NHKさんから自分たちの声が聞こえてきて感動しました！――「クラシカロイド MUSIK Collection Vol.1」発売記念ファンプレスイベントレポート

　2017年1月7日（土）AKIHABARAバックステージpassにて、NHKで好評放送中のTVアニメ『クラシカロイド』のミニイベント、「バクステ外神田一丁目×クラシカロイド　ファンプレスイベント presented by アルケー社」が開催されました！　

　今回行われたのは、2016年12月21日（水）に発売となった挿入歌アルバム「クラシカロイド MUSIK Collection Vol.1」の発売記念イベント。CDはベートーヴェンにモーツァルトなど、クラシックの大作曲家たちと同じ名前を持つ“クラシカロイド”たちにより奏でられる、往年の名曲を現代風に大胆アレンジした楽曲“ムジーク”を収録したファン必聴の内容となっています。

　イベントにはCLASKEY:KLASKYの矢田喜多さんに佐藤栞さん、久岡めるもさん、堀内華央理さん、久保田玲子さんが登壇。プレス関係者を体験するという新しい趣向のイベントに、集まったファンたちは大きな盛り上がりを見せていました。本稿では二部公演のうち、一部の模様をお届けします。

　

プレス関係者としてイベント取材を体験!?
　今回行われたのは“ファンプレスイベント”。イベント参加者自身が記者となり、出演者への質疑応答や、スマホでフォトセッションに参加できるという趣向になっています。当然、登壇者のコメントや写真は、Twitter等のSNSを使ってネットに発信することが可能です。

　MCの呼び込みで矢田さん、佐藤さん、久岡さん、堀内さん、久保田さんが登場し、イベントはスタート。一言ずつ挨拶を行った後、『クラシカロイド』にまつわるトークを繰り広げました。

　
　質問コーナーでは初めに、僭越ながら我々アニメイトタイムズが質問のお手本を披露させていただきました。CLASKEY:KLASKYの矢田さんと佐藤さんへ“ご自身の曲がアニメの挿入歌として使用されましたが、放送をご覧になっていかがでしたか？”といった質問を行なうと「自分たちの声がNHKさんから聞こえてくるのが不思議な感覚で、感動で震えが止まらなかったです」と2人とも満面の笑みで喜びを語ってくれました。

　
　そして、ファンプレスとして集まったお客さんからの質問に移ります。最初の質問は“レコーディングを終えての感想をお願いします”というもので、答えてくれたのはCLASKEY:KLASKYの2人。挿入歌として使われている「やってらんない気分」は歌詞と台詞が混在する部分が多く、また東北の方言も使われているため、苦労が絶えなかったと収録当時の様子を思い出していました。

　
　2つ目の質問は、5人全員に対して“『クラシカロイド』へ関わることはオーディションで決まったそうですが、そのときのエピソードなどはありますか？”というもの。実際のオーディションは、つんく♂さんをはじめとした関係者がずらりと並んだ状態で行われたということで、みなさんかなり緊張したと振り返ります。

　大学時代に勉強していたフランス語を披露した久保田さんや、好きなディズニー作品のワンシーンを再現した堀内さんなど、緊張のなかでいろいろな課題をこなしたのだと語りました。

　
　最後の質問は“『クラシカロイド』でお気に入りのキャラクターを教えてください”というもの。久岡さんの一押しはリスト（声：能登麻美子さん）で、綺麗な外見とムジークに魅了されたとのこと。

佐藤さんと久保田さんのお気に入りはモーツァルト（声：梶裕貴さん）。天真爛漫でマイペースながら、たまに見せる真剣な姿がたまらないのだとか。矢田さんと堀内さんが名前を上げたのはバッハ（声：楠 大典さん）で、寡黙な印象の見た目ながらヘリコプターで登場するなど、そのギャップが印象的だと語りました。

　
　質問コーナーが終え、イベントには欠かせないフォトセッションのコーナーに移ります。ここでは写真撮影が解禁されるということで、みなさん気合の入った様子でスマホ、カメラを構えます。1分間という撮影時間をふんだんに使い、会場はフラッシュとシャッター音で埋め尽くされました。ファンプレスのみなさんが撮影した写真は「#クラシカロイド #ムジコレ」のハッシュタグでTwitter等に写真が掲載されていますので、どのような写真になったのか確認してみましょう。

　
　せっかく2組のアイドルユニットが揃っているということで、イベント終盤にはミニライブが行われました。久岡さん、堀内さん、久保田さんの3人が「SHALALA 悩んでても解決せん ～くるみ割り人形より～」を、矢田さん、佐藤さんがCLASKEY:KLASKYとして「やってらんない気分」をそれぞれ熱唱。ファンプレスのみなさんも、ここだけは一人のお客さんに戻り、ミニライブを大きく盛り上げました。

　最後に5人からそれぞれメッセージが送られたところで、ミニイベントは大盛況のうちに終了。すでに「クラシカロイド MUSIK Collection Vol.2」の発売も決定しており、これからも広がっていく『クラシカロイド』への期待が膨らむイベントとなりました。


[取材・文／原直輝　写真／鳥谷部宏平]

商品概要
商品名：クラシカロイド MUSIK Collection Vol.2
発売日：2017年2月22日（水）発売
価格：2,800円+税
発売元：サンライズ音楽出版株式会社／株式会社ムービック

【収録楽曲】
・Fool Love Rhapsody ～ハンガリー狂詩曲より～
作詞：麻倉真琴 作曲：Franz Liszt 編曲：浅倉大介
アーティスト：浅倉大介（Vocal：米倉千尋）
・六弦の怪物（モンスター） ～クロイツェルより～
作詞：森雪之丞 作曲：Ludwig van Beethoven 編曲：布袋寅泰
アーティスト：布袋寅泰（Vocal：浦井健治）
・夜半の月（ヨワノツキ） ～幻想即興曲より～
作詞：EHAMIC 作曲：Fryderyk Franciszek Chopin 編曲：EHAMIC
アーティスト：EHAMIC
・恋はジョリジョリ ～華麗なる大円舞曲より～
作詞：EHAMIC 作曲：Fryderyk Franciszek Chopin 編曲：EHAMIC
アーティスト：EHAMIC
・How to Win! ～トッカータとフーガより～
作詞：つんく 作曲：Johann Sebastian Bach 編曲：つんく♂クラシカロイド楽団 with 鈴木俊介
アーティスト：つんく♂（Vocal：楠木勇有行）
・嗚呼 えんどれすどりいむ ～乙女の祈りより～
作詞：つんく 作曲：Tekla B?darzewska-Baranowska 編曲：つんく♂クラシカロイド楽団 with 溝口雅大
アーティスト：つんく♂（Vocal：小湊美和）
・Koe ＜Bonus track＞
作詞：Ridy Hudson, 加藤哉子 作曲：Ridy Hudson 編曲：山本英武
アーティスト：Ridy Hudson
・Fool Love Rhapsody ～ハンガリー狂詩曲より～（Inst）
・六弦の怪物（モンスター） ～クロイツェルより～（Inst）
・夜半の月（ヨワノツキ） ～幻想即興曲より～（Inst）
・恋はジョリジョリ ～華麗なる大円舞曲より～（Inst）
・How to Win! ～トッカータとフーガより～（Inst）
・嗚呼 えんどれすどりいむ ～乙女の祈りより～（Inst）

他（全 17曲収録。うち 9曲がボーカル曲）

※商品の発売、仕様につきましては、諸般の事情により変更・延期・中止になる場合が御座います。ご了承ください。

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