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『大井町クリームソーダ』発足までの物語は、まさに青春ドラマ!

入江玲於奈さん、西山宏太朗さん、谷口悠さんによる『大井町クリームソーダ』発足までのエピソードは、まさに青春ドラマ!

 2015年10月18日(日)、東京の演劇ライブハウスである池袋GEKIBAで、エンターテイメント集団『大井町クリームソーダ』による公演“天使のお仕事”が開催されました。今回の記事では、関係者向け公演を取材してきたので、そのレポートや、公演後に行ったインタビューを掲載します。

 本題に映る前に「一体全体、『大井町クリームソーダ』とはなんだ?」という読者も多いと思うので、少し前説。そもそも『大井町クリームソーダ』とは、声優の入江玲於奈さん、西山宏太朗さん、谷口悠さんが「面白いこと、楽しいことをひたすら追求する」するために結成した集団です。

 公式ブログで2015年の7月に発足が発表されて以来、沈黙を保っていた『大井町クリームソーダ』ですが、それから約3カ月後に実施された本公演で記念すべき第1回公演を達成。続く、11月9日(月)からはアニメイトTVで冠ラジオ番組“大井町クリームソーダのシュワシュワオーバーフロー”の配信もスタートしており、今後の活動にも期待がかかります。


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■ 笑いどころ満載。それでいて、リアルな本気の“お芝居”

 さて、前説を終えたところで、そろそろ本題となる大井町クリームソーダpresents“天使のお仕事”の話へ移りましょう。本公演はそのタイトル以外、ほとんどの前情報がなく、取材をする筆者でする「ここで何が行われるのかよくわからない」という不思議な状態で足を運ぶことになりました。

 入り口で受付を済ませ、2枚のフライヤーを渡されたあたりでようやく短編コメディを連続で披露するオムニバス形式のお芝居であることが判明。しかし、うち1枚は「声優のお仕事1 120yen」とか「恋人のお仕事 360yen」などと書かれており、どう見ても喫茶店のメニュー。なるほど。さっぱり、わからん。

▲こちらがそのメニュー表。後からわかったことですが、メニューの名前は演目の各タイトル。値段設定の基準はよくわかりませんが、全部合わせるとチケット料金である3000円になる作り

▲こちらがそのメニュー表。後からわかったことですが、メニューの名前は演目の各タイトル。値段設定の基準はよくわかりませんが、全部合わせるとチケット料金である3000円になる作り

「一体、私は何を見ようとしているのか……」とドキドキしながら待っていると開演の時刻となり、暗転していたステージに光が。

 そこで筆者の目に飛び込んで来たのは、ゲストを含めた出演陣たちと、おさげの髪型に、おおきな黒縁メガネで女装した西山さんのお姿。まったく予想していなかった光景に、思わず吹き出しました。

 そんな状態から始まった1番目の演目“声優のお仕事1”には、本公演にゲストとして参加した小田柿悠太さん、鈴木裕斗さん、沼裕華さんを加えた6人の出演陣全員が参加。ひとりの声優(鈴木さん)が、癖の強い音響監督(谷口さん)に不明瞭なダメ出しを永遠とされ続け、周りの制作陣も困らせるといった物語です。

 なお、女装姿で筆者を困惑させた西山さんの配役は“口下手な原作者”。ただし、台詞は一切存在せず、表情や動きなどだけで役割をこなす西山さんの姿は、まさに“舞台役者”の様相で、“声優”以外の演技がこれほどまでに出来ることにただただ驚き。そして、真横に紅一点であるはずの沼さんを差し置き、何故か女性役として抜群の演技を披露する様が、かなりシュール。

 その後も、待遇に不満を持ったドラマーとメンバーたちの人間関係を描く“バンドのお仕事”。ある秘密を抱えた男性たちが、ひとりの女性を巡って争う“恋人のお仕事”。横暴な音響監督に、いよいよキレた原作者がタイマンを挑む“声優のお仕事2”などなど、1本につき約5分から長くても15分ほどのコントを、次々とキャラクターを変えながら繰り広げていく出演陣。

 その1本1本に別々の面白み、見どころがありつつも、総じてどこか人間臭さを感じるリアルさ。そして、ただ笑わされるだけではない驚きの展開や、時には「ゾッ」するシリアスなオチが待っていたりもして、すべてを見終わった時には“舞台作品”を見た後の感覚で、筆者はステージへ拍手を贈っていました。


■ 今日という日が、4年越しの夢だった

 そんな公演を見終わったところで、『大井町クリームソーダ』の3人にインタビュー。結成までの経緯や、当日の感想などを伺いました。


――今回が記念すべき第1回公演となりますが、ご感想はいかがですか?

入江:「3人で、何か面白いことをやりたい」と話を初めてから約3カ月。稽古以外にもやることが多すぎて、今日という日まで、あっという間でした。

谷口:本当に「我々の3カ月間は、一体何処に行ったのか!?」と思うくらいに早かったです!

西山:この数ヶ月間は頭の中が『大井町クリームソーダ』でいっぱいで、「こうしたら面白くなるかな?」「どうしたら人に知ってもらえるかな?」なんて、ひたすらに考えていました。でも、そんな考えている時間も、楽しくてしょうがなかったです!


――そもそものお話ですが、『大井町クリームソーダ』の発足にはどのような経緯があったのでしょうか?

入江:僕と宏太朗が一緒のユニットをやっているのと、僕と谷口くんが過去に所属していた事務所が同じだったのが、結成のきっかけです。もともとは宏太朗と谷口くん自体には接点はなかったのですが……。

谷口:実は今、僕と玲於奈は一緒に住んでいて、ある時にふと、僕が宏太朗をご飯に誘ったんです。そこで、あとから合流した玲於奈から「こんなことを考えているんだ!」という話が出まして、それがすっごく盛り上がった結果、結成に至りました。

入江:ただ、その話は3年から4年前の物で、当時は僕らが力不足だったり、思いが固まっておらず、何かをするという所までは行かなかったんです。それが年月を経たことで、脚本書ける人、音楽を担当できる人、デザインができる人、演出できる人を集め、いいバランスでマッチングできるようにもなり、今日という日を、こうして3人揃って迎えられるまでになりました。とてもとても、嬉しく思います。

西山:僕を含め、みんなの思いは本当に熱くて、仕事が終わった夜中の2時とか3時にファミレスに集まって会議とかをするほどなんですよ(笑)。


――なんだか、青春ドラマのようですね(笑)。

入江:そうなんです! まさに、青春です!

谷口:誤解を生むかもしれませんが、我々も文化祭をやっているような感じなんです(笑)。

入江:お仕事を通じてイベントや舞台作品でステージに立つことはありますが、そういった時は必ず大人たちの力添えがあります。一方で『大井町クリームソーダ』の活動は僕らが主導を握っているので、感覚はまったく別物なんです。そしてなにより、自分たちが作ったものにお客さんがお金を払う行為がもう、ビビるというかなんというか……。

谷口:いや、本当にビビりまくりですよ!

入江:そうだよね(笑)。ただ、そのぶん「払ってもらった価値以上の物を、みなさんにはお返ししなければ!」という気持ちがより一層強いものになったのは確かです。

――では、そんな思いを込めて望んだ今日の関係者向け公演。実際にステージに立っていかがでしたか?

入江:正直なお話をすると、もっと笑わせられると思いました……! この反省点は、本公演で活かしたいと思います!

谷口:僕、本番前の楽屋で入江に「谷口、ビビってんの!?」なんて言われたんですよ。でも、芝居が始まって瞬間、当の入江が台詞を飛ばしやがりまして!

一同:(爆笑)。

西山:あれは早かったねぇ……(笑)。

入江:あの瞬間、僕の頭の中で台詞が泡となって消えました。しゅわしゅわわ~って……!

谷口:あの後、かなりテンパッてたもんね(笑)。


――客席で見ている分には気が付かなかったので、驚きです(笑)。ちなみに、今回はゲストが3名いらっしゃいましたね。どういった繋がりでキャスティングされたのでしょうか?

西山:まず、小田柿悠太さんは僕の事務所の先輩です。次に、鈴木裕斗くんは先ほども少しお話にでた僕と玲於奈が所属するユニット“アニ○ズ(アニマルズ)”の一員ですね。

入江:ちなみに、“アニ○ズ”には島﨑信長くんも所属しているユニットでして……。

西山:あっ、別に信長くんと仲が悪いとかそういうことはないですよ?

一同:(爆笑)。

入江:それは、もちろんだね(笑)。実際にその演技を見てもらえればわかると思うのですが、悠太は“悠太”という特殊な生物カテゴリでして、今回こうしてお芝居をすると考えた時に「あの生物とやってみたい」という思いが生まれたんです。

谷口:「コメディをやるなら、カレが欲しい」と思って、お願いした感じでしたね。

入江:そんな感じですね(笑)。そして、紅一点だった沼ちゃんとはお仕事で繋がって「女優さんがひとり欲しい」と考えた時に白羽の矢が立ったという流れです。


――なるほど。そんな3名と実際に共演されてみていかがでしたか?

西山:本番のみならず、稽古の段階から、みんなの一致団結感がすごかったです。みんな優しくて思いやりのある人たちでありながら、しっかり一緒の方向を向いている感じがしていました。

入江:なんといっても、「休憩しろ」って言った所で休憩しようとしないんです。盛り上がっちゃって(笑)。

谷口:盛り上がりすぎて、最終的に僕が怒るんですけどね……。

一同:(爆笑)


――お話を聞いていると、『大井町クリームソーダ』に対するみなさんの熱意がジリジリと伝わってきます。

入江:『大井町クリームソーダ』は現在、ようやくみなさんに“面白ことをやろうとしている”気持ちを伝えた、スタートラインに立った段階です。今後は、もっと“この人達が、面白いことをしているんだ”とみなさんに言って頂ける物にできるよう、全力で頑張りたいと思います!


――では、今後も『大井町クリームソーダ』はいろいろと挑戦するお気持ちがあるのですね!

入江&西山&谷口:めちゃくちゃあります!

谷口:気持ちだけは、すっごくあります(笑)。

入江:実は、既に『大井町クリームソーダ』の次回公演が2016年6月に決まっております。今回と同じスタイルのコントライブを行いますので、少しでもご興味を持たれた方は、ぜひお越しください! Coming Soon!


――本日はお疲れ様でした!

 
 今回のインタビューにお答え頂いた『大井町クリームソーダ』の3人はもちろん、関わっているゲストやスタッフたち。そしてステージで披露される演技からも“成功させる!”という強い想いを感じた今回の公演。アニメイトTVで配信される番組はもちろん、次回公演にも足を運んで頂き、彼らが生みだす“面白さ”をぜひ味わって欲しいです!


[取材&文・大島弥月]

>>『大井町クリームソーダ』公式Twitter
>>『大井町クリームソーダ』活動報告Blog

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