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『ダリフラ』TVアニメ第20話 PlayBack

『ダーリン・イン・ザ・フランキス』TVアニメ第20話 Play Back:敵は叫竜ではなかった!? 真の敵が登場し物語はクライマックスへ

2018年1月より放送中のTRIGGER×A-1 Pictures 共同制作によるオリジナル TV アニメーション『ダーリン・イン・ザ・フランキス』(ダリフラ)。本稿では、真の敵が明らかとなった第20話「新しい世界」本編の内容を筆者が感じた印象と共に振り返っていきます。

 
叫竜とフランクスの秘密
16~19話はフランクスに乗らず、それぞれの群像劇が繰り広げられていて、その中でココロとミツルの大きな出来事があったのだが、20話では久しぶりにフランクスに乗って戦うシーンが描かれた。大きな戦いというと15話の「比翼の鳥」(絵コンテ:錦織敦史)以来だが、20話「新しい世界」の絵コンテは14話以来の長井龍雪さんが担当。

映像自体も、とても迫力があって、あっという間に30分が過ぎてしまうような感じだったのだが、それ以上に真の敵が宇宙からの侵略者(VIRM)であったことが衝撃的すぎて、見ているほうが付いていくのがやっと…という感じ。まさかこんな物語の終盤で新たな敵が出てくるとは、誰もが想像できなかっただろう。

多くの犠牲を払って奪取したグランクレバスの地下に眠っていたのは、スターエンティティという叫竜による超巨大兵器だった。それをニンゲンの手で起動させようというのが今回の作戦。で、それを伝えるナナさんが全然違うナナさんになっているというのが最初の衝撃だった。つまりみんなが叫竜の攻撃を防いで、その間にストレリチアを使ってスターエンティティを起動させようというのが、APEの狙いというわけだ。

そんな中、フトシは指輪を外してしまったココロとミツルを気にかけるが、それに気づかないゴロー。多分ヒロとゴローあたりは、女の子が髪を切っても気づかないタイプかもしれない。そしておそらくはココロの妊娠が発覚。ただ誰もそれが妊娠だということには気づいてない様子だった。

もしかしたらココロの元の記憶があればわかっていたのかもしれない。そしてそのまま戦場に繰り出した13部隊。ただここで、ココロの名前を呼んだことでミツルに頭痛が走る。記憶を書き換える前の映像が挟まれなかったため、その頭痛が記憶の戻る前兆なのか、名前を呼ばせないように仕組まれたものなのかは、この時点ではわからなかった。

ヒロとゼロツーは別作戦のためグランクレバスの最下層まで進む。ふたりがあまりに戦いが終わったあとの未来の話をするのでフラグかと思ってしまう。そしてストレリチアに乗り込むのだが、叫竜の姫こと、Code:001の襲来でコックピットへの侵入を許し、為す術もなく乗っ取られる。

このとき叫竜の姫は「ニンゲンに作られしまがい物よ。侵略者に利用されていることも知らぬ複製よ」とゼロツーに言っていたのだが、叫竜の姫はAPEに宇宙からの侵略者であるVIRMが紛れていることをすでに知っていた、ということだろうか。それはそれとして、ゼロツーとは赤くなったストレリチアが、叫竜の姫だと黒くなるというのは、肌の色と同じなんだなと思った。

叫竜の姫の力によってフランクスと叫竜が動きを止められ、フランクスと叫竜の生まれた理由が博士によって語られる。叫竜は雌雄2体の叫竜人からできた生体兵器で、そのシステムを流用したのがフランクス。つまりイチゴが言うように「叫竜に乗って叫竜と戦っていた」ということになる。

そうこうしているうちにストレリチアはインプラントを開始し、スターエンティティを動かすことに成功。その場所が花の雌しべのようになっていたのは、花モチーフが多いダリフラらしいデザインだった。


最後の大どんでん返し。VIRM登場
で、ここまで来たところで、この作品最大の衝撃が起こる。たぶんこれまでも衝撃はいろいろあったけど、ちゃんと伏線を積み重ねてきたものだったから、まだ心に余裕があった。

まずは誰もが唖然とした七賢人の主席と副主席の会話。

「本来はフリングホルニと共に宇宙に戦士として連れて行くつもりだったのだが」(副主席)
「手に入らぬならば、この星ごと壊すまで」(主席)

宇宙って20話で初めて出てきたのではないだろうか……「我らも本来の役目に戻るとしよう」と主席が言って、ほかの賢人たちを驚かせる。言われてみればこの2人はずっと怪しかった気もする。17話でも宇宙から地球を見ているような描写もあったし。ただ、それにしたって、侵略者がAPEに紛れているなんて誰も予想してなかったのではないだろうか。いや、そもそも侵略者がいること自体、誰も想像してなかったのだから予想しようもないか…。

そしていきなりの叫竜とVIRMによるドンパチ。そしてスターエンティティの覚醒した姿、ストレリチア・アパスが登場。オープニングにあったシルエットだと思うが、なかなかのカッコよさだ。おそらくプランテーションを潰した手がスターエンティティということだろう。

「ニンゲンによって醜き姿に変えられたが。だが我らの子であることには違いない」と叫竜の姫が言っていたし。そんなアパスを見て興奮する博士。完全に叫竜の姫や叫竜に心酔しているマッドサイエンティストなんだなぁと再確認。

で、巨大な火力でVIRMに対抗しながら、太古の時代に宇宙からの侵略者と叫竜人が戦って退けていて、次の侵略に備えて地下で力を溜めていたことを叫竜の姫が告白。圧倒的火力でVIRMを撃退するかに見えたが、主席&副主席の仕掛けたトラップで、その力を封じられてしまう。

そして宇宙に帰ろうとする2人は肉体を持たない存在だった。

「スターエンティティは、宇宙の秩序を脅かすいわば生命の塊」「故に巨竜の姫がインプラントした場合には爆弾と化すコードを仕掛けた」「この星は」「跡形も無く」『吹き飛ぶことになる』――玄田哲章さんと飛田展男さんの最高のハモリも聞けたところで、一気に叫竜の姫を応援したくなる展開に。そして主役は最後に登場ということで、ゼロツーのカットで波乱の20話が終わる。

おそらく20話は、映画でいう最後の大どんでん返しのようなところで、次回の21話を見ることで、その種明かしではないけど腑に落ちることが出てくるだろう。そしてもちろん、取り残されていた感のあるフランクス部隊の活躍もあるので、期待してほしい。



[文/塚越淳一]

(C)ダーリン・イン・ザ・フランキス製作委員会
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