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『わーなびっ.jk』ピクチャードラマDVD発売記念イベントレポ

三上枝織さん、照井春佳さん、徳井青空さん、楠田亜衣奈さんのインタビューも! 『わーなびっ.jk』ピクチャードラマDVD発売記念イベントレポート

 毎週金曜日に更新中の、“ゆとり教育”最終世代の女子高校生の日常を描いたスタジオディーンオリジナルWEB 4コママンガ『わーなびっ.jk』。本作のピクチャードラマDVD発売を記念した先行イベント「わーなびっ.jkピクチャードラマDVDゆるゆる、ゆっとり☆スペシャルトークイベント」が2014年9月13日(土)にアニメイト秋葉原にて行われた。

 出演者は、三上枝織さん(高槻もらる役)、照井春佳さん(とりい裕美役)、徳井青空さん(柳沢あみ役)、楠田亜衣奈さん(佐々中むつ役)、江口菜子さん(主題歌、挿入歌担当)。同日3回行われたイベントのうち、3回目の模様とイベント終了後のインタビューをお届けする。

●会場一体となって楽しむ朗読劇!

 登場した三上さんの「皆さん元気ですか?」との呼びかけに、観客は「うぇ~い!」と返事。これが3回目の方向性を決することに。照井さんは「こんにちわーなびっ!」という挨拶で盛り上げ、続く徳井さん、楠田さんもその挨拶を活用していた。

 まずは、キャスト4人による朗読劇「みんなで夏祭り」。夏祭りを舞台に、受験生なのに遊んでいてカリカリするむつ、お気楽なもらるとあみ、マイペースに食べまくる裕美など、個性溢れる4人の楽しい掛け合いが披露された。

 裕美が屋台でもらった食べ物を「あ~ん」しあう場面では、壇上でキャスト同士が“エアあ~ん”をしたり、もらるの無茶ぶりが炸裂したり面白い展開が続出。アドリブで会場に呼びかけると返事は「うぇ~い!」であり、会場一体となって楽しむ朗読劇となった。

●「1回会ったらみんな友達。それがゆとり!」(楠田さん)

 イベント後半はトークコーナー。今回のピクチャードラマDVDについては、「ほぼアニメだよね」とみんな絶賛。内容について聞かれると「もらるが迷惑かけすぎ(笑)」「そこがもらるちゃんの魅力だよ」などとツッコミ&フォローが飛び交う。

 今後の希望としては、「みんなで旅行する話が見たい」と徳井さん。会場に同意を求めると返事はもちろん「うぇ〜い!」。ついには、「『うぇ〜い!』ってゆとりっぽいよね(笑)」と言われる始末で、楠田さんからは「1回会ったらみんな友達。それがゆとり!」という名言(?)まで飛び出した。

 続いて、『夏の思い出』についてトーク。3回目では照井さんが仕切ることになったのだが、「で、では……夏といえば……」と不安いっぱいな様子。「夏といえば海、海といえば青いですよね。青いといえば地球。地球に生まれてきて良かったと思うことは?」という予想外の球を投げて会場中をびっくりさせる。

 さらに、「もし火星に生まれたらどうしますか?」とレベルアップした質問が飛ぶ。三上さんへは「ブラックホールってご存知ですか?ど◯でもドアとブラックホールどっちが欲しいですか?」と質問。たじたじの三上さんは「この状況がブラックホール」と逃げ、困った時には観客の「うぇ~い!」で乗り切っていた。

 イベントラストには、VOCALOIDの蒼姫ラピスの声も担当している江口さんが挿入歌「STAY of SUMMER」を可愛く爽やかに歌い上げた。歌唱前の照井さんからの「地球に生まれて良かったことは?」攻撃には、「こうやって皆さんに会えたことです」という綺麗な答えで反撃していた。

 最後の挨拶でも「うぇ~い!」が連発。ノリの良さと一体感を楽しめる『わーなびっ.jk』らしいイベントとなった。『わーなびっ.jk』関連イベントとしては、10月12日(日)、13日(月・祝)に徳井さんが書き下ろした特製ポストカードのお渡し会が開催される。さらなる展開をみせる『わーなびっ.jk』に今後も注目だ。

●イベント終了後インタビュー

――イベントの感想をお願いします。

三上:作品について語ったり、そこから派生していろいろな話題になったりと、3回とも楽しい時間でした。前回のイベントに来た人もいれば新しく来た人もいて、作品の広がりを感じて嬉しく思いました。

照井:改めてこの作品はファンの方に支えられているなと感じました。皆さん優しく温かくて、3回とも楽しくてすごく幸せな時間でした。皆さんがもっと『わーなびっ.jk』を好きになって、もっともっとこの作品で会える機会が増えたら嬉しいです。

徳井:ピクチャードラマになって動いているのが本当に嬉しかったので、それをいち早く皆さんと分かち合えて良かったです。朗読劇では4人の掛け合いや、アドリブでお客さんを巻き込むのがすごく『わーなびっ.jk』らしくて。お客さんと私たちの関係性もゆるゆるゆっとりとしたイベントだったと思います。

楠田:3回ともあっという間で、お客さんがすごく温かかくて楽しかったです。ドラマCDからさらにパワーアップした『わーなびっ.jk』が見られてすごく嬉しかったですし、もっともっとたくさんの人に知っていただけたら嬉しいなと思います。

江口:私はこのような作品イベントに出演させていただくのが初めてでしたが、皆さんに優しく迎えていただき本当に幸せです。『わーなびっ.jk』は4コマ漫画連載当初から見ていてキャラクターも大好きなので、作品ファンとしてもすごく幸せな時間でした。


――ピクチャードラマDVDの感想や見どころをお聞かせ下さい。

三上:ドラマCDだった作品が、ピクチャードラマというよりもアニメとして動くのを見ることが出来て夢のようです。皆さんの応援とスタッフの愛によってここまで進んできましたので、ころころと表情が変わる彼女たちと、ぬるぬる動くシーンをぜひ見てもらいたいなと思います。

照井:ドラマCDや朗読をやらせていただいて、私たちの頭の中で彼女たちは生きていたんですけど、実際に動くのを見て感動しました。楽しそうにしている彼女たちがなんて魅力的なんだろうって。個人的なオススメは、最後の方でむつちゃんがすごく可愛かったところです。動画サイトにアップするシーンも4人がすごく動いているのでぜひ注目してくださいね。

徳井:みんなが動いているのを見られて本当に嬉しいです。この子はこういう動きや表情、しぐさをするんだなと分かり、次に演じる時にはこうした方が彼女らしくなるかも、とも感じました。綺麗な空とみんなの爽やかな半袖の制服は懐かしい感じもあって、夏にぴったりな作品になったと思います。

楠田:絵の綺麗さはぜひ見て欲しいです。淡い色合いはアニメで表現するのが難しいと思うのですが、繊細なタッチで描かれていますし、表情もころころ変わります。むつたちが携帯で動画を見るシーンでの動画もすごく綺麗に動いていて、細かいところにもスタッフさんの愛を感じました。

江口:私は挿入歌の作詞と歌唱を担当させていただいたので、ぜひ注目してもらいたいです。個人的に好きなシーンは、裕美ちゃんがすっごい可愛い歩き方をしているところです。エンドレスでずっと見ていたいというぐらいの可愛さなのでオススメです。


――挿入歌の聴きどころや作詞のエピソードなどはありますか?

江口:この曲は夏を感じてもらいたいです。作詞は必死でしたが、“ゆとり世代”をテーマに4人が荒川の土手を歩いているのをイメージしながら、ファミレスで書きました(笑)。作曲のU-skeさんもすごく『わーなびっ.jk』が好きとのことで、頑張って作りましたのでぜひ聴いて欲しいです。


――ちなみに、最近“ゆとり”だと思えた事や行動はありますか?

照井: (イベントの3回目で)司会をやらせていただいた時、ゆとりなことをしたなと思いました(笑)。予想以上にびっくりされてしまったので、もっと司会を頑張ります!

三上:「うぇ〜い!」と、ノリとテンションで乗り越えようとしている感じはゆとりですよね(笑)。


――今回のイベント自体がゆとりだったということですかね。

三上:え〜! 真面目に全力で楽しいを届けようと思って、魂を削ってやっていたんですよ(笑)。

楠田:ゆとりは悪いことじゃないので、こういうゆるゆるふわふわなゆっとりしたイベントもありなんじゃないかな(笑)。

徳井:ゆとりの人たちは「地球のみんながフレンズ」みたいなイメージだったんですけど、今回のイベントはお客さんと楽しくワイワイ出来て、世界中がフレンドだと感じられて、ゆとりっぽいなと思いました(笑)。


――とても本作らしいイベントでしたね。それでは最後にメッセージをお願いします。

三上:久しぶりに『わーなびっ.jk』のイベントをすることが出来ました。10月にはお渡し会がありますし、その後もさらに前に進めたらいいなと思いますので、その力になれるように私自身も頑張ります。

照井:イベントタイトルにあるように“ゆるゆるゆっとり”とした、ファンの方と一緒にそういう空間を味わえるこの作品がとても好きです。お渡し会も楽しみですし、その先もどんどん続いていくことを願っています。ぜひゆるゆるゆっとりと応援よろしくお願いします。

徳井:ゆるゆるゆっとりとした温かいイベントが出来て楽しかったです。朗読劇もとても楽しくて、またあみちゃんを演じてみんなで掛け合える機会があったらなと思っています。これからも応援よろしくお願いします。

楠田:こうしてピクチャードラマになったのは、本当に皆さんの応援のお陰です。もっともっと『わーなびっ.jk』の輪が広がったら、きっと世界が平和になるんじゃないかな(笑)。ゆとりは悪いイメージがあるかもしれないですが、いい意味でのゆとりをお届けしていきたいです。次はテレビアニメ化かな?(笑)

江口:大好きな作品に携わらせていただけて本当に幸せです。またこうやって携わらせていただけるように一所懸命頑張りますので、ぜひ応援していただけたらと思います。

◆商品概要
新譜名:「わーなびっ.jkピクチャードラマ ~ゆるゆる、ゆっとりムービー大作戦!!~」
内容:DVD約30分
・クチャードラマパート&アニメパートのハイブリッド作品
・ボーナストラックに初のフルキャストおしゃべりセッション・テーマは「友達と過ごした夏の想い出&今年の夏は何して過ごす??」
一般発売:2014年9月14日、アニメイトにて

<楽曲>
主題歌:「あいわなびぃ」
 作詞/江口菜子 作曲/U-ske mix/せろ
 歌/蒼姫ラピス&江口菜子
予価:3,500円(税抜)
☆新曲収録☆
「STAY of SUMMER」
 作詞/江口菜子 作曲/U-ske
 歌/蒼姫ラピス&江口菜子
※タイトル2作目である本作では挿入歌として収録

◆作品情報
「いつもよりすこしずれてる」
“ゆとり教育”最後の世代の女子高校生たちが3年生に進級し、将来を選択する重要な時期を“ゆとり世代”ならではの行動で過ごす毎日。彼女たちが発する一瞬のきらめきが、ゆるくゆるく展開されていきます。

【あらすじ】
私立の女学校に通う高校三年生の女子高生、ポジティブ暴走タイプの高槻もらる、消極的控えめタイプのとりい裕美、理想追求勢い優先タイプの柳澤あみ、保守的で現実的タイプの佐々中むつ。“ゆとりある日常“を送ってきた彼女たちにも将来を選択する時が来た。彼女たちの夢と未来は彼女たちの”ゆとりさ”にかかっている!? 目指せカリスマ〇〇〇〇!?

【主な登場人物&キャスト】
高槻もらる(たかつき もらる):三上枝織
 高校3年生 ポジティブ暴走タイプ
とりい裕美(とりい ゆみ):照井春佳
 高校3年生 消極的控えめタイプ
柳澤あみ(やなぎさわ あみ):徳井青空
 高校3年生 理想追求勢い優先タイプ
佐々中むつ(ささなか むつ):楠田亜衣奈
 高校3年生 保守的で現実的なタイプ

【スタッフ】
監督・コンテ・演出 高橋知也 (「電脳コイル(助監督))「緋色の欠片(演出)」「キルラキル(演出)」他)
脚本 高山カツヒコ (「アルドノア・ゼロ(シリーズ構成)」「ささみさん@がんばらない(シリーズ構成)」他)

【コミカライズ配信日】
毎週金曜日 スタジオディーン公式サイトにて無料配信
http://www.deen.co.jp/


>>わーなびっ.jk(ニコニコ静画)公式サイト
>>Studio DEEN(pixiv)
>>スタジオディーン公式Twitter
【推奨ハッシュタグ:#わなび】


(C)d助・StudioDEEN/高橋知也
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