声優
AKIBA美少女新撰組メンバーインタビュー

アニメとリアルが交錯する新感覚女性声優ユニット、AKIBA美少女新撰組が月1回ライブ開催! メンバーのAsamiさん・Tomoeさん・Mihoさんにインタビュー

 マルチ新人声優発掘プロジェクト『LOCK ON アニソンコンテスト』が毎月第一土曜日、AKIBAカルチャーズ劇場にて開催中! 『LOCK ON アニソンコンテスト』は4月から始まった声優事務所・ワイスプロダクションによるマルチ新人声優発掘企画で、本格的なステージ上での公開オーディションで話題になっている。そのオーディションと並んで見どころなのが、新人女性声優6人によるユニット、AKIBA美少女新撰組のステージだ。

 近未来の新撰組をコンセプトに、女性声優達が隊士に扮して、歌やダンスなどでパラレルな世界観や物語を表現。アニメ化まで視野に入れた大型プロジェクト。今、ホットな注目を集める中、早くも新メンバー募集もスタート。勢いは増すばかり。そんなAKIBA美少女新撰組のメンバー3人にインタビュー! 気になるメンバーの素顔や、ユニットとステージの魅力、今後の目標など語ってもらった。

――まず4月にAKIBA美少女新撰組としてデビューした感想は?

Asamiさん:私達は元々関西で、自然環境をテーマにした劇団に所属して小学校をまわったりしてメンバー全員付き合いは長くて。そして昨年、AKIBA美少女新撰組のプロジェクトが動き始めてからレッスンを重ねてきて、4月にデビューできて。ステージに上がった時、うるうるしてたし、いろいろなことが頭の中で巡ってました。

Tomoeさん:特にこの3人は付き合いが長くて、これまで一緒に声優の夢を目指しながらも挫折していった子達もいる中で続けてきたら、AKIBA美少女新撰組に抜擢されて。レッスンの中で自分達が日々、成長できていることや、夢に少しずつだけど近づけている実感もありました。そしてデビュー公演で、やっと始まったんだと思えたし、お客さんにパフォーマンスを見ていただけたことが新たなパワーや原動力を与えてもらえた気がします。

Mihoさん:私もステージに上がった時、すごくうれしかったし、感動しました。終演後にも優しい励ましの声もたくさんいただいて。つたない部分はいっぱいありましたが、私達はどこよりもチームワークが強いユニットという自信だけはあって、その深い絆でどんどん成長していけるはずと再認識できました。

――AKIBA美少女新撰組とは?

Asamiさん:私達、AKIBA美少女新撰組はワイスプロダクションの新人発掘プロジェクトの第一弾として新人声優6人で結成されたユニットです。「アニメとリアルがコラボレーションする」というコンセプトで、私達は声優としてAKIBAカルチャー劇場で毎月パフォーマンスをしつつ、今後アニメまで展開していく予定で、私達がそれぞれの役の声も担当します。

Mihoさん:近未来の新撰組という設定で、隊士がすべて女子であることを含め、パラレルワールドで物語が進行していき、ステージで歌う楽曲も隊士達の生き様や想いを描いてます。私達は劇団活動もしているので、迫力のある殺陣やダンスパフォーマンスなどにも注目してほしいですし、バックの映像も歌とリンクしていてエンターテイメントなステージになっています。

Tomoeさん:自分達は声優ユニットなので、声が武器なんですけど、身振り手振りだけでパフォーマンスするシーンもあります。また披露する楽曲も派手なテーマ曲からロック、バラードなどいろいろなタイプがあって。

Mihoさん:カラフルさはアキバらしいのかも。

Tomoeさん:作曲者さんが名曲にインスパイアーされたり、モチーフにしているので、音楽通の方は原曲がわかるかも。

――自己紹介をお願いします。

Asamiさん:AKIBA美少女新撰組で、近藤勇役を担当しているAsamiです。長所は気が長くておっとりしてることと、あきらめないこと。あと情に深くて涙もろいですね。短所はとにかくマイペースで。自分ではしっかりしてるつもりなんですけど(笑)。趣味は海外旅行で、スイス、イタリア、スペイン、オランダなどに行きました。世界遺産や素晴らしい風景を見るのが好きで、自分の中の世界観を広げたり、感性を磨くのにも役立ったかなと思います。

Mihoさん:山南敬助役のMihoです。趣味はショッピングとネイルと、カラオケに行くことです。カラオケは1人でも行って、多い時には週4回とか。アニソンやAKB48など何でも歌いますね。今、ハマっているのはBerryz工房の「付き合ってるのに片思い」です。7年前の曲ですけど(笑)。性格は元気で熱いですね。暑苦しいくらい(笑)。長所は人を笑顔にするところと、サービス精神旺盛なところかな。短所は短気なところと、言葉をちょっと知らないところです。

Tomoeさん:土方歳三役のTomoeです。男兄弟に囲まれて育ったせいか、正義感に厚いところがあって。よく中性的に見られて、『ちびまる子ちゃん』にちなんで、よく友蔵と呼ばれたりします(笑)。でも料理も裁縫も得意ですし、恋愛映画も好きだし。ピンクやレース、ハートとか女の子っぽいものが好きで、普段はいつもスカートと中身は女の子なんです! 特技はトランペットで15年くらいやってて、ギターも趣味でやってます。あとイラストも好きで、日常であったおもしろかったことを4コマに描いたりしてます。

――ではご本人以外のAsamiさん評は?

Mihoさん:超天然ですね。

Tomoeさん:エピソードがいっぱいあり過ぎて。あぜ道を歩いていた時、前からトラックが来て、みんな、よけようとしていたら、目の前をトンボが横切ったら、「待って~!」と追いかけ始めて、危ない目にあったり。キャリーケースを持って私の前を歩いていたらケイタイが鳴って、「もしもし」と出た瞬間にケースから手を離して、私のところに突っ込んできたり。

Asamiさん:だから今年の目標はうっかりをなくすことと周りをちゃんと見ることです。

――次はTomoeさんを。

Asamiさん:ケンカっぱやいですね。問い詰めて劇団の男子を泣かせたり。あと兄弟ゲンカでボウリングのピンを投げたという話も……。

Tomoeさん:正義感が強いだけなんです。それがちょっと行き過ぎちゃってるだけで。

Mihoさん:どMのファンが付きそう(笑)。ただの兄貴肌なんです。

Tomoeさん:女子なのに兄貴肌って! でも男性っぽく見られることが多いですね。ステージ後に、みんながかわいかったと言われる中、私だけ「かっこよかったです。男の人だと思ってました」って。土方歳三役だからうれしいけど、複雑な心境で(笑)。

Asamiさん:男子っぽい服装の時なんて、うちのお母さんが「男性アイドルみたい」ってほれぼれしてたくらい(笑)。

――最後にMihoさんについては。

Tomoeさん:一番しっかりしてますね。ちょっと抜けてるところがあるのはAsamiちゃんと似てるけど。

Mihoさん:Asamiさんほどではないですよ!

Asamiさん:え~っ!?

Tomoeさん:私とAsamiちゃんがメンバーの中では年長ですが、Mihoちゃんが若い子達に指示を出したり、引っ張ってくれて。でもメンバーに気合を入れるために「間髪入れずに」と言うつもりが「間一髪入れず」と言い間違えたり、「新撰組」を「新撰絹」と書き間違えたり。

Asamiさん:頼りがいがあって、おもしろいことをやらかしてくれるので、みんなから「ぱいせん」と呼ばれてます。あと変顔も得意です。

Mihoさん:皆さんにはひど過ぎてお見せできないんですけど。

Tomoeさん:でも私が席をはずして、戻ってきたらケイタイに20枚もMihoの変顔写真が。

Asamiさん:私も「容量がありません」と出ておかしいなと思ったら、Mihoの写真が大量に!

Tomoeさん:もちろん、即削除しましたけど。

Mihoさん:あれはすごく悲しかった(笑)。

――そんな皆さんが声優・役者を目指したきっかけは?

Tomoeさん:私は元々、引っ込み思案でぼそぼそしゃべるような暗い子でした。地声の低さをよくからかわれるのもコンプレックスで。そんな時、『ポケットモンスター』のサトシ役を松本梨香さんが演じていることを知って、声が低い私でも声優になれるんだと勇気付けられて。むしろコンプレックスであるこの声を武器に、『ガンダム』や『エヴァンゲリオン』などのロボットアニメの活発な主人公役を演じられたらというのが夢です。

Mihoさん:幼少期からアニメやマンガが好きでした。『涼宮ハルヒの憂鬱』で、ハルヒ役を演じる平野綾さんの声を聴いた瞬間に「こんなかわいい声を出す人ってどんな人なんだろう?」と興味が湧いて。調べてみたら平野さんはハルヒ以外にもいろいろタイプの違うキャラを演じていたり、音楽活動や舞台など幅広く活躍されていて、声優って素敵なお仕事だなと。中3で養成所のオーディションを受けました。

Asamiさん:ディズニーランドが好きで、私が声優を目指したのもディズニーのパフォーマンスと、ディズニー映画『リトル・マーメイド』のアリエル役の声優さんにあこがれたのがきっかけでした。もちろんアニメも大好きでTomoeと同じく『ポケットモンスター』に夢中になって。松本さんがすごくカッコいいし、『鋼の錬金術師』の朴王路美さんも。男性が演じる男性キャラとは違った魅力があって。

 セリフをひとりで吹き込んで遊んだり(笑)、声優になりたいとずっと思っていたけど、実家が美容室で、親も美容師になってほしいと言われ、専門学校に通って免許を取ったけど、あきらめきれなくて。そんな時、事務所のオーディションを知って、「これでダメならあきらめよう」と受けたら合格できて。母もフォークソングで芸能活動をしていたことがあったので、理解してくれました。でもお父さんはずっと反対してたけど、デビュー前日に「お疲れさん」と声をかけてくれたのがすごくうれしかったです。

――近未来の新撰組をコンセプトにした声優ユニットですが、皆さんの「新撰組」についてのイメージは?

Mihoさん:ドラマやアニメ、ゲームなどで作品化されているのを目にしてきて、カッコイイなと漠然と思っていました。ユニット活動をするにあたって、詳しく調べてみると、一人ひとりに抱えた過去や深い想いがあったり、実際に活動した時間は短くても、濃縮されていて。ただ山南敬助役を演じるのではなく、彼の想いや人生も表現できるように頑張らなくちゃと思いました。

Tomoeさん:これだけいろいろな形で作品化されるということは、たくさんの人が魅力的であると感じるからで。私達は関西出身なので、たまに京都に行くと「あの浅葱色の隊服は映えて、きれいだったんだろうな」と思いをはせたりして。まさか新撰組の中でも好きな土方役を演じることができるとは思っていませんでした。エピソードも豊富だし、写真を見ても「モテたんだろうな」とわかるような。熱さもあって、そこは私らしいかもと(笑)。

Asamiさん:中学生の頃に大河ドラマがきっかけで新撰組にハマった時期があって。私は土方さんが好きだったんですけど(笑)。そこからマンガとか新撰組関連の作品を探してチェックするようになったり、池田屋や太秦に通い詰めて隊士の方に名前をお聞きしたら「名もない隊士です」と(笑)。5年間という短い時間の中で、葛藤を感じながらも自分達が信じた志のために突き進む姿は美しいですんよね。まさか自分が新撰組を題材としたものに参加できることがうれしくて。近藤さんは隊をまとめて、責任感も人望もあるけど、厳しさもあって。

Tomoeさん:私、にぎりこぶしが口に入るから、近藤役は私じゃないかとひそかに思ってた。

一同:(爆笑)

Asamiさん:新撰組だけでなく、攘夷志士についても勉強したので、バックボーンもステージ上で出せて、歴史好きの方にも共感してもらえたらいいなと思っています。

――AKIBA美少女新撰組のステージで、個人的にここを注目してほしいという点は?

Mihoさん:まずはメンバー全員で歌い踊るOP曲「誠一筋~無情~」ですね。山南さんは私とNaoちゃんのWキャストなんですがデビュー公演で、2人で歌えたのがうれしかったし、今度もお見せきたらと思います。毎回、組み合わせが変わったり、まったく同じステージではないのでそこも注目してほしいですね。

Tomoeさん:私のソロ曲「誓いの夜に」はムード歌謡っぽいので、会場の雰囲気が変わりますね。演歌っぽい照明で客席後方から出てきたらビックリされましたから(笑)。

Asamiさん:私のソロ曲「雪が舞う」では、バックが雪化粧した帝都で、月がふんわり浮かんだり、照明もすごくこだわって。その素晴らしいマッチングに、私自身も感激しました。新撰組は5年間という時間の中で、仲間達が己を信じて突き進みましたが、私達もいろいろな苦難の中で共に叱咤激励し合っているところは重なって。近藤さんと気持ちをリンクさせながら歌っているので、じっくり聴いてほしいです。

――最後に皆さんへメッセージをお願いします。

Tomoeさん:歌やダンス、アクションにトークなど、見たら絶対に元気になれたり、素敵な夢が見られるステージになっています。私が歌うムード歌謡など、ここでしか見られないものがいっぱいです。また私にしかられたいという方もぜひ会場へ(笑)。

Mihoさん:個性あふれるメンバーで、一人ひとりの個性を活かしつつ、AKIBA美少女新撰組を魅力的に感じていただけるように、歌にダンスに頑張っています。常に前よりも次のステージが成長しているように、意見を出し合いながらも一丸となってステージを作っていますので、私達の情熱や想いをリアルに感じに来てください。

Asamiさん:ずっと夢見ていたステージに立てましたが、毎回お客さんの温かい応援や声をいただいて、感謝の気持ちをステージで伝えたいという気持ちでみんなパフォーマンスしています。新撰組という素晴らしいテーマを、私達なりに精一杯、歌とダンスで表現していますが、その中で何かを感じ取ってもらえたらうれしいです。まだまだ発展途上ですが、これからのAKIBA美少女新撰組を……。

Asamiさん・Tomoeさん・Mihoさん:よろしくお願いします!

■第5回LOCK ON アニソンコンテスト
《日時》2014年8月2日(土) 17:30開場 / 18:00開演
《場所》AKIBAカルチャーズ劇場
     東京都千代田区外神田1-7-6地下1階
《参加費》3,000円(税込)※入場チケット2枚付き
《入場料》2,000円(税込)※参加者の入場料は不要です。
《参加者内容》アニメソング1曲披露(コンテストは1コーラスを予定)
※毎月第1土曜日に開催、AKIBA美少女新撰組のライブもあり

AKIBA美少女新撰組 新メンバー公開オーディション
【第1回】2014年8月2日(土) 18時開演予定
 第1次選考(書類審査)締切:2014年7月25日(金) 必着
【第2回】2014年9月6日(土) 18時開演予定
詳細は下記URLへ。
http://www.wise.ne.jp/ssgod.html


>> AKIBA美少女新撰組公式サイト
>> LOCK ON アニソンコンテスト

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