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『キラッとプリ☆チャン』ミラクル☆キラッツインタビュー

『キラッとプリ☆チャン』ミラクル☆キラッツの声優3人に聞いたアフレコの様子と初ライブイベントへの意気込み

プリティーシリーズの最新作として現在放送中の『キラッとプリ☆チャン』。先日には初のキャラクターソングCDが発売、そして9月9日(日)には大阪・なんばhatch、9月29日(土)には東京・中野サンプラザホールにて『プリ☆チャン』としては初のライブイベント「プリパラ&キラッとプリ☆チャンAUTUMN LIVE TOUR み~んなでアイドルやってみた!」が開催されます。

本稿では、声優陣から林鼓子さん(桃山みらい役)、久保田未夢さん(萌黄えも役)、厚木那奈美さん(青葉りんか役)の3人にインタビュー! アフレコについてのお話から、『キラッとプリ☆チャン』初のライブイベントへの意気込みなどを語っていただきました。

ミラクル☆キラッツと同じく、キャスト同士が支え合いながら臨むアフレコ現場に

――今回林さんと厚木さんはメインキャラクターとして『キラッとプリ☆チャン』に出演されていますが、どのような気持ちで役に臨まれましたか。

桃山みらい役・林鼓子さん(以下、林):最初にみらい役が決まった時は緊張しましたし、「私で大丈夫かな」と悩んだこともありました。けれど、観てくれる子たちや応援して下さる方に愛されるキャラクターになれば良いなと思いながら、「みらい役は林鼓子にしかできない」と言われるように頑張ろう!とアフレコに臨むようになりました。

▲桃山みらい(写真左)

▲桃山みらい(写真左)

青葉りんか役・厚木那奈美さん(以下、厚木):私はプリティーシリーズがすごく好きで、「いつか声優になれたらプリティーシリーズに携わりたい」と思っていたので、こうして青葉りんか役として夢が実現したのが本当に嬉しいです。オーディションは複数のキャラクターを受けたんですが、音響監督から「どのキャラクターからやりたいですか」と聞かれた時に「青葉りんかちゃんで!」と言っていて、最終的に役を頂いた時に「運命だ」と思いました。なので、今こうしてりんかを演じられていることが本当に幸せなので、毎回意気込んで臨んでいます。

▲青葉りんか

▲青葉りんか

――プリティーシリーズのキャストとして先輩の久保田さんは、おふたりの演じられている姿を見られていかがですか。

萌黄えも役・久保田未夢さん(以下、久保田):アフレコが始まる前に「ミラクル☆キラッツはこの3人で組むから、先輩だから頑張ってね」ってスタッフさんから言われていたんです(笑)。でも、ふたりとも最初から堂々としていたので、「私すること無いじゃん」と逆に思いながら、ふたりの頼もしい背中をいつも見させてもらっています。

▲萌黄えも

▲萌黄えも

――アフレコが始まり、約半年が経つかと思いますが、キャラクターを演じていく中で印象が変わった部分や魅力的に感じた部分を教えてください。

林:みらいは最初は可愛い女の子という認識でやっていましたが、演じていくうちに芯の強さを感じました。えもが困っている時はみらいが引っ張るようなお姉ちゃんっぽいところもありますし。とにかく真っ直ぐなところが好きで、困った人がいたら助けるし、自分が良いと思ったものは良いと言うような素直なところが魅力に感じています。

久保田:第1話から喜怒哀楽の激しい子でしたけど、第12話でみらいが悩んでいる時にみらいを信頼して探しに行くシーンは成長を感じました。一番最初の方は小学生みたいなところが多かったので、だんだん大人っぽくなってきたなと思います。

厚木:りんかがアイドルデビューした時に「踏み出せばきっと花開く、青葉りんかです」という自己紹介があるんです。プリチャンに対して抱えていたトラウマを、ミラクル☆キラッツのふたりに打ち解けることでプリチャンデビューに踏み出せた、りんかにしか絶対言えない言葉なので、格好良いなと思いました。私も声優として一歩踏み出したことでりんかを演じることが出来ていますし、重なる部分もあって感銘を受けました。

――林さんと厚木さんは久保田さんとのアフレコされてみて、いかがですか。

林:ふたりでセリフを合わせる時は呼吸でタイミングを合わせてくださったりして、凄く助かっています。前にi☆Risさんのライブを見に行かせてもらった時に、久保田さんはアンニュイな方という印象があったんです。でも、第1話のアフレコの時に、緊張でテンパっている私を久保田さんが励まして下さる様な熱い方でもあって、久保田さんがえもを演じてくださるから私も頑張れているなと思います。

厚木:『プリ☆チャン』の収録ではカタカナが出てくることが多くて、私は地方出身という事もあってイントネーションの部分で苦戦することもあるんですが、その時は毎回久保田さんに教えて貰っています。あとえもとあんなの喧嘩のシーンはアドリブが多いんですけど、次から次へとセリフが出てくるのが本当にすごいと思います! 久保田さんからしたら、えもになりきっているので当たり前かもしれませんが、それでもあの勢いは面白さが増していると思うので、いつもすごいなと思いながら拝見しています。

久保田:i☆Risの時はこういう事を言われないので、緊張しますね(笑)。ミラクル☆キラッツでセリフを合わせるシーンは本当に多くて、『プリパラ』とは比じゃないくらい量が多いんです。でもふたりが私のペースに合わせてくれるので、私はすごくやりやすくして頂いているなと思います。私が新人で『プリパラ』に入ってきた時も先輩方が優しくしてくださったのを感じていたので、それを受け継ぎたいなというのもあって、自分ができることはやっていきたいなとは思いますね。

林・厚木:ありがとうございます!

林さんが主演として気合いを入れ直したエピソードも

――これまで放送されたなかで、特に印象に残っているシーンやセリフはありますか。

林:第12話(「ハートを燃やしてみた!」)、第13話(「桃山みらいが、とんでみた!」)が印象に残っていますね。このお話までは弱い部分を見せてなかったみらいが初めてネガティブなことを言っていたのが印象的でした。そんなみらいに対して、えもちゃんとりんかちゃんが信頼して励ましてくれて、ここでミラクル☆キラッツの絆が深まったと思うので、好きですね。あと第20話(「ヤッホー!山のぼってみた!」)でみらいはちょっと大人だなと台本を読んだ時に感じたんです。成長には衝突がつきものというか、私もこういう話が好きなので、お気に入りの話です。

――以前、池畠監督にインタビューさせて頂いた時に、林さんが泣いてしまった回があったとお伺いしたのですが。

池畠監督インタビュー

林:第1話(「キラッとプリ☆チャンやってみた!」)の時ですね。緊張していて、「今日もキラッと良い天気」というセリフがあったんですが「全然良い天気そうじゃない」というディレクションを頂いて、しかも当時中学3年生だったので収録を終わらせないといけない時間が決まっていて、、「いい天気そうってなんだろう……」って考えているうちに泣けてきてしまったんです。でも、主役がいないと話が進まなくなっちゃうじゃないですか。なので「やるしか無い」と思って、そこで気合いを入れ直して、今も頑張っています!

久保田:やっぱり「エモい」ってセリフに尽きますね。元々ある「エモい」という言葉とは別の意味で使うことが多くて、名前ともかかっている言葉なので、本当に自己主張の強い子で可愛いなと思いますね(笑)。最近だと「エモぺろ」とか「エモエモ」とか、使い方のバリエーションも増えてきたので、これからも色んなシーンに入れていきたいですね。

――色んなところで登場する「エモい」というセリフですが、「これはどういう感情の“エモい”なんですか」と確認したりもされるのでしょうか。

久保田:みんな分からないんです(笑)。「エモい」という言葉をネガティブな意味では使わないとはお話の中でも言っているんですが、でも「エモくない」とも言っているので、えもの中でもノリで使っている部分はあるんじゃないかなと思っています。良いものに対して反射的に出る鳴き声みたいな、そういう認識です(笑)。

厚木:私は第15話(「りんか、やってみた!」)の収録の時にすごく緊張してしまって、お恥ずかしい話なんですけど、Aパートを録り終えた時点でいっぱいいっぱいになって泣いてしまったんです。その時に豊永利行さん(青葉ユヅル役)が「大丈夫だよ」って励ましてくれて、無事収録も終えることが出来たので、本当に思い出深い話になっています。

――キャラクターソングCDが発売されましたが、林さんと久保田さんは曲の中で挑戦ができたことなどはありましたか。

林:あまりキャラクターソングを歌ったことが無かったので、みらいとして初めてレコーディングした「レディー・アクション!」は自分の中で挑戦でした。まだアニメのアフレコが始まる前で、みらいというキャラクターも手探りでやっていた頃なので、これがアニメで流れた時は「良かった。ちゃんとみらいになっている」って感動しました。

久保田:「スキスキセンサー」はずっとテンションが100%なので、レコーディングが終わった時は「やりきった!」っていう感覚になりましたね。えもは自分の歌声に近い音域だったのでやりづらさは無かったですが、全部100%で歌う子だろうと思ったので、ずっとテンション高く歌ったのは挑戦でした。曲の中にチアっぽいコールが入っている箇所があるんですけど、そのガヤ入れの時に「えも以外の声でやってください」と言われたので別のアイドルの声を入れたりしました(笑)。あと、「レディー・アクション!」の出だしで「うーん クールも好き」をえもとして歌わせて頂いたのも胸熱ポイントでした。

――厚木さんは収録されている楽曲の中で個人的に好きな楽曲を教えてください。

厚木:「レディー・アクション!」はアニメの中ではみらいとえもが小さい頃から練習してきた曲として登場しますが、子供の頃からふたりで練習していたのかと思うと可愛らしくてツボですね! あと、Run Girls, Run!のメンバーはみんなキャラクターソングを歌った事が無かったので、みらいの「ワン・ツー・スウィーツ」を聞いた時は「はやまるがソロでキャラソンを歌ってる!」って感動しました! 曲の中にセリフとかも入っていて、「これこそキャラソン!」って個人的に良いなと思いましたね。

初のライブイベントへ向けて3人揃って練習中!

――『キラッとプリ☆チャン』としては初となるライブイベント「プリパラ&キラッとプリ☆チャンAUTUMN LIVE TOUR み~んなでアイドルやってみた!」が9月に行われますが、それぞれ意気込みを教えてください。

林:ステージでダンスする時はみらいになりきらないといけないので、それがすごく大変ですね。曲もそうですけど、みらいは女の子らしいので、女の子らしい動きを凄く研究しています。女の子なのに(笑)。見て下さる皆さんに「みらいちゃんが目の前にいる」と思ってもらえるように特訓しているので、先輩方が沢山いる中で緊張もしていますが、その中でもみらいが少しでも可愛いなと思ってもらえるように頑張りたいと思います。

厚木:大きなステージというのもありますし、大好きな作品だったので先輩方と同じ舞台に立てるということで、緊張と嬉しさでいっぱいです。ツアーではりんかの「キラリ覚醒☆リインカーネーション」も歌わせて頂けるんですけど、りんかの持つ人を魅了するような魅力を出せたら良いなと思って練習しています!

久保田:そふぃとしても、えもとしてもステージに立ちますけど、『プリ☆チャン』として大きなライブイベントは初めてなので、お客さんがどういう反応するか楽しみですね。果たして最後は新人面して立っているのか、普通に6人で一緒に立っているのか、どちらの顔でステージに立っているのかが楽しみにして頂けたらと思います。練習の時も『プリパラ』の時はi☆Risのメンバーと練習することも多かったですが、いまはふたりと一緒に練習することもあって、不思議な感覚ですね。

――ライブの練習では3人揃って練習されることもあるんですね。

林:あります。本当に久保田さんのダンスはキレッキレです。

久保田:いや! 私達がデビュー1年目の時に出来なかったような事をこなしているので、本当にすごいですよ!

厚木:本当に必死に食らいついています。

林:足を引っ張らないように(笑)。

――最後にファンの皆様へメッセージをお願いいたします。

林:『キラッとプリ☆チャン』も始まって2クールが経ちましたが、ミラクル☆キラッツのみんながどんどん成長していると思うので、もっとみらいも観て下さる皆様に夢とか希望を与えつつ、もっと身近なキャラクターになって欲しいと思っています。ミラクル☆キラッツと同じ気持ちで応援してくれたら嬉しいです。毎週日曜日はチャンネルを合わせてください!

久保田:ミラクル☆キラッツも3人になり、メルテックスターと今後どのように絡んでいくのか、そしてお互いがどのように切磋琢磨していくのかを観ていただきつつ、えもは一番子供っぽいですが、徐々に成長していると思うので、大人になっていくえもの姿を観ていただきたいです。これからも『プリ☆チャン』をよろしくおねがいします!

厚木:今回のCDのジャケットはみらいとえもの幼馴染な感じなイラストになっていますけど、りんかが「笑顔でさよならしてみた」の時にりんかが辞めちゃうとなった時にふたりが熱心に考えてくれたのがすごく嬉しいという気持ちと、これからふたりで頑張っていこうねとなった時に、幼馴染でしか出せないような空気感があって(笑)。りんかはそこに入って頑張っているんです。つい最近までマネージャーで、ようやくアイドルデビューしたので、これからグッと深まる3人の絆にも注目してほしいです。

番組概要

キラッとわたしのチャンネルやってみた!!

●ストーリー
プリ☆チャン! それは……
誰でも簡単にはじめることができて、誰でもアイドルになれる夢のチャンネル! キラッとトキめく自分だけのチャンネルをプロデュースして、大人気プリ☆チャンアイドルを目指すのが、女の子みんなに共通の夢……

きらりヶ丘中学1年の桃山みらいと萌黄えもは、同じ学校の人気プリ☆チャンアイドル・赤城あんなへの対抗意識から、なりゆきでプリ☆チャンデビューすることになってしまう。

プリ☆チャンに詳しい優等生・青葉りんかを仲間に入れて、トッププリ☆チャンアイドルを夢見る3人のチャンネル作りが始まった……。

●スタッフ&キャスト
<スタッフ>
原作 タカラトミーアーツ/シンソフィア
アニメーション共同制作 タツノコプロ・DONGWOO A & E
監督 博史池畠
シリーズ構成 兵頭一歩
キャラクターデザイン 満田 一
音楽 加藤達也
<キャスト>
桃山みらい 林 鼓子 赤城あんな 芹澤 優
萌黄えも 久保田未夢 緑川さら 若井友希 他
青葉りんか 厚木那奈美

●放送情報
テレビ東京系6局ネットにて毎週日曜 ごぜん10:00~
BSジャパンにて毎週火曜 ゆうがた5:29~
※放送情報は都合により変更となる場合があります。
あらかじめご了承ください。

ライブ情報

「み~んなでキラッとプリティーライブ2018」
テレビアニメ「プリパラ」「アイドルタイムプリパラ」「キラッとプリ☆チャン」出演キャストによる、
ボリューム満点のライブイベントの開催!「プリティーシリーズ」過去最大規模のライブをお見逃しなく☆
み~んなでスペシャルクリスマスを楽しもう♪まくぱりに集合ー!

【会場】
幕張メッセ 国際展示場(千葉県)

【日程】
2018年12月9日(日)
昼の部 開場 12:00 開演13:00
夜の部 開場 17:00 開演18:00

【出演者】
茜屋日海夏(真中らぁら役)/芹澤 優(南みれぃ役・赤城あんな役)/久保田未夢(北条そふぃ役・萌黄えも役)/
山北早紀(東堂シオン役)/澁谷梓希(ドロシー・ウェスト役)/若井友希(レオナ・ウェスト役・緑川さら役)/
牧野由依(黒須あろま役)/渡部優衣(白玉みかん役)/真田アサミ(ガァルル役)/斎賀みつき(紫京院ひびき役)/佐藤あずさ(緑風ふわり役・ファララ・ア・ラーム役)/
伊達朱里紗(夢川ゆい役)/大地 葉(虹色にの役)/山田唯菜(幸多みちる役)/朝日奈丸佳(華園しゅうか役) /
山下誠一郎(夢川ショウゴ役)/小林竜之(三鷹アサヒ役)/土田玲央(高瀬コヨイ役)/
林 鼓子(桃山みらい役)/厚木那奈美(青葉りんか役) /森嶋優花(紫藤める役)
Run Girls, Run!、わーすた(坂元葉月、廣川奈々聖、松田美里、小玉梨々華、三品瑠香)
※出演者は変更になる場合がございます。

【チケット価格】
一般チケット:8,880円(税込)
親子チケット(大人1名、子ども1名): 9,800円(税込)
親子チケット(大人1名、子ども2名): 13,200円(税込)
親子チケット(大人2名、子ども1名): 15,000円(税込)
※3歳未満入場不可 ※全席指定となります。

【特別協賛】
株式会社タカラトミーアーツ

【主催】
エイベックス・ピクチャーズ株式会社

公式サイトライブ情報ページ

『キラッとプリ☆チャン』公式サイト
アニメ公式Twitter(@prichan_PR)
ゲーム公式Twitter(@T_ARTS_PRETTY)

(C) T-ARTS / syn Sophia / テレビ東京 / PCH製作委員会
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