/Wに収録した『You are My Miracle』は、漫画「小林が可愛すぎてツライッ!!」のコミックス最新刊に同梱されるアニメDVDのイメージソングとして起用中です。
藤本:わたし「Sho-comi」の愛読者だったから、小さい頃から池山田剛先生の漫画をずっと読んでるんですね。「好きです鈴木くん!!」とか「うわさの翠くん!!」は、今でも大好きですもん。
木元:まさに、私たち世代が愛読していた漫画を描いてくださってる先生だからね。
藤本:その池山田剛先生が、今回、『Keep on Lovin' You』Type-B用に、paletのメンバーのイラストを描いてくださったんです。もー、こんな幸せなことはないです!!しかも、こんなにも美化していただいて。
――池山田剛先生に6人の姿は、そう見えてるんだよ。
藤本:もぅ、そう言っていただけるだけで嬉しいです!!わたし、この(イラストの)中でも一番可愛い自信があります!!
木元:わたしだって可愛いですよぉ!!
武田:わたし、ウィンクしてるんです。
藤本:わたしもウィンクしてます!!
木元:って言いたくなるくらい、みんなお気に入りなんです。
――「小林が可愛すぎてツライッ!!」も、ずっと読んでいるんですか?
藤本:わたし、コミックスは全部持ってます!!「Sho-comi」自体が、わたしは"女の子のバイブル"だと思ってます。ここから、いろんなトキメキをもらってる女の子は、ホントたくさんいると思います!!
木元:いろんな漫画を読んでてキュンキュンしますからね。
武田:わたし、あまり漫画は読んでこなかったんですけど。でも「小林が可愛すぎてツライッ!!」を読んだら、胸がキュンキュンしました。
――ストーリー展開面でも、女の子ならドキドキしちゃう内容ですもんね。
藤本:そうなんですよぉ。"双子設定"というだけで、わたしは「胸アツ」なんです。しかも池山田剛先生の漫画には、いろんなタイプの男の子が出てくるように、かならず誰かしら好きになるキャラクターの男の子が生まれるんですよ。そういうところも、池山田剛先生作品の大好きなところです。
――この物語、双子の兄と妹が入れ代わり、お互いの学校へ行ったことで、いろんな恋愛騒動が巻き起こり始めます。
藤本:お互いに、入れ代わった先で好きな人を見つけてしまって。後に、入れ代わることを辞めて元の形に戻るんですけど。でも、「また入れ代わりたい」というような恋の騒動が起こっていくんです。互いに「障害のある恋」なんですけど。むしろ、そこに憧れちゃいますよね。
――「障害のある恋」には、やはりドキドキハラハラときめいてしまいます?
藤本:そこが少女漫画らしい展開と言いますか、憧れます。とくにわたし、妄想するのが生き甲斐なくらい大好きだから、今でもよく漫画を読んではいろんな妄想をしています。
わたし、現実の世界でも、漫画のような出会いがないか期待しているんですけど。まず、あり得ないじゃないですか。その現実に、わたしは毎回思い悩み、つらくなってしまうんですね。なので、将来は二次元に行くのが夢なんです。
木元:結衣ちゃんはそういう妄想が多いから、たまに付いていけなくなります。
武田:わたしは現実主義で、妄想はあまりしない人なので、(藤本の)話を聞いてても、よくわからなくて付いていけないことは多々あります。
藤本:よくわからないって…。
武田:(世の中には)そういう人もいるんだなと思いました。
藤本:こういう人もいるんです(笑)。むしろ、現実世界にいるほうがわたしは少ないと思います。だからこの気持ちを理解してくれる人とは、ホント仲良くなれると思う。
――そういう方、世の中にはけっこういると思います。
藤本:ですよね。それとですね、私たち、「小林が可愛すぎてツライッ!!」のコミックスに同梱されるアニメDVDの本編が終わったあとに、「小林が可愛すぎてツライッ!!」について座談会という形のもとでお話をさせていただいてるんですけど。そこでもわたしが一人暴走して大変なことになっていますので、そこも見ていただけたら嬉しいなと思います。けっこう語っていますから(笑)。
■ 『You are My Miracle』は、少女漫画好きなら絶対にキュンキュン胸アツ!!
――『You are My Miracle』の歌詞も、「小林が可愛すぎてツライッ!!」といろいろリンクしているのでしょうか?!
藤本:「小林が可愛すぎてツライッ!!」のテーマになっているのが、「出会えた奇跡」。『You are My Miracle』でも「奇跡の出会い」をテーマにしているようにリンクしています。しかも『You are My Miracle』も、出会いから恋が実るまでの学生の恋愛を物語風に書いているので、少女漫画が大好きな女の子なら、この歌詞を読んでキュンキュンしてくれると思います。わたし自身がキュンキュンしていたように、paletの楽曲の中でもひと際好きな歌詞や歌になりました。
武田:歌詞は、ホントに胸がキュンキュンしちゃいます。それに、ファンの方たちにもすっごく好評な歌なんですよ。
木元:この歌の出だしを、りーちゃん(井草里桜菜)が歌ってるんですけど。あの出だしの歌声と歌詞がすごくマッチしてて大好きなんです。この歌には、各メンバーのソロ・パートも入ってるから、この『You are My Miracle』を聞いてもらえたら、メンバーそれぞれの声の特徴もわかってもらえるだろうし。ずっと応援してくれてるファンの方なら、ハートにズバンッ!!と来ると思います。それくらい、聞いててキュンキュンしちゃう楽曲になりました。
藤本:4月は学校でも新しい出会いの季節だから、学生の方で、こういう恋愛をする人もいるかも知れないですよね。
――むしろ、「小林が可愛すぎてツライッ!!」のコミックスを読んで、paletと出会う人たちも多いんじゃない?
藤本:そういう形でpaletのことを知っていただけるのなら、すごく嬉しいです。ぜひ、原作ファンの方にもpaletの良さをわかっていただけたらなーと思います。paletはガールズ・イベントも開催していたり、女性でも足を運びやすいグループだと思うので、会いにきてくれたら嬉しいです。
■ 結成2周年記念のワンマンでは、もしかしたら……?!
――6月8日(日)には、新宿BLAZEを舞台に「palet 2nd Anniversary Live」と題したワンマン公演も決定しています。
木元:私たち、6月9日が結成の日だから、前日のワンマン公演でちょうど2周年を迎えるんですけど。paletのお披露目ライブを演った場所が新宿BLAZEでした。だから、私たちの原点の地へワンマンで戻って来れるのがすごく嬉しいんです。
2年前の私たちは、歌も踊りもMCも、どれもぜんぜんダメダメでしたけど。あれから2年経って、少しは成長した姿をファンの人たちの前に見せたいです!!
藤本:私たちの成長をたくさんの人たちに示していける、大事な場にもなるからね。
――その日、嬉しい発表はないんですか?
藤本:どーなんだろう? ちょうど一周年ワンマンのときに、メジャー・デビューのお話を、私たちもファンの方々と一緒に聞いたんですね。だから今回も、何かしらのサプライズがあることを、私たちも期待しています……と、スタッフさんに言っておきます(笑)。
――8月には、東名阪を舞台にしたワンマン・ツアー「palet 1st LIVE TOUR 2014~Believe in Your VICTORY~」も決まりました。
武田:私たちも、東京以外でワンマンを演るのは初めてですし。名古屋や大阪の方々でも、きっと初めて出会う方もいると思うから、足を運んだ人たちのハートをゲットできるように、私たちも笑顔を振りまきながらがんばります!!
藤本:今回は東名阪のみだけど、何時かはもっともっといろんな場所へ行けるまでに成長していきたいんですが、まずは3ヶ所のワンマン・ライブを成功させ、ファンの方々に「もっともっと」と求められるように成長していける。そんな夏のワンマンにしていきたいなと思っています。
――楽しみにしています。では最後に、シメのメッセージをお願いしましょうか。
藤本:今の時期、新しいことが始まったりといろいろ大変なこともあるかと思いますけど。『Keep on Lovin' You』や『You are My Miracle』を聞いてストレスを発散していただき、溜まった鬱憤はpaletのライブに来て吐き出してください。きっと素敵な新生活を、そこからまた送っていけると思います。これからもpaletの応援、よろしくお願いします!!
TEXT:長澤智典