舞台「戦国無双」安西慎太郎さんインタビュー【前編】

「全力でぶつかることが大切」――舞台「戦国無双」関ヶ原の章真田幸村役に挑む、安西慎太郎さんインタビュー【前編】

 2015年5月2日からシアター1010にて上演される舞台「戦国無双」関ヶ原の章に、真田幸村役で出演する安西慎太郎さんをクローズアップ! インタビュー前編では、デビューに至るきっかけからこれまでの主な出演作について語っていただきました。

 
●きっかけは高校3年生の時に観た映画――

――そもそも安西さんが俳優を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

安西慎太郎さん(以下、安西):高校3年生の時に観た映画『ギルバート・グレイプ』を観まして、そこでディカプリオの演技に衝撃を受けたのがきっかけでした。共演していたジョニー・デップも良いんですけど、ディカプリオが素晴らしかった。僕も「自分の芝居で観ている人たちに何かを与えられる存在になりたい!」→「だったら、役者になるしかないでしょ!」って思い込んでしまいまして(笑)。


――高3というと、ちょうど進路を考える時期ですよね。そこから一念発起して、専門学校に通ったり、事務所のオーディションを受けたりしたのでしょうか?

安西:いえ。僕が通っていた高校の学科がパフォーマンスコースだったので、もともと芝居やダンスを学んでいたんです。事務所の方が公演を観ていてスカウトされました。

――パフォーマンスコースに通っていたということは、もともとエンターテイメント業界には興味があった?

安西:いえ。高校入学時はずっと保育士になりたかったんですよ。子供が大好きなんです。僕が通っていた高校に入学したのは、見学しに行った時に生徒がみんな生き生きとしている姿が印象的で、この高校に通ったら毎日楽しい充実した学校生活が送れそうだなって思ったのがきっかけでした。


――それから事務所に所属し、初仕事は?

安西:2012年に上演された『コーパス・クリスティ 聖骸』という舞台でした。もう稽古場に入って何をしていいかわからないところから始まって(笑)。まずは挨拶して、その後どうしよう!?って。そんな僕に、この舞台の主演もある事務所の先輩の渡部豪太さんがいろいろ教えてくださったんです。芝居の面はもちろん、舞台以外のこともたくさん教わりました。


●テニミュを通して身も心も強く成長

――初舞台を踏んで得たものは何でしたか?

安西:演出家が青井陽治さんだったのですが、僕が言葉では表せないような知らない演技の世界観を持った方。僕が何も知らないだけなんですが、これまで感じたことのない特殊な演出と特殊な指導方法……なんて言うんだろうな。特にすごいなって思ったのが、誘導方法。「こうやって演じてほしい」という青井さんの理想とする芝居まで、少しずつ言葉で持っていくんです。それに、役者陣のお芝居大好き感が伝わって来るすごく熱いカンパニーでした。「お芝居が好き」って当たり前だけど、すごく大事なことだなって改めて思うようになりました。それは今でも僕の中にあることで、上手い下手ではなくてまずは全力でぶつかることが大切だと思っています。


――その後2013年12月からは、ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンの白石蔵ノ介で広く名前を知られるようになりましたよね。

安西:『テニミュ』(ミュージカル『テニスの王子様』)はとにかく公演数が多く、僕が演じた白石蔵ノ介は四天宝寺中の部長という役柄もあって、チームをまとめなきゃという気持ちもあったので、最初は不安でした。今まではまずは自分自身のことだけを考えていれば良かったのが、この時は周囲にも目を向けなければならなかった。自分も全力で頑張りつつ、どうしたら周りが付いてきてくれるか考えていましたね。

 70公演もあるので、体力勝負ということもあって、1公演終わるたびに体がフラフラ。毎回120%の力を出して挑んでいたので、心と体のバランスを取るのがすごく大変でした。70回同じ芝居をすることってスゴイこと。大きな芝居の変更はできないけれど、毎公演レベルアップしたものは見せていきたい。そんな想いで、ドリライ(ミュージカル『テニスの王子様』コンサートDream Live 2014/2014年11月神戸ワールド記念ホール&さいたまスーパーアリーナで開催)までやり遂げた時は、身も心も強くなった気がしました。

――チーム感が大事な作品だから、周囲にも支えられたのでは?

安西:「自分が引っ張っていかなきゃいけない!」という立場だったんですけど、ほぼチームメイトに支えられていた気がします。四天宝寺は明るいキャラクターばかりだけど、だからこそ作品における立ち位置が難しいなとも思いました。僕自身も暗いのは苦手でみんなで明るく楽しいほうが好きなんですけど、白石蔵ノ介は色気のあるキャラクターだったので色気を出すのに苦労しました(笑)。


――そして現在、舞台『ドン・ドラキュラ』の初日直前!

安西:実は初日開けるまで、僕の役どころを言えなくてですね(笑)。唯一言っていいのがSF研究会の部員というだけ。演出の徳尾浩司さんの作品は「まずはお客さんに観てもらってから」というスタイルらしいんです。作品自体は、ドラキュラの視点から見た人間社会の物語。基本はドタバタコメディで、友情あり、親子愛ありの楽しい作品です。主演の(橘)ケンチさんはオンオフをしっかり切り替える方で、明るくてコミュニケーションを取りながら、とてもメリハリのあるカンパニーになっています。

――5月2日から始まる舞台「戦国無双」関ヶ原の章で真田幸村を演じますよね。特技が殺陣ということで期待が膨らみます。

安西:……いえ、今回は槍なので今まで僕がやってきた刀とはまったく勝手が違って(笑)。初めて槍でアクションをやった時に「こんなに難しいんだ!」って驚きました。得物の長さも違うし、得の部分の持ち替えが細かくて混乱します。刀だと片手でできるけど、槍は両手を使ったり、持ち替えたりする時の手が複雑で初めてまだ1週間だけど、苦戦中です。これは相当頑張らなくちゃな!


[後編へ続く]

<舞台「戦国無双」関ヶ原の章>
◆日程:2015年5月2日(土)~5月7日(木)
◆劇場:東京・シアター1010 (東京・足立区)
◆脚本・演出:吉谷光太郎
◆原作:「戦国無双」シリーズ(コーエーテクモゲームス)

◆出演:
真田幸村役:安西慎太郎 真田信之役:小沼将太 石田三成役:植田圭輔/直江兼続役:五十嵐麻朝 藤堂高虎役:秋元龍太朗 大谷吉継役:和田雅成/伊達政宗役:安川純平 片倉小十郎役:鮎川太陽/加藤清正役:小野一貴 福島正則役:早乙女じょうじ 島左近役:山沖勇輝 稲姫役:紗綾/雑賀孫市
役:金子昇/

声の特別出演 松方弘樹

アンサンブル:平野勇樹 反橋宗一郎 Kan ユーキ 阿部直生 橋本顕 山田諒
仲田祥司 池田謙信 名取隆晃 浅井雄一 金森啓斗 白柏寿大 真嶋真紀人

◆主催:舞台「戦国無双」製作委員会
(ポリゴンマジック/マーベラス/テレビ朝日ミュージック/サンライズプロモーション大阪)

◆タイムテーブル
2(土) 18:30
3(日) 12:30 18:30
4(月・祝) 12:30 18:30
5(火・祝) 12:30 18:30
6(水・祝) 12:30 18:30
7(木) 14:00

◆チケット価格:一般席 6,500円(税込)
◆チケット取扱い:イープラス/ローソンチケット/CNプレイガイド/チケットぴあ
◆チケット発売: 絶賛発売中
◆チケットに関するお問合せ:公演事務局 0570-200-889(10時~18時)
◆公演に関するお問合せ:ポリゴンマジック 03-6447-4186 (平日10時~17時)

>>舞台「戦国無双」関ヶ原の章公式サイト公式サイト
>>舞台「戦国無双」関ヶ原の章公式サイト公式Twitter

(C)コーエーテクモゲームス All rights reserved. (C)舞台「戦国無双」製作委員会 All rights reserved.
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