未経験でも応募OK！　夏休みに挑戦したい、シナリオライター、イラストレーターへの近道「フロンティア・クリエイターズプロジェクト」とは？【クリエイター編】

フロンティアワークスが運営している「フロンティア・クリエイターズ・プロジェクト」、略して「FCP」。『三千界のアバター』などを始めとした多くのソーシャルゲームで活躍できるこのプロジェクトは、「絵を描くのが好き！」、「シナリオを書いてみたい！」という18歳以上の人なら誰でもチャレンジできる、商用デビューへの近道として話題となっている。

前回は、運営担当の方にお話を伺ったが、今回は実際にFCPで活躍中のイラストレーター・TOH．さんへインタビュー。平日は普通に働いており、副業としてこのFCPに参加しているとのこと。イラストを描くのが大好きでたまらないというTOH．さんに、FCP の参加のきっかけ、そして魅力を伺った。

▲イラストレーター・TOH．さん

　

■ 好きなことを気軽に仕事にできる環境なので、これからも続けていきたい！

――イラストを描き始めたきっかけは何ですか？

TOH.さん：物心ついた時からずっと描いていました。とにかく絵を描くのが好きでたまらない子どもでしたね。幼稚園の時は、普通に女の子やお姫様を描いていて、小学校高学年や中学生になると、自分が好きなアニメのキャラクターを描いたりするようになりました。なのできっかけがあったというよりは、気が付いたら描いていたという感じです（笑）。

――FCPに参加する前に行っていた、イラストに関する活動はありますか？

TOH.さん：『ディスガイア』や『.hack』などの二次創作をして、HPにアップしたり、同人即売会に出したりしていました。同人であっても、自分のイラストが「作品として多くの人の手にとってもらえるというのは、やはり感動的でしたね。

――FCPに参加したきっかけは？

TOH.さん：自分のペースで副業として始められる、というところに魅かれました。普段は本業がありますし、商業だとどうしても先方の都合に合わせないといけないので、仕事をしながらというのはなかなか難しいのですが、このFCPは自分で受注数を決められるので、私でも始められる、と思いました。

――今までにFCPで発注を受けて描いた数は？

TOH.さん：『蒼空のフロンティア』と『三千界のアバター』合わせて200～300枚くらい描いています。最近は公式でイラストを描かせていただくことが増えたり、雑誌や別のゲームのお仕事もいただいたり、本業の方も忙しかったりであまり数は描けていませんが、時間を作って描ける限り描いていきたいです！

――FCPでの仕事のやりとりはどういった流れなのでしょうか？

TOH.さん：『三千界のアバター』では「個人ページ」というのがあって、そこで受注します。自分が描ける枚数を指定して受付を開始すると、ユーザー様からオーダーが入ります。そのオーダーに沿ったイラストを描いて納品するという流れです。納品されたイラストはサイト内で誰でも見られるので、そこから私のイラストを気に入って発注して下さる方も多いです。

▲FCP参加で変化するTOH．さんのタッチ。

　
■ 自分のペースで、お金を貰いながら無理なくスキルアップ！

――1日の仕事量はどれくらいですか？

TOH.さん：平日は普通に働いているので、休みの日がメインです。休みの日は、だいたい1日4～8時間くらい描いています。自分の生活スタイルに合わせて、無理のないように好きに調節しているかんじです。

――実際、FCPの仕事をしてみてどうでしたか？

TOH.さん：とても楽しいです！　『蒼空のフロンティア』では、物凄くたくさんのユーザーさんから発注いただいて、非常にやりがいがあります。最近では募集をして1時間で120件も発注があって抽選になってしまったりもして、発注希望を出してくれた方には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、嬉しさとやる気もでますね。要領やコツも掴んできましたし、作業工程を工夫することで、クオリティーアップと共に執筆速度もアップしたと思います。やっぱり、受けた仕事は、できるだけ早く、手を抜かずにお届けしたいと思って描いている感じです。

――イラストの仕事で、どれぐらいの収入がありますか？

TOH.さん：このFCPのお仕事自体は、金額的には決して高くないと思います。でも、私は本当に好きで描いていますし、ユーザーさんの求めるイラストを描くことで、自分のスキルアップに繋がっていると感じています。本当に描くのが好きな人、スキルアップしたい人は、「自己投資のために参加する」くらいの感覚でチャレンジしてほしいですね。私自身、そうやって続けてきた結果として、「大勢の方が私の絵を見て評価してくれたこと」、そこから「別の仕事へとつながっていく
嬉しさ」になってます。お金以上に、自分の可能性を広げるプラスアルファの大きいお仕事だと思っています。

――イラストレーターとして、これからどんな仕事をやっていきたいですか？

TOH.さん：イラストレーターとしての仕事の中心は、これからも無理なく続けられる『三千界のアバター』でやっていきたいと思っています。せっかくたくさんの方に自分の絵を認めていただけているので、時間の許す限り様々なイラストを描いていきたいですね。

　
――これからFCPでの活躍を目指す人にメッセージをお願いします

TOH.さん：FCPに参加して感じることですが、お互いへの理解がある中で、屈託のない意見が届くことは、クリエイターにとって本当に幸せなことだと思います。でも言い換えると、こういった環境に身をおくのは、本来なかなか難しいことだとも感じています。FCPには、そんな難しい環境が絶妙なバランスでしっかり根付いているのが、一番の魅力なのではと感じています。
まずはFCPで下積みをして、いろんなイラストに挑戦して下さい。ユーザーの方々からたくさんの反応を直接貰えるため、自分の気付かない意外なところが評価されたりと、ただ絵を描くだけでは味わえない喜びがきっとあります。また、頑張ればいろんな人の目に留まる可能性もあり、さらにイラストを描くことが好きになるのではと思います。私もまだまだレベルアップしていきたいと思っているので、ぜひ、一緒に頑張りましょう。

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