仮面ライダー3号を演じる及川光博さんが出演の喜びを語った『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』キャスト発表会見レポート！

2015年3月21日から公開される、仮面ライダーシリーズ最新映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』。本作では、原作の石ノ森章太郎が当時連載していた漫画版「仮面ライダー」に登場した幻のライダーである「仮面ライダー3号」が映像作品に初登場する。しかしその正体は、悪の秘密結社ショッカーが裏切り者である1号と2号を抹殺するために生み出されたダークライダーだった。未知の戦士「仮面ライダー3号」の登場に、仮面ライダーの歴史が狂いだす。

　そんな本作で、仮面ライダー3号を演じるキャストが今回のイベントで発表された。気になるキャストは、自身も子供の頃から仮面ライダーに憧れていたという及川光博さん！　本稿では、及川光博さんと仮面ライダードライブの竹内涼真さんが登場し、映画の見所などを語った発表会の模様をお伝えしていきます！

■ 念願の仮面ライダーに、現場ではしゃいでしまった!?

まず、舞台上には現在放送中の『仮面ライダードライブ』で主人公の泊進ノ介役を演じる竹内涼真さんが登壇。これから発表される仮面ライダー3号のゲストについて「とても格好良い方ですよ！」と期待感を煽るコメントを話した。ここで、仮面ライダー3号を演じる及川光博さんがステージに登場！　今回の映画では主題歌も歌われるということで、会見のつい一昨日前に完成したという主題歌と共に登場した。

ここからは質疑応答コーナーへと移り、まずはオファーが来た時の感想を聞かれた及川さんは「子供の頃は仮面ライダーごっこもやっていましたし、竹内くんと同じ年齢の頃は特撮関係のオーディションも受けたりしました！　なので夢が叶った瞬間でしたね」と念願の仮面ライダーへの出演だったことを明かし、感激の様子だった。撮影時の様子を聞かれると、及川さんは「仕事なので、なるべくはしゃがないようにしていたんですけど……」と話すと、竹内さんから「でも、はしゃいでましたよね？（笑）」と突っ込まれる一幕も。やはり、憧れの特撮映画への出演には大興奮だったそうだ。

そして本作ではライダースーツを着ての撮影もあったということで、撮影時のエピソードを聞かれると「スタッフさんもライダー愛にあふれる方が多くて、ライダースーツを着て出た時はスタッフだけの撮影会になっていました」と語り、竹内さんも「本当に格好良くて、僕も後ろのほうで撮影会に参加していました」と話していた。

　
■ 仮面ライダー３号の変身シーンは、何度も見返したいワンシーン！

司会者から「ここまでバレる事無く今日を迎えられましたね」と話をふられると、「すいません！正直に言うと、実は何人かには我慢できずに言ってしまいました！」と明かした及川さん。その明かした友人の一人には、過去にライダーマンのスーツアクターとして仮面ライダー作品に参加した事もある唐沢寿明さんという事も話され、唐沢さんは及川さんが出演することを聞いた時「なんだよ！　予定が空いていれば俺もライダーマンで出たのに！」と話していた事も明かされた。

仮面ライダー3号は、仮面ライダードライブと同じく「車に乗る仮面ライダー」ということで、及川さんの後ろには愛車の”トライサイクロン”が展示されていたのだが、ここで及川さんからトライサイクロンのカラーリングについて話され「1号、2号が乗っていたサイクロン号がモチーフとなっているんですが、色を再現するために調合したりして近づけているんです！」と明かされた。このどこか懐かしい配色のトライサイクロンの活躍は劇場で確認しよう！

この他にも好きなライダー作品を聞かれた及川さんは『仮面ライダーV3』を挙げ、俳優としてのルーツも仮面ライダーV3を演じた宮内洋さんだと話していた。

最後は二人に映画の見どころが聞かれ、竹内さんは「二台の車が激闘レースをするところです！　迫力という面ではやっぱりバイクより車のほうがあるのかなと思います」とコメント。及川さんは「見所というよりかは、自分が何度も見返したいと思う所は自分の変身シーンです！」と話し、竹内さんも「本当にカッコ良かったですよ」と話していた。「変身もベルトも昭和テイスト満載」との事なので、劇場公開の際にはコチラにも注目していきたいところだ。

　
■スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号
2015.3.21(SAT)ROADSHOW

【原作】石ノ森章太郎 八手三郎
【脚本】米村正二
【監督】柴﨑貴行
【配給】東映

>>映画公式サイト