村瀬歩さん、佐藤拓也さん、花江夏樹さんが出演！ AJ2016『D.Gray-man HALLOW』ステージレポ

　日本最大級のアニメイベント「AnimeJapan　2016」(AJ2016)が2016年3月26日(土)・27日(日)に、東京ビッグサイトで開催。26日（土）にはGREENステージにて、TVアニメ「D.Gray-man」新情報発表会が行われました。

　『D.Gray-man』は、星野桂先生による人気コミック。2004年より週刊少年ジャンプにて、2009年からはジャンプスクエアにて連載。現在はジャンプSQ.CROWNで発表されています。『D.Gray-man』は、今からちょうど10年前に一度アニメ化された作品。今回のステージでは2016年7月より、TVアニメ放送も決定した本作がタイトルを「D.Gray-man HALLOW」と発表。キャストも一新し、ファンの期待が集まっています。

【登壇者】
村瀬歩（アレン・ウォーカー役）
佐藤拓也（神田ユウ役）
花江夏樹（ラビ役）

　
■ 「D.Gray-man HALLOW」の新キャスト＆タイトル発表！

　ステージのスクリーン上では、アニメのPVがお披露目。上映後、すでにキャスト発表済みの村瀬歩さん(アレン・ウォーカー役)が登壇し、PVについて「リナリーがかわいい！」と開口一番。続いて、「絵がすごい迫力できれい！　星野先生が監修してくださっていて、原作を再現したいという思いで頑張っているので、そこにきちんと誠意を見せてお芝居をしていきたいなという感じです！」と意気込みを語ります。

　続いて、新キャスト第2弾として、神田ユウ役の佐藤拓也さんとラビ役の花江夏樹さんが登壇。メインキャストのお披露目を確かめたファンから発せられる驚きと喜びの歓声が会場に広がっていきます。花江さんが「やっとお披露目なんだなって……」と晴々とした表情でつぶやくシーンも。

　そして、今作のタイトル「D.Gray-man HALLOW」は、星野桂先生自らが考案したもの。神に捧げる・神聖なものを崇める」といった意味を持つ「HALLOW」について、佐藤さんから「今回のお話は、主にアレンの14番目の覚醒と、アルマ=カルマと神田との因縁がメインになってきますので、それに繋がっていくような言葉を選んで、HALLOWと決定したとのことです」と説明。ファンは納得した様子で、キャストたちを見つめます。

　
■ 声優陣が好きなキャラを発表するトークコーナー！

　その後は、Q&A形式でお届けするトークコーナーへ。司会者から、好きなキャラクターを聞かれたキャスト陣。最初に話したいと佐藤さんが手を上げ、「アジア支部の人たちが大好き！」とひと言。さらに「みなさんご記憶でしょうか？　サモ・ハン・ウォンというおじいさんがいたことを……。僕、あの人、大好きなんです！」と話し、好きなコミックスのシーンも熱く語り、ファンをうならせました。

　花江さんは「ちょっと変なこと言っていいですか？」と話し始めます。村瀬さんや佐藤さんが戸惑いを見せる中、花江さんが「僕の好きなキャラクターはリナリーなんです！」とコメント。さらに、原作を読んだ当時は中学生だったと話し、「リナリーが僕を太ももフェチにしたんですよ！」と告白。花江さんらしいおちゃめな発言に、会場から笑いが起こりました。

　最後に言いたくはなかったと話す村瀬さんは「ルベリエさんが好きです！」とひと言。会場のファンだけでなく、佐藤さんや花江さんも驚く中、「最初は嫌な印象だったけど、物語が進んでいくにつれて、1個正義を持っている。彼なりにやっている結果、そうなっているだけで、根は悪い人じゃない」と分析。さらに「マンガの巻末に、コラージュされているかわいいカットにキュンときて……。ギャップ萌えじゃないですけど、僕はルベリエさんばっかり見ています」と話すのですが、会場はノーリアクション。そんな会場の反応を見た村瀬さんが「もう理解してもらおうとは思っていません！　でも、（今日この会場に）いらっしゃったから、いつかみなさんに、わかってもらえるんじゃないかなと楽しみにしています！」と笑顔で伝えました。

　
■ 村瀬さんからファンへ熱いメッセージ！

　エンディングの挨拶では、村瀬さんが「星野先生に『この人になら任せたい』という思いで、選んでいただいた。その思いを受け取って、みなさんを裏切ることなく、素晴らしい作品を作っていきたい！」と熱のこもったメッセージを伝え、イベントは終幕となりました。