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「輝夜月(かぐやるな) LIVE@Zepp VR」レポート

新しいライブの未来がそこにある――世界初のVRライブ「輝夜 月 LIVE@Zepp VR」レポート

その強烈な個性とユーモア溢れるキャラクターで圧倒的な人気を集めるバーチャルYouTuber・輝夜月さん。チャンネル登録者数は80万人を超える、今日のバーチャルYouTuber人気の火付け役とも言える存在です。

そんな輝夜月さんですが、2018年8月31日には世界初となるVRライブ「輝夜 月 LIVE@Zepp VR」を開催。VR空間のチケットは発売と同時に完売、急遽全国の映画館でライブビューイングの開催が決定したほど、高い注目を集めていました。

ここでは、東京・新宿バルト9にて行われた、ライブビューイングの模様をお届けしていきます。

新宿バルト9では、等身大の輝夜月さんのフィギュアも展示。多くのファンが撮影を行ない、大盛況となっていました。

新宿バルト9では、等身大の輝夜月さんのフィギュアも展示。多くのファンが撮影を行ない、大盛況となっていました。

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ラジオ体操からスタートする、季節感に溢れるライブ

今回のライブの舞台となったのは、仮想空間「Beyond The Moon」に開業されるライブハウス「Zepp VR」。

おもちゃ箱のようなトリコロールカラーの装飾が施された会場には、開演前から多くの視聴者がVR空間に集まっており、前説では月さんの落書きから生まれたキャラクター「ジャスティン・エビーバー」と「パブロッコリー(正式名称は省略)」が登場。

諸注意の説明の中でもハイテンションかつフリーダムなトークを展開し、ファンの心をいきなり鷲掴みにします。

その後は、いよいよ中心のステージへとスポットライトが当たり、輝夜月さんその人が登場。

最初の楽曲(?)となっていたのは、歌ではなくなんと「VRラジオ体操」。普通のラジオ体操かと思いきや、パラパラが組み込まれていたり、そもそもの動きが変わっていたり、VRならではの高さを活かした演出が加えられていたりと、見どころ満載。

個人的には、夏休みの象徴ともいえる「ラジオ体操」を、夏休みの終わりである8月31日にぶつけてきたことにも、意味深な意図を感じずにはいられません。

ラジオ体操で準備運動を終えると、ステージから一度退場する月さん。しかしこの退場の瞬間も、ステージ周囲の何もない空間に唐突に落下するような、VRライブならではのシュールな映像となっており、客席の爆笑を誘います。

その後、これまでの歩みを振り返るダイジェスト映像が上映されたあと、再び月さんがステージへと舞い戻り、自身が作詞も務めたという初のオリジナル曲「Beyond the Moon」を、溢れる元気を爆発させるように熱唱します。

ラップからメタルロック、ポップスなど、様々なジャンルのメロディへの切り替わりにあわせて、ステージも変化していくいうVRライブならではの試みも印象的。

ライブビューイングの会場では、サビの歌詞を「おはよー!」と一緒になって絶叫し、リアルライブさながらの盛り上がりとなっていました。

その後は、月さんの代名詞とも言っても過言ではない、恒例の挨拶である「おはよーーー!こんちはーーー!こんばんはーーー!……起きてえええええ!」を一つになって大合唱。

集まってくれたファンへの感謝を述べつつ、動画の投稿を始めた当初、まさかこんなライブが開けるようになるとは思ってもいなかったという素直な心境も告白します。

そして、「皆にとっての幸せは時間は何ですか?」という前フリのあと、椎名林檎さんの名曲「幸福論」をまさかのカバー。

先程とは雰囲気がガラリと異なる、原曲からリズミカルで賑やかなバンドアレンジがなされた名曲を、VRのステージ上を飛び回りがら堂々としたパフォーマンスを披露し、正統派アーティストとしての魅力も見せつけてくれます。(ちなみにこの曲は、椎名林檎さんから直々の快諾を得てカバーが実現したのだとか)

アンコール後には、フリートークに記念撮影!?

ここで一度ライブは終了となるも、すぐに客席から鳴り響くアンコール。それに答えるように、再び月さんが姿を現す……のですが、なんと今度は前説にも登場した「ジャスティン・エビーバー」こと巨大なエビフライにまたがっての登場。

ライブを見守るファンのアバターも全員エビフライに変化しており、エビフライを表示するエモーションに月さんも興奮気味の様子。

エビフライにまたがった月さんが、ぞろぞろと来場者達を引き連れてステージの反対側まで移動し、一斉にサイリウムを掲げるエモーションで記念撮影をするというVRライブならではの光景も繰り広げられる中、ここからは、Twitterで募集した質問に答えていく、いつもの動画のノリでのフリートークが行われることに。

「なんでそんなに苦しそうなんですか?」という質問を「うるせー!」と一喝したかと思えば、「Youtubeに動画投稿を始めた理由」について「暇つぶしですね」とキレキレのトークを展開。

一方で、「友達が欲しかった」というのも一つの理由だったらしく、結果的に大勢のファンという友達が出来たことへの喜びを明かします。

なお、その際に今回のライブの来場者である「5000人」を「5000万人」と言い間違えたことに気づかずに進行したり、客席の中にいた他のバーチャルYouTuberのアイコンに「本当に月の推しかよ!?」とツッコミを入れるなど、他のアーティストのライブではまず見られない、独特の空気感の中進行していきます。

「最近感動したこと」としては、「自分の運の良さ」を上げる月さん。デザインを務めたMika Pikazoさん、「Beyond the Moon」を作曲したPabloさん、「Zepp VR」を設営した裏方さん、さらに応援し続けてくれたファン達との出会いによって、前代未聞のライブを行うできた幸運に、「最高ー!」と喜びを爆発させます。

中でもファンへの感謝の気持ちは強いようで、ライブ会場にいた数人を名指しして声をかけ、「(Twitterで)よく絡んでくれる人はすぐ分かるから、どんどん絡んでね!」とファンにとってはたまらないメッセージも送ります。

また、残念ながら今回のライブには海外からの来場者は確認できなかったことから、今後の目標としてなぜか「英検5級」の取得を目指すことを宣言し、爆笑を誘う一幕も。

ラストには、衝撃のオチが待ち受ける……!?

そんな笑いの絶えないトークコーナーが進行する傍らで、月さんが乗っていたエビーバーのサイズがどんどん巨大になっていくという異変が発生。

どうやらこのエビーバー、客席からのエビフライのエモーションが送られる度に成長していくという仕組みらしく、そのサイズはやがてステージのほとんどを埋め尽くすまでに。

これには月さんも大慌てで、すぐさまエモーションをエビフライではなくブロッコリーへと変更させるのですが……それでも巨大化は収まらず、ついに限界を迎えたエビーバーは大爆発してしまいます(思わず「死んだ……」という若干素が入った月さんの声が聞こえて来るなり、客席は爆笑)。

「爆発オチによる全滅エンドとは、さすがは輝夜月……」と、予想外の展開に筆者も心の中で感心していると、煙の晴れた先から、エビフライのきぐるみに身を包んだ月さんが再登場!

ライブと今年の夏、両方の終わりを告げるように打ち上がる花火を背に、「Beyond the Moon」を再び熱唱。会場の熱気も最高潮となり、見事なフィナーレを飾ります。


さらに終演後、最後の爆発で壊れてしまったのか、ライブハウスは更地のような状態になってしまっていたのですが、そこには今まで見えなかった、宇宙空間に浮かぶ地球の姿が。

最後には、まるで地球に住む我々にメッセージを贈るかのように、「Thank you for coming today!」という月さんからのメッセージが表示され、ライブの幕は閉じられたのでした。

まさに、輝夜月さんだからこそ実現できたといっていい、史上初の試みがいくつも行われた今回のライブ。

筆者はあくまで映画館からライブビューイングで観戦していたため、自分の目でその空間を体験することはできなかったのですが、客席のエモーションに連動した特殊な仕掛け、曲あわせたステージの変化、お色直しを挟まない瞬時の衣装チェンジ、そしてある種のストーリー性を感じさせる終演後の演出と、VRだからこそできることがこれでもかと盛り込まれており、新しい時代の幕開けを十分に感じ取ることができました。

いずれは、実際にVR空間でのライブを体験してみたい……!という野望も燃やしつつ、そう遠くない未来に、様々なアーティストがVR空間で当たり前にライブを行う時代がやってくるのかもしれません。

またサクラミュージックは、今後も月さんのアーティスト活動をサポートしていくとのこと。動画内とはまた一味違う魅力を感じさせてくれる、今後の彼女の音楽活動にも要注目です。

[取材・文/米澤崇史]

▼ライブ・ビューイング実施劇場
<北海道>ディノスシネマズ札幌劇場
<宮城県>TOHOシネマズ 仙台
<埼玉県>ユナイテッド・シネマ浦和
<東京都>新宿バルト9
<東京都>TOHOシネマズ 上野
<東京都>T・ジョイPRINCE品川
<神奈川県>横浜ブルク13
<愛知県>ミッドランドスクエア シネマ
<大阪府>大阪ステーションシティシネマ
<大阪府>TOHOシネマズ なんば
<京都府>MOVIX京都
<兵庫県>OSシネマズミント神戸
<千葉県>シネプレックス幕張
<広島県>広島バルト11
<福岡県>T・ジョイ博多

輝夜 月(カグヤルナ/Kaguya Luna)profile

2017年12月9日YouTubeデビュー。チャンネル登録者数81万人(2018年8月現在)を超え、ミリオンを超える動画再生数、チャンネル登録者増加数は目を見張る伸び率となっている。5月にはインドネシアでイベントを開催するなど、デビュー直後から爆発的な人気となり、その勢いのあるトークに中毒になるファン多数。今注目度ナンバーワンのバーチャルユーチューバー。

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(C) KAGUYA LUNA , Character Designed by Mika Pikazo
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