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『リボルバーズエイト』制作発表会レポ

セガ新作アプリ『リボルバーズエイト』制作発表会レポート|武内駿輔さん、三上枝織さん、赤羽根健治さん、加隈亜衣さんなど人気声優がおとぎ話の登場人物に!

2018年10月10日(水)、秋葉原UDXシアターにてSEGAの新作アプリ『リボルバーズエイト』制作発表会が開催されました。

イベントにはプロデューサーの菊池正義氏とキャラクター設定の五十嵐孝司氏が登壇。今冬リリース予定の新作アプリゲームの概要とその魅力についてが語られました。

制作発表会の後にはマスコミ向けの試遊会も開催され、チュートリアルとバトルを実際に一足早くプレイしてきました! 本稿では制作発表会と試遊会での模様をレポートとしてお届けします!

▲左から、菊池正義氏(プロデューサー)と五十嵐孝司氏(キャラクター設定)

▲左から、菊池正義氏(プロデューサー)と五十嵐孝司氏(キャラクター設定)

活躍するのはお馴染みの主人公たち!

発表会がスタートし、登壇した菊池氏から最初に紹介されたのは五十嵐孝司氏(キャラクター設定/『悪魔城ドラキュラ』シリーズなど)、Ryota-H氏(キャラクターデザイン/『神撃のバハムート TWIN HEADS』など)、土屋俊輔氏(音楽プロデューサー/『剣が君』シリーズなど)、光田康典氏(音楽プロデューサー/『クロノ・トリガー』など)といった豪華な制作陣。


気になるゲームの内容が説明される前に『リボルバーズエイト』のプロモーション映像を上映。その中には桃太郎やシンデレラ、赤ずきんといった皆さんがよく知るおとぎ話や童話の登場人物たちが登場しました。

▲PVから、赤ずきん

▲PVから、赤ずきん


▲PVから、桃太郎

▲PVから、桃太郎

菊池氏の説明によると、『リボルバーズエイト』は独自に進化した古今東西のおとぎ話の世界を舞台に、おとぎ話や童話の登場人物がこれまでとはひと味もふた味も違うパンクなヒーローとして登場するリアルタイムストラテジーゲーム。


コンセプトは「リアルタイムストラテジーの面白さを、より多くの人に」ということでよりわかりやすく、遊びやすくという工夫がなされているとのこと。リアルタイムストラテジーに詳しくない初心者プレイヤーでも楽しめる内容になっているようです。

桃太郎やシンデレラなど、誰もがよく知るおとぎ話の登場人物がモチーフとなった「ヒーロー」が活躍するのですが、私たちがよく知っているイメージを飛び越えパンクな設定で登場。

例えば、三上枝織さんがキャラクターボイスを務めるシンデレラには、バイクを愛するトップアイドルで、毎日12時に契約を更新しなければいけない日雇いアイドルという設定に!

他にもかわいい、面白いイメージを覆すかっこいい金太郎(CV:赤羽根健治)、車椅子を財力と技術力でパワードスーツ化してしまったクララ(CV:加隈亜衣)など魅力的なキャラクターが20人ほど登場予定とのこと。


キャラクターたちが住むゲームの世界の舞台となる「イマーゴ」は、すべての物語が集まって併存している世界。それぞれの物語の舞台がゲームのステージとなって登場します。

そのステージも、鬼が一掃されて歓楽街となった“鬼ヶ島”や起業家の乙姫が開発した“竜宮リゾート”など進化を遂げた世界で細かい設定も盛り込まれています。

このあと菊池氏からゲームシステムなどの概要も細かく説明されました。システムの内容については記事の後半に試遊会の模様とともにお伝えしていきます♪

さらに、ゲームにはストーリーパートも用意されています。シングルパートもあるので、リアルタイムストラテジーにあまり詳しくなくてバトルになかなか勝てないという方でも、クエストをクリアしながら進んでいくうちにどんどん強くなれるそうなので安心してプレイしてみてください!

こだわりの“悪ふざけ”に注目! 細部にもこだわったキャラクターも紹介

五十嵐氏も登壇してのトークセッションでは、『リボルバーズエイト』を制作するきっかけについても語られました。

なんと3年ほど前に行われたクリエイター同士でのプライベートな新年会での出会いがきっかけとのこと。すでに出来上がっていた構想をもとに五十嵐氏が菊池氏を陥落させたというエピソードも飛び出しました。


今回の『リボルバーズエイト』制作にあたり、こだわったポイントが2つあるとのこと。

その2つが
(1)どんだけ悪ふざけができるか
(2)原作をしっかり読みこんだ上でツッコミどころをツッコんでみる

ということだとか。

原作のイメージを残しつついじれるかを頑張ったと語った五十嵐氏。ゲーム内では、誰でも知っている魅力的な主人公たちがさらに輝きを増して動き回るのが今から楽しみになりますね。

さらに、こだわりや製作秘話なども交えながらキャラクターについても説明がされました。


まず紹介されたのは、「シンデレラとかぼちゃの魔女」。

元々は1つのストーリーで1キャラクターという構想だったとのことですが、今回製作発表会の会場にもなっている秋葉原という土地から某アイドルとプロデューサーというイメージから関係性に行きついたとか。

2人ともテーマがかぼちゃになっているのですが「おとぎ話には魔女が多すぎる!」ということで、特徴的なところピックアップしたとのこと。シンデレラが乗っているかぼちゃバイクの動力はなんとネズミだそうで、細かい設定が伺えます。

次に紹介された「金太郎とクマ」については、モチーフにされると可愛いか面白くなるかという金太郎をどうにかしてカッコよくしたかったとのこと。

力も強くて優しい完璧少年にはきっと反抗期もあるだろうなという想像から、かっこよくするために服装なども全部反転したそうですよ。

クマの方も、元々の金太郎の物語に登場するお父さんを絡めているとか。ゲームの待機画面にも面白いモーションが組み込まれているとのことなのでお楽しみに!

「浦島太郎と乙姫」については、菊池氏のおじいさんとおばあさんも出したいという強い希望で、浦島太郎は若者言葉を喋るおじいさんとして登場します。

この2人に浦島サイドと乙姫サイドで話が展開するそうです。

菊池氏の好きなキャラクターとして紹介されたのは「裸の王様」です。見えなくても触ったらわかるよね……という想像から、きっと自分の体を見せたいんだろういうことで出来上がったデザインだそうです。マントには「裸一貫」という文字も入っているんだとか。

「裸の王様」のヘイトが集まるようなスキルはモーションがすごいということなのでこちらもぜひお楽しみに!

「ラプンツェル」は今回の試遊でもまだ遊ぶことはできなかったのですが、制作陣のお気に入りということで紹介されました。

塔の中で遊びすぎて立派なニートになってしまったという「ラプンツェル」。ゲームなどにも詳しくて、手にコントローラーを握りしめているのですが、それが“セガサターン”のものにそっくり! ハードを出している会社でなければ出来ないこのこだわりは、五十嵐氏がやってみたかったことなんだそうです。

コンセプトは「ラプンツエルが塔」ということで、塔型の乗り物にさらに帽子も含めて塔の形になるというここにもこだわりが見えますね。



ここからのインフォメーションに登場したのはナビゲーターのリーゼル。とあるおとぎ話の王女様だった彼女ですが、なんと先日ユーチューバーとしてもデビューしているんだそうです。

ゲーム内では、現実世界とゲーム世界を繋ぐ「不思議な古書店」の店員としてプレイヤーの皆さんをナビゲートしてくれます。

リーゼルからは公式サイトと各種SNSを紹介。さらに事前登録情報も公開されました。また、クローズドβテストについてもアナウンスが。こちらは公式サイトで現在募集中となっていますのでぜひチェックしてみてください。




クローズドβテスト参加はこちらから

発表会の最後には、「今までのイメージとは違ったこんなぶっ飛んだことも考えられると思ってもらえるように頑張っていきます。ぜひ面白さを味わっていただきたいと思います(五十嵐)」。

「五十嵐さんとの出会いから始まったこのプロジェクトですが、ようやく発表することができました。(リアルタイムストラテジーならではの)自分の戦略がハマったときの快感などをより多くの人が体感出来るように作り上げてきました(菊池)」と挨拶。

菊池氏からは「ここからはユーザーの皆さんと一緒に作り込んでいけたらと思いβテストを実施することにしました。みなさんからたくさんのご意見をいただければと思います」というユーザーの皆さんへのメッセージも届けられました。

『リボルバーズエイト』をプレイ! ゲームシステムを解説

制作発表会の後には試遊体験会が行われました! ここからは、発表会で説明されたゲームシステムを紹介しながらプレイの様子をレポートしていきます!

『リボルバーズエイト』はオンライン上でマッチングした対戦相手と1マッチ3分で1対1のバトルを行います。自陣から攻め込んでいき、敵陣のタワーをより早く・多く倒した方が勝利となります。


チュートリアルでは実際にクエストバトルをプレイすることができました。もちろんその都度説明をしてくれるので遊びながらプレイに慣れていくことができます。

「ヒーロー」はバトル内で「スキル」が使用できます。「スキル」は、「ヒーロー」なら誰でも使える「ノーマルスキル」とリーダーのみが使用できる「スペシャルスキル」の2種類。

「ノーマルスキル」は30秒ごとに1回、場に出ている「ヒーロー」が使用可能。「スペシャルスキル」は1試合で1度だけ発動可能。攻撃スキルや回復スキルなど、キャラによって使用できるスキルの内容が異なり、さらに相手には誰がリーダーになっているのかわからないので、使用するタイミングが駆け引きのポイントになるようです。



▲桃太郎のスペシャルスキル発動時

▲桃太郎のスペシャルスキル発動時

チュートリアルを進めていくと、自由にデッキを編成してバトルに挑戦することができました!

デッキは、「ヒーロー」「建物」「ミニオン」「魔法」の4種類のカードから8枚を組み合わせて編成します。「強襲」「反抗」「砲撃」といった3種類のデッキタイプがあり、これが戦い方のガイドとなるようです。



●強襲デッキ:盾役を繰り出しつつ、アタッカーが切り込んでいく


●反抗デッキ:攻撃を受けつつ隙を見てアタックするカウンター型

●砲撃デッキ:アタッカーは遠距離からタワーを攻撃。その間に他のキャラがアタッカーを守る

これらを意識して3種類のデッキタイプを編成してみましたが、今回の試遊会では1勝もできず……。編成したカードの特性をよく理解した上で戦術を練って挑戦してみたいです!

また、インクコストは場に登場させられるまでの待機時間のようなものを表します。インクコストが溜まった状態でないと動けないのでそこにも注意が必要ですね!

実際にプレイをしてみて、スキルのモーションなども魅力的なものばかりで、もっと遊びたくなるゲームでした! 今回は遊べていないのですが、クエスト内のストーリーも気になるものばかりなのでリリースが待ち遠しいですね!

『リボルバーズエイト』は今冬リリース予定! クローズドβテストは現在参加者募集中ですので、みなさんぜひご参加ください!

[取材・文・写真/菊地真由]

『リボルバーズエイト』概要


名称:リボルバーズエイト
ジャンル:リアルタイムストラテジー
配信機種:iOS / Android
価格:基本無料(アイテム課金あり)

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