10月29日発売のBLドラマCD『快感ソーダ』に出演の佐藤拓也さん、岸尾だいすけさん、阿部敦さんに直撃インタビュー!!　「いろいろな意味で、大変気持ちのいい収録でした」(岸尾さん)

　電子書籍で配信されると、その過激さと意外なストーリー展開で“究極のラブトライアングル・ストーリー”として大人気の漫画『快感ソーダ』(原作・刹那魁／「B's-LOVEY COMICS」よりコミックス刊行)。

　素直でやや天然な主人公・久我浄之、久我の幼なじみであり実は彼のことが好きなヤンデレ・滝原竜平、滝原のクラスメイトで滝原の話によって久我に興味がわいた長谷部宮城、という3人が繰り広げる「ソーダ」を絡めたストーリーは読みごたえ抜群。

　そんな人気漫画がドラマCDとなって、2014年10月29日にリリースされる。久我浄之役に佐藤拓也さん、滝原竜平役に岸尾だいすけさん、長谷部宮城役に阿部敦さんを配した豪華な布陣だ。そこで今回、収録現場で3人にインタビューをしてきたのでお届けしよう。

――まずは、収録を終えての感想をお聴かせください。

佐藤拓也さん(久我浄之役／以下、佐藤)：久我くんは純真で、素直で、いい意味でバカなので、すごく楽しくやらせていただきました。僕以外の2人がとてもかわいらしい人たちだったので、久我くんが「3人一緒にどうにか付き合えないかな」と口にするシーンも、どこか納得してしまいました(笑)。どちらかを選ぼうではないところが彼らしいですし、「3人でいたい」と思える彼がうらやましく思えるような場面もあったりして、とにかく楽しい収録でした。

岸尾だいすけさん(滝原竜平役／以下、岸尾)：3人で！　というところに驚きを隠せなかったです。衝撃的でした(笑)。何しろキャストもキャラクターもこの3人しかいませんでしたしね。これはセリフの分量が多いな……と思いましたが、少人数の収録でしたのでキャラクターをつかんでしまえば何の問題もなく、スピーディーに収録を終えることができました。何しろ2人は一流の声優ですし、僕は超一流の声優ですから。スタッフさんもビックリするくらい、順調に進みました。収録の内容について触れるとすれば、いろいろな意味で大変気持ちのいい収録でした(笑)。結構いろいろなものを入れたり、入れられたりしてますけど、ソーダは初体験でした。ソーダが出ただけでよかったです。

一同：(笑)。

阿部敦さん(長谷部宮城役／以下、阿部)：岸尾さんもおっしゃるように、少人数収録ということで1人1人のセリフ量というのはかなりありましたが、キャラクターが自分の想いを語るシーンも多かったですし、心の動きがわかりやすかったですね。3人でのかけあいがおもしろかったなという印象があります。そういえば途中で亀甲縛りが出てくるのですが、それをどう声で表現しようかなと悩みました(苦笑)。だって縛ったことないですからね（笑）。こんな感じかなぁと思いながらやらせていただきましたが、いかがだったでしょうか？


――「3人で」というところが本作のポイントだと思いますが、3人で絡むというのはいかがですか？　大変でしたか？

佐藤：自分がされているときはいいんですけど、3人で絡んでいるときに自分以外の2人で盛り上がられちゃうと置いてけぼりにされている気がして、さびしくて、どうにか混ぜてもらえないかなぁと常に考えています……って何言ってんだろ!!(笑)

岸尾：佐藤くんは今回のドラマCDのことだけじゃなくて、プライベートでのことを言ってるの？

佐藤：違いますよ!!　ドラマCDのことですよ！(笑)　久我くんが、仲が悪いと思っている2人をどうにか仲良くさせようとがんばっているのに、そういうことも関係なく2人で盛り上がっていたので「何？　どういうこと!?」って思って収録中、切なくなったというだけです。すみません。今、久我くんになりきっちゃってました(笑)。

岸尾：それを言うなら滝原なんて、久我と長谷部がいい感じになっちゃって、置いてけぼりというか残念な感じになっちゃってたよ(苦笑)。テクニカル的な部分の話をすると、自分のターンじゃないところは若干控えめに声を出さないと2人の邪魔になってしまうので、そこは超一流として考えながら参加しましたね。存在を忘れられない程度に息を入れつつ、でもそれが邪魔だと感じられないように、ごく自然に……。そういうところで超一流らしさを出しました。

阿部：長谷部くんが割と物静かで、いかにも受なんですけど、途中で攻守逆転します。1人だけどちらの属性も持っているキャラクターだったので、逆転する瞬間はとても楽しかったです。


――印象的だったシーン、聞きどころについても教えてください。

佐藤：個人的には竜平くんが自分の思い通りにならなくて、もだもだしているところがツボでした。強がっているところがまたかわいくて……そこが印象に残っています。

岸尾：タイトル通り「ソーダ」をアイテムとして使うシーンです。また肉体的なものだけではなく、3人が普通に話しているときのお芝居の絡みとか、滝原としてはつっこみ役だったので、つっこみの鋭さをぜひ聞いてほしいなと思います。

阿部：先ほども言いましたが、攻守逆転するシーンです。「お前、意外とそういう奴だったんだ！」と驚きました。3人のなかで一番読めないキャラクターだと思うんですよ。物静かだし、あまり物事を語らないタイプなので……。素直な受かなと思いきや意外とそうでもないし、特殊技能も持っているし、じつは何をしでかすか一番わからないキャラクターです。ですので、もし続きがあるとしたらその辺も踏まえてのお話があったらいいなと思います。


――なかなか過激なシーンの多いドラマCDですが、聞く際の注意点などはありますか？

佐藤：よい子はまねしないでね？　ということでしょうか(笑)。

岸尾：ご家族の前では聞かない方がいいと思います。あと、ソーダは飲みながらでもいいと思います。

阿部：亀甲縛りをやるときは、きちんとプロのところで学んだ方がいいと思います。人命にかかわると言いますからね。


――ありがとうございました。最後にドラマCDの発売を待つファンへのメッセージをお願いいたします。

佐藤：キャストもキャラクターも3人しかいない作品です。物語が進むにつれてどんどん変化していく3人の空気感や息遣いを、ソーダを飲みながら楽しんでいただければ何よりです。

岸尾：ソーダの新しい飲み方を提唱した斬新なドラマCDになっています。でも、彼らはプロだからできる技です。斬新な飲み方ですが、よい子はまねをしないように！　そこを念頭に置きつつ、みなさんは普通にソーダを飲みつつ、「プロはこんな風に飲むんだ～」と興奮していただけたらと思います。また、おまけストーリーで滝原の意外な特技が明らかになります。でも、ただ得意なだけじゃないところがいかにもこの作品らしいので、そちらもお楽しみにしていただければ何よりです。

阿部：3人という少ない人数ならではの、密度の濃さみたいなものが非常に出ている作品です。会話やそういうシーンにも出ていますし、特殊なものもいろいろと出てきますので、原作片手に楽しんでいただければうれしいです。ぜひ聞いてください。

＜ドラマCD「快感ソーダ」商品概要＞
【商品名】ドラマCD「快感ソーダ」
【発売日】2014年10月29日発売予定
【定価】本体 3000円＋税
【品番】FFCL-0009
【発売元・販売元】フロンティアワークス
【出演】
久我浄之：佐藤拓也
滝原竜平：岸尾だいすけ
長谷部宮城：阿部敦
【店舗特典】
アニメイト：刹那魁先生描き下ろしコミック収録小冊子
アニメイトオンラインショップ：上記＋ジャケットイラスト使用Ｌ判ブロマイド
ステラワース：刹那魁先生描きおろしイラスト使用２Ｌ判ブロマイド
コミコミスタジオ：刹那魁先生描きおろし漫画ペーパー
キャラアニ：オリジナルＬ判ブロマイド（既存イラスト使用）
セブンネット：セブンネット限定ブロマイド（既存イラスト使用）
とらのあな：オリジナルブロマイド（既存イラスト使用）
※絵柄は全て異なります。

＜関連サイト＞
>>ドラマＣＤ「快感ソーダ」公式サイト
>>ドラマＣＤ「快感ソーダ」公式Twitter
>>B's-LOVEY COMICS 公式サイト
>>【コミック】快感ソーダ
>>【ドラマＣＤ】快感ソーダ