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『幽☆遊☆白書』声優インタビュー|幽助、桑原、飛影、蔵馬が再集結!

プレイバック『幽☆遊☆白書』──TVアニメ化25周年記念! 幽助、桑原、飛影、蔵馬が再集結したメイン声優インタビュー

それぞれの思いで取り組んだ『幽☆遊☆白書』


──みなさんにとって『幽☆遊☆白書』はどんな作品ですか?

千葉:僕は、色んな作品でいろんな役と接してきましたけれど、どの作品もやっぱり精いっぱい全力でやっているので特別な感じはないんですよ。どの世界でも、どのキャラクターでも目一杯生きようと思っています。

ただ、25年経っても、まだまだ愛され続けている作品に携わっていられたのは嬉しいですよね。だからさっきも言ったけど、もう一回収録しましょうってなっても全力でやると思います。僕、今レベル63(63歳)なんですけどね。

緒方:(笑)。

佐々木:僕も千葉さんと同じように感じます。『幽☆遊☆白書』の前にも後にもいろいろな作品でいろいろな役に出会ってきましたけど、自分の場合は幽助役をいただいたことで、それまで自分が演じたことの多かった元気少年やおとなしい優等生タイプから、ワイルドで力強い不良少年へと、演じる役柄が広がりました。そういう意味で『幽☆遊☆白書』はターニングポイントというか、声優として自分がひとつ次の段階に進むことができたきっかけの作品なんです。

そして、いま仕事上などで新しく知り合う方々が「『幽☆遊☆白書』観てました、大好きでした、幽助の佐々木さんに会えて嬉しい」と言ってくださることが本当に多くて、そういったかたと一緒に仕事ができることがすごく感慨深いですし、嬉しくてありがたいです。僕にとっても『幽☆遊☆白書』は自分の代表作ですし、かけがえのない大切な作品です。

檜山:檜山修之という声優の知名度を上げてくれたのは間違いなくこの作品だと思っています。僕個人が作品に対する思い入れ、キャラに対する思い入れは千葉さんや望さんとまったく一緒です。でも、外から見たときに、檜山という役者の知名度が上がったのは『幽☆遊☆白書』です。声優も知名度は大事ですから。そういった意味では感謝をしてもしきれない作品であることは間違いないですね。

緒方:私はデビュー作だったので……。『幽☆遊☆白書』と同タイミングでレギュラーが決まった作品の出演が決まっていたんですけど、自分の置かれた環境が激変した。事務所との関わり方や役者としての基盤……中でも肉体改造や、芝居以外の仕事への向かい方等は『幽☆遊☆白書』がなければしなかったことで、最初の半年のどれが欠けても今の私はここにいない。肉体的にも精神的にもタフにして頂いた。そういう意味でも、この作品は私にとってはとても大事な作品です。


──なるほど。

千葉:そういえば、よくキャラクターソング歌ったよね。

緒方:初めてイベントもやりました。

檜山:そういう意味では僕の初めてのレコーディングがこれでしたね(笑)。

佐々木:それぞれのキャラソンもたくさん歌わせていただいたし、他に僕は高橋ひろさんのエンディングテーマ「アンバランスなKISSをして」と「太陽がまた輝くとき」をアレンジを変えてカバーさせていただきました。『幽☆遊☆白書』のCD発売記念イベントもたくさんあって、ファンの方々の前で歌って楽しかったですよね。

千葉:僕は、演歌みたいな歌を歌いましたよ(※1)。そうしたら、NHKの歌番組からオファーが来ましたよ。「おたくの事務所に千葉繁さんという演歌歌手いらっしゃいます?」って(笑)。

※1:「幽☆遊☆白書 ミュージックバトル編」(1993年発売)に収録された「男の純情」。暗黒武術会の審判・小兎(CV:折笠愛さん)のナレーションから始まり、桑原の雪菜(CV:白鳥由里さん)への愛が熱く語られる曲となっている。

【アルバム】決定盤 幽☆遊☆白書 アニメ主題歌&キャラソン大全集


一同:(笑)。

千葉:丁重にお断りしました。

檜山:まず情報が間違ってますよね!

千葉:情報間違ってるんだよ。なんか、あの時のアニメの歌って一気にトップセールスでランクインしちゃってたよね。

緒方:『幽☆遊☆白書』のアルバムはしょっちゅうランクインしてました。

千葉:しょっちゅうランクインしてたよ。で、次の週にはいないんですけど……(笑)。でもやっぱり「何だっ!?」て業界の人も思うわけですよ。なんだこの人たちはって。

緒方:私事で大変恐縮なのですが、先日、自分の25周年記念ライブの一発目をやった時、ライブの演出として自分がレコーディングした一番最初の曲、蔵馬の「暗闇に紅い薔薇」をSEにして出たんです。お客さんに喜んでもらえるかなと思って。

実際イントロがかかっただけで「ワァー!」って大盛り上がりだったんですが……自分は25年前のとても拙い声に悶絶(笑)。でも色んな事を思い出しました。『幽☆遊☆白書』は、レコーディングというのは何なのか、イベントというのは何なのかを教わった作品でもありましたね。

佐々木:こちらもやや個人的なことなんですが、当時、個人名義の歌のアルバムを出していただいたときに、『幽☆遊☆白書』エンディングテーマを歌われた高橋ひろさんに関わっていただいて、楽曲提供や歌のディレクションやコーラスをしていただいたんです。そのアルバムの中に僕が歌う「アンバランスなKISSをして」と「太陽がまた輝くとき」のカバーバージョンが入ってるんですが、レコーディングに立ち会ってくださった高橋さんが親指を立てて「佐々木さん、秀逸です!」と言ってくださったことをずっと忘れません。この2曲は自分のライブでもほぼ毎回歌ってきましたが、2005年に高橋さんが亡くなられた後、高橋さんと僕両方のアルバムを作られたプロデューサーさんと再会した時に、「高橋くんの『アンバランス』と『太陽』は佐々木さんがずっと歌い続けてください」とおっしゃってくださいました。だから僕にとってこの2曲は特別で、幽助のキャラソンと共に、今でもイベントなどで大切に歌わせていただいています。

千葉:あとねぇ、そうだ! いろんなことやっと思い出しましたね(笑)。

一同:(笑)。

千葉:ある時にですね、レコーディングの日だったんですけど、僕の知り合いのカメラマンから、一つお願いされたことがあったんです。その人の子どもが、小学校の3年生か4年生の男の子だったんですけど、難病にかかっていて、今入院していると。それで余命数か月と言われているんだけど、本人がお薬も飲まないし、先生の言うことも聞かない。で、『幽☆遊☆白書』の大ファンらしいんですよね、その男の子が。

それでそのお母さまからお手紙をいただいたんですけど、「皆様こんなわがままなご要望なんですけど、みなさん一人一人のお声で、男の子に励ましのメッセージのようなものを頂けませんでしょうか」って書いてあったんです。それで役者とスタッフみんなに相談したら、お仕事と関係ないのに協力してくれて。プロデューサーの方もお話したら「是非そういうことであればスタジオを使ってください」と言ってくれたんです。

「頑張れよ、ちゃんと薬飲むんだぞ」って「病気治ったらな、みんなで会おうぜ」とかみんなで一言ずつ録ったんです。それを送ったらね、そのあと本当にまじめにお薬を飲むようになってどんどん回復していったんです。余命1ヶ月〜2ヶ月だったのが、半年以上延びたんですよね。最後までずっとそのカセットテープを聴いて、「いつか幽助、桑原、飛影、蔵馬に会うんだ」って言ってお薬を飲み続けてたみたいで。

それから、お母さまからお手紙いただいたんですけれど、すごい分厚いお手紙だったんです。読んでみたら随所に涙の跡があるんですよ。インクが滲んでいるんですよね。この作品に携わっていなかったらそういう体験もなかったわけですよね。「これだけの影響を与えているんだ」「すごい仕事をしてるんだ」って本当に実感しました。
<次ページ:『幽☆遊☆白書』をもう一度>
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