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「ツキプロ」『アライブパーティー 2017 SUMMER』昼の部をレポート!TVアニメ新情報など盛りだくさん!

「ツキプロ」『A.L.P (アライブパーティー)2017 SUMMER』昼の部をレポート!ライブ初披露の新曲や爆笑トーク、TVアニメ新情報など盛りだくさん!

2017年8月13日(日)に埼玉・さいたま市文化センターで、「ALIVE」シリーズの音楽ユニット『SOARA』と『Growth』によるイベント『A.L.P (アライブパーティー)2017 SUMMER』が開催されました。

「ALIVE」シリーズとは、TVアニメ化もされた「ツキウタ。」シリーズをはじめ、架空の芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション」に所属するタレントたちの活動を描くプロジェクトの1つです。

本イベントでは、SOARAのメンバーを演じる豊永利行さん、古川慎さん、村田太志さん、沢城千春さん、同じくGrowthのメンバーを演じる土岐隼一さん、山谷祥生さん、山下大輝さん、寺島惇太さんが登壇。

トーク&ライブや、2017年10月スタートのTVアニメ『TUKIPRO THE ANIMATION』新情報の発表と、大いに盛り上がった『A.L.P 2017 SUMMER』昼の部の模様をお届けします!

初っ端からライブでスタート!
開演前、「ALIVE」のマスコットキャラクター・アライヌが左右のステージ袖に。麦わら帽子に虫かご・虫捕り網を持ったSOARAバージョンの青いアライヌとGrowthバージョンの緑色のアライヌによるグリーティングが行われ、それぞれ愛らしいポーズをとるたび掛けられる「カワイイ!」という声とともに会場を盛り上げていきます。

照明が暗転すると、モニターにはSOARAのキャラクター・大原空、在原守人、神楽坂宗司、宗像廉、七瀬望、Growthの衛藤昂輝、八重樫剣介、桜庭涼太、藤村衛が映し出されていきます。

歓声とメンバーカラーに染まった色とりどりのサイリウムが会場に広がる中、SOARA「Wonder Wand」のイントロが流れ、大原空役の豊永利行さんを先頭に、神楽坂宗司役の古川慎さん、宗像廉役の村田太志さん、七瀬望役の沢城千春さんが肩に手を掛け、一列に並んで行進しながらステージへ!

軽快なリズムに、ステージの4人もノリノリな様子。沢城さんが間奏の「ハイ!ハイ!」という合いの手に合わせてジャンプしたり、サビの部分ではマイクを向ける豊永さんや耳に手を当てる古川さんに応えるようにファンも一緒に歌ったり、スタートから一体感が増していきます。

2番の歌詞にある「そっと つぶやく」のタイミングで、沢城さんに肩を寄せながら村田さんがした「好き」という口の動きを読み取ったファンからはひと際大きな歓声が上がり、ステージ逆サイドにいた豊永さんからマイクを通して悔しそうな突っ込みが入るなど、すでに楽しくて仕方がないという思いが伝わってきました。

一方、Growth「月影のリフレイン」をイメージした夜の海に浮かぶ満月の映像がモニターに映ると、桜庭涼太役の山下大輝さん、衛藤昂輝役の土岐隼一さん、藤村衛役の寺島惇太さん、八重樫剣介役の山谷祥生さんがステージに姿を現しました。

厳かで神秘的な楽曲にピッタリの振りや4人のハーモニーが重なっていきます。立ち位置が入れ替わるタイミングや最後のモニターのイラストと同じポーズで互いに目を見て確認し合う姿からは、メンバーの絆の深さが感じられました。

あらためて出演キャストがそろい、自己紹介を兼ねて1人ずつあいさつ。両手を広げて飛行機のようにステージを動き回る沢城さんや、「ちゃんと、お昼ごはん食べたー? 元気出る?」とまったりコール&レスポンスする山下さんに豊永さんから突っ込みが!

村田さんは、オープニングのパフォーマンスで張り切ったため、「息が上がっちゃって……」と照れ笑い。誕生日を迎えたばかりの寺島さんは、ファンから「おめでとう!」とお祝いされ、うれしそうな笑顔を見せるなど、キャストそれぞれの個性も垣間見えました。

また、本来5人組のSOARAは1人欠席ということで、在原守人役の小野友樹さんから届いたビデオメッセージを紹介。参加できない悔しさや次回への期待などを込めた小野さんのメッセージにファンは大喜び。キャスト陣は演出のダメ出しをしつつ、守人の名前の入ったレガーレをSOARAの4人全員が着けている手首を掲げ、仲の良さもアピールしていました。

そして、2017年2月から順次発売中のライバル対抗「X Lied」シリーズの楽曲をライブ初披露。前半のセットリストは、大原空「SKY DREAM」、宗像廉&七瀬望「With U」、衛藤昂輝「リーラの調べ」、藤村衛「リレイズ -Reraise-」となりました。

トップバターの豊永さんは、会場が空のメンバーカラー・水色に埋めつくされる様子を見て、「すごい!すごい!」と大興奮。その熱量のまま、元気いっぱいに煽ったり、サビでタオルパフォーマンスをしたりと、ファンを調子よく乗せていきます。

続く村田さんと沢城さんも頭上で手拍子しながらスキップで登場。間奏でジャンプしたり、背中合わせから向き直って互いに手を伸ばす振りがあったり、豊永さんに負けず劣らずのエネルギッシュなパフォーマンスとなりました。

一転して、土岐さんは気品高く落ち着いた昂輝らしい歌声を響かせます。抑えた照明の中、丁寧に歌う姿には心が浄化されていくようでした。

土岐さんと入れ替わりステージに立った寺島さんは、静かに、それでいて力強く歌い上げていきます。祈るようにマイクを両手で包み、伸びやかな歌声は壮大な世界を作り上げていました。

いぶらじの公録では、あんなドキドキ展開も……!
ここで、「ALIVEラジオ」、通称“いぶらじ”がアラパことA.L.P特別編となった『いぶらじ アラパ特別編』コーナーへ。

まず、SOARAからスタート。宗司がメインパーソナリティーを担当し、それぞれメンバーごとに寄せられた質問に答えていきます。別の仕事で不在の守人については、事前に回答を聞いてあり、空が代理を務める設定に。空から始まった決めポーズ付きの自己紹介では、廉も恥ずかしながらポーズを決めたものの、宗司が普通にあいさつ。空から「待った」が掛かる場面も。

「好きな季節はいつですか?」「この夏、経験した青春っぽいことは?」などの質問に答えていき、幼なじみの宗司と廉あてには「互いの昔から変わっていないところや意外な一面は?」という質問が。

2人が小学生のころの宗司の怒らなさすぎるエピソードを例に挙げた廉は、「もっと怒ってもいい」と力説。「正義感が強く、真っすぐなところは変わっていない。そのままの廉でいい」と言った宗司の言葉に、「手の平の上で転がされている気がする……」とドギマギする廉と宗司のやりとりは、空が「俺たちといぶらじについて忘れないで」と突っ込む程仲睦まじいシチュエーションとなっていました。

また、望に届いた「好きなかき氷の味は?」という質問で、廉の回答である「抹茶ミルク金時」を、村田さんがアクセントを間違い人名のように聞こえてしまう場面も。

さらには、みぞれやカンロとも呼ばれる「すい(砂糖水)」と豆知識も交えて答えた宗司に、「(かっこいい上に、博識で)ずるい」と抗議する望のセリフを読もうとした沢城さんが、「少し賢くなった」という部分で神懸かった言い間違いを発揮。コーナーの締めくくりでも話題に上がるくらいインパクトがありました。

Growthバージョンでは、剣介がメインパーソナリティーとなり、会場のファンと一緒に全員でタイトルコール! キャラクターとしての自己紹介で、山下さんは満面の笑みを浮かべ、寺島さんはコール&レスポンスに手振りを付け会場を盛り上げていきます。

真っ先に読み上げられたのは、昂輝の初恋について。昂輝を敬愛してやまない涼太が「俺も個人的に気になる」と言うセリフでは、山下さんが土岐さんの方を向くと、土岐さんが恥ずかしそうに顔を背けるというかわいらしい仕草を。昂輝が初恋の相手について告白している間、山下さんと寺島さんは両手で口元を隠し、楽しそうにしていました。

9月に20歳を迎える剣介への「10代のうちにやっておきたいことは?」という質問では、漫画や周囲の人物から影響を受けると「即実行している」と振り返る剣介。「世界を救う漫画を読んだら、世界を救ってくれるかも?」という衛のむちゃ振りに、「ビルの屋上で街を見下ろしながら、右目がうずくとき……」とノリノリの剣介を、山谷さんも手で右目を隠しノリノリでリアクションしてくれました。

このほかにも、同居経験のある衛と昂輝へ「互いのかわいい一面は?」という内容や「興味がある楽器は?」などの回答から、新たなメンバーの一面が明らかになりました。

『TSUKIPRO THE ANIMATION』のオープニング映像が解禁!
後半のライブパートでは、神楽坂宗司「BUZZER BEATER」、八重樫剣介「プラネタリア」、桜庭涼太「甘き風のプリムラ」が演奏されました。

ステージ中央にマイクスタンドが設置され、バックダンサーと共に現れた古川さんは、疾走感のあるハードな楽曲を熱唱。間奏やサビでは、ダンサーとそろったダンスをカッコよくキメてくれました。

山谷さんはオレンジのサイリウムが輝く中、ラキラしたダンスチューンでファンを魅了。歌詞に沿ったダンスで、マイクを望遠鏡に見立てたり流れ星を指でなぞったりする姿は胸キュン必至です。

柔らかく包み込むような歌声を聞かせてくれたのは山下さん。ピンクのライティングと相まって、切ない表情の山下さんは慈愛に満ちた楽曲の世界へといざなってくれました。

あらためて、出演キャストがステージに集合し、2017年10月スタートが発表されていたTVアニメ『TSUKIPRO THE ANIMATION』のオープニング映像が解禁! SOARAのバンドシーンが約20秒ほど流れると、会場からは悲鳴のような歓声が。さらに、放送局・日時、放送直前特番の決定もアナウンスされました。

今回のイベントでは、アニメ内で使用予定のファンがコールするSOARAメンバーの名前を昼の部で、Growthメンバーの分を夜の部で録音することに。それぞれのキャラクターを演じるキャストがステージ中央に立つと、ファンからは割れんばかりの声援が。

マイクを客席に向けたり、投げキスやポーズをとったり30秒間キャストが盛り上げる一方で、全力で叫び続けるファンの喉を気使ううち、土岐さんがサイリウムで準備完了の合図をしようと提案。瞬時にメンバーカラーがセットされる様子に、古川さんをはじめキャスト一同感心していました。

1人ずつイベントの感想と感謝を述べた後、Growth「空想のレトロ」、SOARA「S.O.A.R.A.」でイベントのラストを飾りました。

讃美歌のような旋律に、Growthの澄んだ歌声とハーモニーが奏でられていき、歌詞にちなんだ小指を掲げる仕草がとても印象的な曲に。肩を組んで退場するGrowthの4人に代わり、SOARAの4人はポップなナンバーで最後までテンションMAX! ファンと一緒の「S.O.A.R.A.」コールに続き、Growthもステージに合流すると全員が飛び跳ねて喜びを体全体で表現していました。

まだまだ見どころ満載の本イベントは、Blu-ray&DVDとして2018年1月26日(金)に発売決定。詳細は、公式Twitter(@tsukino_pro および、@tsukipro_anime)などで順次公開されますので、チェックしてみましょう!


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