コスプレ
豊島区長や社長もコスプレ!?「池袋ハロウィンコスプレフェス」レポ

池袋の街をコスプレイヤー達が埋め尽くした「池袋ハロウィンコスプレフェス」一日目をレポート!

 2014年10月25日、池袋のサンシャイン通り周辺一帯をコスプレイヤーの方々が埋め尽くしたイベント「池袋ハロウィンコスプレフェス」の一日目が開催された。当日は多くコスプレイヤー達が池袋に集い、終日盛り上がりを見せていた。今回はこのイベントの開会式を始め、行われていたイベントの模様などをレポートしていこう。

■登壇者はまさかのコスプレで登場! その完成度には誰もが驚いた!?

 まずは池袋駅東口前の広場にて開会式が行われ、豊島区長で池袋ハロウィンコスプレフェスの名誉実行委員長の高野之夫氏、株式会社アニメイト代表取締役社長の阪下實氏、豊島区国際アート・カルチャー都市プロデューサーで、株式会社ドワンゴ取締役CCOの横澤大輔氏が登場。

▲左から阪下實氏、高野之夫氏、横澤大輔氏

▲左から阪下實氏、高野之夫氏、横澤大輔氏

 まずは横澤氏から、今回のイベントの経緯が説明され「元々コスプレイヤーの集まる場所を池袋に作りたいと考えていまして、区長とアニメイトさんと我々ドワンゴが主催として今回、実現に至りました。初めてのイベントにはなりますが、海外にも負けない日本の良さ、そして池袋の良さというのをこの「池袋ハロウィンコスプレフェス」から発信していきたいと思います」と話した。二年という長い構想期間を経て、今回開催に至ったイベントだと明かす場面もあった。

 そして豊島区に本社を構えて30年となるアニメイトの阪下氏は「今年の三月からアニメイトでは“acosta!”というコスプレイベントを定期的に開催しています。これは豊島区や地元の皆様のご協力のお陰で開催する事が出来ています。本日のハロウィンコスプレを境に、多くの人にカラオケを楽しむような感覚でコスプレを楽しんで貰いたいと思っています。少しでも日本のサブカルチャーを、豊島区とともに世界に発信できればと思います」とコメントした。

 
 そして気になるのは、御三方のコスプレ姿。高野氏は『サイボーグ009』の島村ジョーのコスプレに身を包み、石ノ森章太郎や数多くの有名漫画家が住んでいた「トキワ荘」が豊島区にあるということで、このコスプレを自ら選んだと話されていた。

 
 阪下氏は『魔法科高校の劣等生』から“十文字克人”のコスプレで登場。このコスプレを選んだ理由について聞かれ「十文字克人は魔法科高校を全て守っています。私は出来る限りイベント、コスプレ、アニメファンを守り続けて行きたいという意味を込めて、この服装を選びました」と話した。なんと髪の毛のセットには2時間も要したらしく、その完成度は文句のつけようが無いほど高かった。

 
 横澤氏は『鬼灯の冷徹』の主人公である“鬼灯”のコスプレ。社員の方からずっと似てると言われていて「やるなら本気で似せてやろう」という意気込みの元、今回この衣装をえらんだという。その言葉の通り、原作から飛び出してきたかのような限りなく本物に近い完成度での登場には、報道陣からも驚きの声が漏れていた。

 そして、高野氏から開会の言葉があり「池袋ハロウィンコスプレフェス」がいよいよ開幕となった。

 その後、質疑応答があり、来年のこのイベントの開催と2020年のオリンピックについて聞かれた高野氏は「今日の開催がスタートだと思っているので、今後も継続して続けて行きたい。オリンピックでは、海外の方たちが池袋に行ってみたいと思わせられるような街づくりを皆様と一緒にやっていきたいと思っています」と語り、今後の開催にも前向きな様子だった。高野氏には、他にもコスプレについての質問がされ、生まれて初めてのコスプレに「少し恥ずかしい」とコメントしていた。

 同日、池袋に新たにニコニコ本社をオープンしたドワンゴの横澤氏には「まだサブカルチャーに馴染みのない池袋の人達へ何を伝えていきたいか」という質問がされ、「ドワンゴはネットとリアルの融合で新たなエンターテイメントを作って来ました。その集大成が“ニコニコ超会議”だと思うんですけど、今回ニコニコ本社が池袋に立ち、日本のサブカルチャーを発信できるような力を持つためには、豊島区の行政や色々な企業とスクラムを組んで、アニメやゲーム、そして新しい日本のサブカルチャーの聖地となるようなことをやっていきたいと思っています」と話し、新たな意気込みが話された。

 最後に「今後池袋で開催したいイベント」を聞かれ、阪下氏は「年一回のハロウィンコスプレイベントの他にも、また違った形のイベントも行っていきたいと考えています」とコメント。横澤氏は「ライブなど親和性の高いコンテンツをコスプレフェスに持ってくると面白いんじゃないかなと考えてます。今回は一回目なのでライブなどはありませんが、来年再来年に向けて、そういうことができればいいなという構想はあります」と話した。それを聞いた高野区長も行政としてバックアップしていく事を語り、実現はかなり現実的な話になりそうだ。

■サンシャイン通りを占拠しての盛大なパレード!

 「池袋ハロウィンコスプレフェス」では数々の催しが、サンシャイン通りを中心にその周辺各所で行われていた。サンシャイン通りのド真ん中にはレッドカーペットが敷かれ、好きな作品の仲間を見つけられるように、ジャンルごとに分けされたスペースを設けた“コスプレギャザリング”や、コスプレイヤーなら誰でも参加できる“フリーステージ”など様々なイベントが行われたが、中でも特に目を引いたのはサンシャイン通り60をコスプレイヤーの方々が歩く“コスプレパレード”だ。開始がアナウンスされる頃には、サンシャイン通りのガードレール脇には見に来た方々でギッシリ! 普段コスプレイベントなどに参加しないような客層の方も、携帯のカメラを構えてパレードを撮影する姿はこのイベントならでは。

 パレードが始まると、バリエーション豊かなコスプレイヤー達がサンシャイン通りを大行進。観客に手を振りながら歩いたり、キャラクターになりきって歩くなど、人によって色々なパフォーマンスで観客を沸かせていた。そして観客の列はパレードの終わりの方まで続いていて、その中をコスプレイヤーが歩くという光景は、ここ以外ではなかなか見ることが出来ないだろう。

 そんなイベントも多く行われたこのイベントだが、イベント以外でも池袋の色々な場所にフォトスポットが設けられ、コスプレイヤーの方達はそこで撮影会を行っていた。そんなコスプレイヤーの方達のフォトレポートは、また別の記事でお届け致しますのでお楽しみに!

■池袋ハロウィンコスプレフェス
【開催日】2014年10月25日(Sat)26日(Sun)
【開催場所】池袋・東口エリア

>>「池袋ハロウィンコスプレフェス」公式サイト


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