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谷山紀章さんがNBA中継にゲスト出演! 放送後インタビュー

谷山紀章さんがWOWOWのNBA中継にゲスト出演! 放送後インタビューでNBAの魅力、『黒子のバスケ』への意気込みを語る

 10月末から開幕した『NBAバスケットボール』をWOWOWがお送りしているが、11月15日のレイカーズVSスパーズの試合中継のゲストに谷山紀章さんが登場!

 今回はごひいきのレイカーズ、大好きなコービー選手出場でテンションMAX! そんな興奮冷めやらぬ中継後、直撃インタビューを敢行! 今シーズンの見どころや決勝予想、来年1月から始まるTVアニメ『黒子のバスケ』への意気込みなどを語ってもらった。

■ごひいきチーム、大好きな選手出場、好カードに大興奮!
──WOWOWのNBA中継へのゲストは4回目ということですが、今回はごひいきチームのレイカーズ、好きなプレーヤーのコービー・ブライアントも出場。対戦相手は2013-2014シーズンのチャンピオン、スパーズということでテンションも高かったのでは?

谷山紀章さん:そうですね。でもしょっぱい試合でしたね、TVでは言えなかったけど(苦笑)。レイカーズがなあ……コービーが疲れ過ぎですよ。2年のブランクがあって、試合勘を取り戻すために開幕から8試合出ずっぱりでしたからね。しかもシュートをバンバン打ちまくりで、得点も取りまくっててたから疲れが出たのかな。ヘッドコーチがどんなバスケがやりたいのかもハッキリしないし。とにかくスパーズの強さが際立った試合でしたね。

──第3クォーター途中までは7点差と踏ん張っていましたが、終盤から第4クォーター序盤で一気に引き離されたのが痛かったですね。

谷山さん:何とか追走していたけど、試合終了まで続けられないところが選手層の薄さで、チーム力もまだまだということなんでしょう。解説の中原雄さんもおっしゃっていましたが、レイカーズはディフェンスがザルなんですよね。ちょっとツライですね。

──試合は80-93でレイカーズ敗戦と残念な結果に終わりました。

谷山さん:この結果は想定の範囲内でした。勝てるわけないなと思っていたから。1勝8敗の最下位だけど、それよりもレイカーズに明るい兆しが見えてこないことがショックでした。スパーズもスタートダッシュは2勝3敗と出遅れたけど、3連勝で5勝3敗にしたのはさすがですね。強い! 前シーズンのNBAファイナル第4戦のスパーズVSヒートを見た時、歴史上に残るくらいのクォリティの高いプレーで圧勝して、「これはどこも勝てない」と思わされたけど、その時と同じような、美しく、強いバスケでした。

──Mr.レイカーズ、コービーのプレーはいかがでしたか?

谷山さん:良くも悪くも自分で全部やろうとして負担が大きいんですよね。しかも労苦をいとわずプレーする人だから心配だし、怖いんです。このチーム状況を考えると自分がやらなきゃと思うのはわかるけど、得点を取ろうと思えばいつでも取れるだけの選手なのに、今日はフィールドゴール1本だけの9得点というのは重症なのかな。

──谷山さんもごひいきのチームの試合ということで、かなりのめり込んで見ていたようで。

谷山さん:なるべく公平に見たほうがいいのかもしれないけど、ある程度はいいかなと。

──第4クォーターでの意気消沈ぶりも……。

谷山さん:スパーズのオフェンスが圧倒的で、3ポイントシュートも立て続けに決まって「もうやめて~!」「勘弁して~!」とつい口から声が(笑)。昨シーズンまでスパーズでアシスタント・アスレティックトレーナーを務めていた山口さんからもお話が聴けたのは貴重だったし、楽しかったです。 

■NBAフリークの谷山さんが語る今シーズンの注目ポイントと決勝カード予想を発表!
──さてNBA 2014-2015シーズンが10月末から始まりましたが、谷山さんが注目しているポイントを挙げていただけますか?

谷山さん:まずはスパーズが初の連覇なるかですね。そしてそのスパーズが属するウェスタンカンファレンスは強豪がひしめいていて、どこが抜け出すのか。レイカーズは99%無理ですけど。イーストは、我がレイカーズから移籍したパウ・ガソルがフィットしたブルズかな。あとレブロンが復帰して、ラブ、アービングの新ビッグ3を擁するキャバリアーズもうまくいけばファイナルいけるかもというポテンシャルがあります。そして現在、ブルズと同率首位のラプターズの躍進が本物なのか? ですかね。

──ここでファイナルのカードを予想していただけますか?

谷山さん:ずばりスパーズVSブルズでしょうね! だいぶ堅いですけど(笑)。今日の試合を見るとプレーオフの7戦でスパーズに勝ち越せるチームは思い浮かびません。今シーズンの僕の一押しは西のウォーリアーズ、東のブルズなんですけど。ウェスタンのロケッツも強くなってきていてファイナルに来るかもしれません。

──WOWOWでは11月24日にNBA関連のドキュメンタリー3本が放送されますが、谷山さんも楽しみなラインナップでは?

谷山さん:僕にとって史上最高のプレーヤー、マイケル・ジョーダンや、チャールズ・バークレーやジョン・ストックトンなどをビッグスター達がドラフトされた84年のドキュメンタリーは気になりますね。またヒートを4年連続でファイナルに導いて、今シーズンから最初に所属していたキャバリアーズに戻ってきたレブロン・ジェイムスのインタビューもおもしろそう。彼の心境も聞いてみたい気がする。コートにいると1人だけ違う質量という感じがするとサンキュータツオさんも言ってましたから。あんな筋肉の固まりが素早く動いて、ゴムまりのように飛び跳ねて。キングたるゆえんというか。ジョーダンを見た時も1人だけ違うスポーツをしているような感覚でした。

──過去の偉大なプレーヤーの映像を見たりすることは?

谷山さん:今でもよく見ますよ。ピチっとした短パンでもジョーダンはカッコイイなとか、ストックトンは生涯、短パンを変えなかったなとか(笑)。今の時代に全盛期のマイケル・ジョーダンがいたらどうなるんだろうとよく妄想します。ジョーダンも全財産を投げうって現役時代に戻れるなら迷うことなくするって言ってましたから。数百億円あるはずだけど(笑)。そんな偉大なプレーヤー達のドキュメンタリー映像を見る機会はなかなかないので、お見逃しなく! 僕も楽しみです。


■『黒子のバスケ』でもNBAのゲストが役立った!? GRANRODEOのOP曲もカッコイイ仕上がり
──バスケットといえば、TVアニメ『黒子のバスケ』の第3期が来年1月から放送されます。

谷山さん:氷室辰也君はプレーヤーじゃなく、もはや解説にまわっていて(笑)。でも出番があるのはうれしいです。氷室君は知的で聡明なイメージがあるので、彼の発言にどう説得力をもたせられるかは僕の手腕にかかっているので、きっちり解説しようと思っています(笑)。NBA放送のゲストに呼んでいただいているおかげで、プレー解説も理解したうえでしゃべれるのでかなりプラスになっています。

──OP曲もGRANRODEOが担当するんですよね?

谷山さん:『黒子のバスケ』のOP曲をやらせてもらうのは、もう5曲目ですよ! またアッパーなすごいナンバーで、僕自身も気に入っています。早く皆さんの元にお届けしたいです。そして来年2月から始まる全国ツアーにも遊びに来てください!

■超人達が狭いコートでひしめき、驚がくのプレーが見られるNBAを要チェック!
──谷山さんにとって理想のバスケットやプレーヤーは?

谷山さん:マイケル・ジョーダンです。彼以上の最高のプレーヤーは僕の中では現れることはないだろうとあきらめの境地に近いかも。チームでは前シーズンのファイナルのスパーズのチームバスケットですね。スーパースターが個人で打開していく華やかさがないからおもしろくないという声もあるけど、スパーズの存在がNBAの各チーム色を際立たせている気がするし、対スパーズに挑むという図式も、個人技が勝つ瞬間などもおもしろいと思います。

──そして谷山さんにとってNBAとは?

谷山さん:マイケル・ジョーダンを見た時の衝撃、『スラムダンク』ブームと相まって、完全にどハマリして、NBA観戦はライフワークというか、なしでは考えられないものになっています。たぶん一生見るんじゃないかな。

──では最後にNBAの魅力をご紹介していただけますか?

谷山さん:跳ぶ、走る、投げるなどの身体能力のトップレベルのアスリートの集まりで、狭いコートの中で躍動するスポーツなので、すごさがわかりやすいんですよね。人間技ではないような。ダンクやアングルブレイクとか。だからシンプルに驚けるし、得点もバンバン入って派手だし、コートと客席が近過ぎるくらい近い一体感と興奮とか、スポーツエンターテイメントとして最高だと僕は思っています。

 バスケットマンガやアニメを見たことがあっても、NBAの試合を見たことがない人は一度見てほしい。作品で描かれているプレーのすごさが改めてわかると思うし、作品ではわからなかったバスケットの素晴らしさもわかるし。それで作品を見れば、より深く楽しめると思います。しかもWOWOWさんでは1週間に5試合も放送しているという。本当にいい時代になったなと。アニメやマンガ、そしてNBAと網羅してバスケットをめいっぱい楽しんでください!

◆◆WOWOW『 NBAバスケットボール』 番組情報◆◆
★『NBAバスケットボール 』をWOWOWでは毎週5試合生中継!
★11/24(月・休)はNBA関連のドキュメンタリーを3本放送!
NBAドキュメンタリー ドクターJ 史上最高の芸術家 11/24(月・休)午後2:30~【WOWOWライブ】
「ドクターJ」の愛称で、NBA史上屈指の名選手とされるジュリアス・アービング。並外れた跳躍力から繰り出されるダンクシュートはまさに芸術品。彼の感動ストーリー。

NBAドキュメンタリー 華の84年ドラフト 歴史に刻んだ伝説の黄金世代 11/24(月・休)午後4:00~【WOWOWライブ】
マイケル・ジョーダン、チャールズ・バークレー、ジョン・ストックトンなど、多くのスーパースター選手を輩出したNBA伝説の「華の84年ドラフト」を追う。

NBA現役最強の男!レブロン・ジェイムス インタビュー 11/24(月・休)午後5:20~【WOWOWライブ】
ヒートを4年連続ファイナルに導き、優勝も2回経験した「キング」こと、L・ジェイムス。さまざまな最年少記録を打ち出し、数多くの個人賞を手にしてきた軌跡を振り返る。

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