小林幸子さんがMCを務める『ボカロ生活(仮)』収録後インタビュー

小林幸子さん、畑亜貴さん、遠藤ゆりかさんが“姉妹”になりボカロを語る!? 『ボカロ生活(仮)』収録後インタビューをお届け!

 ついに“ラスボス”が、ボーカロイド業界に降臨せり! 10月12日(日)の21時からスマートフォン向けの放送局『NOTTV3』で始まる『ボカロ生活(仮)』。本番組のMCを務めるのは、アニソン作詞家で知られる畑亜貴さんと、アーティストとしても活躍するボカロヲタ声優の遠藤ゆりかさん、そして“ラスボス”と称される小林幸子さんの“3姉妹”! 長女のラスボス幸子を中心に、同居する姉妹が最新ボカロ情報を発信していきます。

 また、番組内のコーナー“幸子の部屋”では、毎回人気のボカロPをゲストに呼び、小林さんが対談! 記念すべき初回のゲストは『初音ミク -Project DIVA- f』のテーマソングをkz(livetune)さんと手掛け、最近ではテレビ東京系のシチュエーションコメディドラマ『ウレロ☆未体験少女』で、声優の内田真礼さんが歌うテレビ番組の楽曲を提供したことでも知られる、“八王子P”さん。音楽活動やプライベートを、小林さんが根掘り葉掘り聞いていきます!

 アニメイトTVでは、そんな番組の初回収録現場におじゃまして、収録後に番組の総合演出を務める印南貴史さんと、3姉妹のみなさんからお話を伺いました!

●ラスボスの“毒”を、畑さんと遠藤さんが制する!?
――本日初収録を終えた『ボカロ生活(仮)』ですが、そもそもどんなことを行なう番組なのでしょうか?
印南:小林さん、畑さん、遠藤さんを3人の姉妹にして、キッチンのダイニングの中で、ボカロにまつわる話をするコーナーと、ボカロPさんを呼んで小林さんがお話する“幸子の部屋”というコーナーを行なう、トーク番組です。昔、『やっぱり猫が好き』という番組があったのですが、あの番組のような何気ないトークの中に、おもしろさ、喜びがあり、のんびりと楽しめる番組にしたいと思っています。

小林:設定がおかしいですよね。最初にお話を伺ったときは、てっきり「母親役だろうな……」と思っていたのですが、なんと姉妹なんですから(笑)。

――番組のお話を伺った時には、小林さんとボカロという意外な組み合わせに驚いたのですが、今回企画に至った理由は何だったのでしょうか?
印南:今年でボカロは20年、『初音ミク』というキャラクターがリリースされてからは7年以上が経過し、かなり成熟したコンテンツとなりました。このタイミングで、今年に行われた夏のコミックマーケットに初めて小林さんが参加されたということを聞いて、「これは、新しい形でボカロという物を紹介できる最後の切り札になるのでは?」と思ったのです。そこで、説得を試みたところ「おもしろいことならなんでもやると」とおっしゃって頂き、この番組が決定しました。

――では、姉妹役として畑さん、遠藤さんが起用された理由は何だったのでしょうか?
印南:畑さんに関しては、以前別の機会にご一緒させて頂いたこともあり、小林さんの“毒”を制するには、アニソン界で大活躍していて、毒に負けない天真爛漫さを兼ね備えた畑さんしかできないと、お相手をお願いしました。

小林:ちょっと、私毒じゃないですよ(笑)。

畑:あはは(笑)。

印南:ただ、ふたりだけだと“危ない”ので……。

小林:どういう意味かしら?(笑)

印南:失礼しました(笑)。暴走しがちなおふたりを制御する、もとい全体の流れをまとめるという意味で、新人でお若いのですが、トークに長けた遠藤さんに、番組進行を進行していただこうとオファーを致しました。

遠藤:本当に恐れ多いです……。

畑:無理矢理“姉妹”という設定なのですが、3人の年代が全然違うので、ひとつの話題でも話の切り口が異なるのがおもしろいですよね。

小林:ボカロというひとつの話題で、年代によって考えかたや感じかたが大きく違うのが驚きでした。ボカロを知ってもらうには、本当にすばらしい番組になったと思います。あの、番組の中でやった、アレ。おもしろかったですよね。ほら、自分の歌詞を入力したものを、こう……うまく説明してあげて、遠藤ちゃん!

遠藤:あ、はい!

一同:(笑)。

遠藤:第1回目の放送では、『ボカロネット』というアプリケーションを使ってお話をしています。これは、自分の作った歌詞を4行入力して、声の性別やトーンを決め、曲調を入力すると、自動的にボカロの楽曲にできるというもので、とても楽しかったです!

小林:流石! 本当に遠藤ちゃんはうまくまとめてくれます(笑)。番組内では、そのソフトを使って3人がそれぞれの曲を作ったのですが、本当に大盛りあがりで、しまいには私達が勝手に「番組のテーマソングを作ろう!と言い出して、曲を作ってしまいました(笑)。あの曲、実際に使うことになったんですよね?

印南:決まりましたね(笑)。ジングルとして番組中に使用します。

小林:ものすごくいい曲に仕上がりましたよね。作曲ができない人でも、歌詞だけつくれれば、世界で1曲だけの曲ができてしまう。今の時代って、こんなにもすごいことができるんだと驚きました。

遠藤:ボカロに興味があっても「難しいから作れない!」という人にとって、簡単につくれるのは魅力的ですよね。

畑:……あっ、これ、私たちのお仕事が減ってしまうんじゃないですか!? ヤバイ!

一同:(笑)

●ボカロPの“異業種”ぶりに小林さんも驚き!
――以降の放送でも、いろいろなアプリやソフトを使っていくのでしょうか?
印南:そうですね。そのほかにも、大学で研究されている技術や、ネットで話題になっている物などを、実際に見に行って確かめるようなコーナーも企画しています。

小林:それは楽しみですね! 60年前から音楽の業界にいる私にとって、過去の自分では信じられないことが今の時代では実現できるんだと驚くばかりです。今回、ゲストとしてお話を伺った八王子Pさんも「音楽産業はここ10年でものすごくかわった」とおっしゃっていました。最先端にいる彼の世界だけでも大きく変わってるのですから、現代は勢いが違いますね。

――小林さんは、これまでボカロPと呼ばれる方とお話したことはなかったのでしょうか?
小林:まったくありません。そもそも、ボカロPという物を最初はよくわかっていなかったので、存在を知ったときには「黒うさP? Pってなに!?」と感じで、混乱してしまいましたね(笑)。なので今日は、八王子Pさんにお会いするのを、とっても楽しみにしていました。

――実際にお話をしてみていかがでしたか?
小林:同じ音楽の世界に居るにも関わらず、私達とは完全なる異業種ですよね(笑)。収録では、八王子Pさんの仕事場を見せてもらうこともできたのですが、あの部屋の中で、すべてひとりで作ってしまうというのは、私にとっては信じられないことでした。“幸子の部屋”では、これからもゲストにボカロPさんをお迎えしていくので、みなさんがどうやって曲を作っているのかお話を伺うのをとても楽しみにしています。

――どんなお話があったのか楽しみです。それでは、最後に放送に向けた意気込みをお願いいたしましす。
遠藤:末っ子役として参加している、遠藤ゆりかです。まさにしく“大物”なおふたりと並ぶと聞いて、今日まで本当にドキドキして仕方がありませんでした。そんな緊張して望んだ第1回目、おふたりとも気さくに話してくださり、のんびり、和やかな雰囲気の番組にできたと思います! これから、末っ子ながらがんばっていきますので、ぜひご覧いだければうれしいです!

畑:次女役、そして中ボスを担当する、畑亜貴です。私も、最初にお話を伺ったときには「えぇっ!? 戦う前から負けているんですけど!」と驚きでしたが、ラスボスの小林幸子姉さんとバトルできる滅多にない機会だと思い、参加させて頂きました。今日は、すごく刺激になりましたし、楽しかったです。みなさんには、そんな“刺激”を放送で伝えていきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いします!

小林:いま、おふたりが言ってくれたことがすべてでございます。

畑:ちょっと姉さん(笑)

小林:あっはっは(笑)。こんな風に、先ほどお会いしたばかりのおふたりにも関わらず、ものすごく仲良くなれて驚いています。本当に、今日はおもしろくて、次回の収録が今から楽しみで仕方がありません。『ボカロ生活(仮)』は、ボカロを熟知している方も、そうでない方も、すべての人が楽しめる番組になったと実感していますので、はやく皆さんに見て頂きたいです!

印南:お三方の“バトル”で生まれれるドキュメンタリーを中心に描くため、1時間で台本がたった7ページしかないという、ほぼほったらかしの状態の収録でしたが、終わってみれば大変おもしろい内容になったと思っています。これから毎月放送がありますので、どんどん熟成させ、いずれはこの番組から、新たなムーブメントを起こしていけたらうれしいです。

畑:あっ、私、この番組でひとつだけやりたいことが! ぜひ、電飾を背負ってみたいです!

遠藤:私もやりたいですそれ!(笑)

小林:いつでもご用意させて頂きますよ(笑)。

遠藤:そしたら、私が小ボス、畑さんが中ボス、そして小林さんがラスボスですね!

一同:あっはっは(笑)

<<番組情報>>
【番組名】
『ボカロ生活(仮)』(読み:ぼかろせいかつかっこかり)
【初回放送】
2014年10月12日(日)21時~  @NOTTV3
【放送時間】
毎月第2週日曜21時(60分枠/録画番組)
【出演者】
=MC=
小林幸子、畑亜貴(アニソン作詞家)、遠藤ゆりか(ボカロヲタ声優)
=10月のゲスト=
八王子P
【制作会社】
株式会社メディア総合研究所
【番組内容】
突如始まった“ボカロファン3姉妹のボカロな生活”。姉妹構成は、長女・小林/次女・畑/三女・遠藤 の3姉妹。長女のラスボス幸子を中心に、同居する姉妹が最新ボカロ情報を発信! 東京ゲームショーやニコニコ町会議、そしてコミケで話題となった小林幸子のミニアルバムなど、最新ニュースを凝縮してお届け! ボカロハウスで “歌い手&作詞家&ボカロP” といった天才達が巡りあい、どんな化学反応が飛び出すか!? すでに「コラボ楽曲を作りたい」といった熱い話まで持ちあがり始めた!

<<第1回放送見どころ>>
【都内某所、ダイニングでお茶をすする3姉妹。 突然、『番組ジングルをボカロで制作』 のムチャぶりが】
「私たち、“姉妹”って設定らしいですよ。」と、ギコちない始まりから、まずはお互いの呼び方を決めることに。そして、3姉妹の最初のお仕事は、なんと、『番組ジングルをボカロで制作』すること! 歌詞を入力すればボカロ曲が作曲される“ボカロネット(YAMAHA社)”を使った3人の力作はどんな仕上がりに!?

【“ラスボス降臨”の裏側、そして新ユニット結成!?】
夏コミケでボカロ曲をカバーしたミニアルバムを手売りして話題となったラスボス・小林幸子。その舞台裏を2人の妹・畑と遠藤が根掘り葉掘り。 ニコ生・町会議で披露したライブステージも交え、“ラスボス降臨”をガッツリお届け! ジングル制作で結束を高めた3姉妹は、“ユニット「三本の矢」でコミケに出るぞ”と意気込み始める!!

【『泣ける歌詞を書いて!』】
「最近話題となるボカロ曲は“暗い”曲が多いのでは!?」と、3姉妹は歌詞分析を始める。 シンガーソングライター・畑の深~い分析に一同うなづいたところで、またしても『泣ける歌詞を書いて!』のムチャぶりが。しかし、即興で書かれた畑の歌詞は、あまりにクオリティが高すぎた!!

【『幸子の部屋』へようこそ! 初回ゲストは、八王子P】
ボカロPやDJなど多様な音楽活動で人気の八王子Pのは、ニコ生イベントなどでラスボスとも共演してきた。 そんな八王子Pの音楽活動・プライベートを、母の目線、ボカロ初心者の目線、そして独特の幸子目線で、質問攻めで大盛り上がり! そして最後には、「曲をプロデュースして!」と言い始めてしまった!!

>>『NOTTV』公式サイト

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