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映画『クロノス・ジョウンターの伝説』舞台挨拶で、蜂須賀健太郎監督が主演・下野紘さんの魅力を熱弁

映画『クロノス・ジョウンターの伝説』公開記念舞台挨拶レポート|主演・下野紘さんの魅力を熱弁する蜂須賀健太郎監督が「続きはロビーで」!?

2019年4月19日(金)より、シネ・リーブル池袋ほかで全国順次公開中の映画『クロノス・ジョウンターの伝説』。

翌4月20日(土)には、主演の吹原和彦役・下野紘さん、ヒロイン・蕗来美子役の井桁弘恵さん、蜂須賀健太郎監督による公開記念舞台挨拶が行われました。

上映後の開催ということで、公開を迎えての感想や収録の裏話、4月21日が誕生日の下野さんを祝うサプライズなど、アットホームな雰囲気に包まれた舞台挨拶【1回目】の模様をレポートします!

「マンツーマンで」質疑応答? 蜂須賀健太郎監督の提案に下野紘さんがツッコミ!

主題歌が流れ、大きな拍手の中、登壇者が入場……かと思いきやなかなか現れず、集まった観客だけでなくキャストらも戸惑いつつスタート。

下野さんは始まる前に歯磨きをしようと思っていたそうで、トイレの中まで拍手の音が聞こえてきたと申し訳なさそうに理由を打ち明け、会場はほっこりとした雰囲気に包まれます。

まずは、2019年1月開催の秋葉原映画祭での上映を踏まえて公開を迎えた感想に。

いつ公開されるか気に掛けていたという下野さんは、周囲からも公開日についてイジられながら「観に行きたい」という期待もあり、実際に反応を感じられてうれしそう。

初ヒロイン役に挑戦した井桁さんも公開を迎えた喜びのコメントに、笑顔を見せます。

前日にもトークショーを行った監督からは、トークショー後に映画館のロビーに行列ができるほど、下野さんや井桁さんのお芝居についてなど、ファンの質問にマンツーマンでじっくり回答したことを告白。

そんな監督の対応ぶりにビックリした表情の下野さんと井桁さんは、「二人もぜひマンツーマンで」と監督から提案され、快諾する井桁さんに対し、下野さんが「いいんだ!?」と思わずツッコミ、笑いが起こりました。

マンツーマン……とはいかないですが、収録を振り返り、普段は声優という仕事をしている下野さんは、今回実写映画の主演に不安を感じていたそう。

さらに、初めての撮影はCG合成用のグリーンバック前での、初対面の井桁さんと抱きしめあうシーンで、「上から抱きしめますか? 下からいきますか?」という井桁さんの男らしさから、下野さんは「どちらかというと、自分はヒロイン側だなと(笑)」と感じたと身振り手振りで再現します。

井桁さんの現場での役との向き合い方などから、年齢は下だが先輩のように感じていたと絶賛する下野さんに、井桁さんは「恥ずかしい」と顔を押さえながら、実は緊張していることを見せたくなくて緊張していないように振る舞っていたと明かし、周囲を驚かせました。

お互いの「演技に支えられた」収録の裏話やキャストに内緒のサプライズも☆

監督がお気に入りのシーンとして、本当に雨の降る中、下野さんがリクエスト通り感情を爆発させる演技を見せていたと、予告などでも使われている下野さんの“叫ぶシーン”をピックアップ。

一方で、吹原和彦と蕗来美子の感情がだんだんと結びついていく花屋でのシーンは、激しいシーンではないだけに感情のバランスをコントロールするのが難しく、井桁さんも来美子の気持ちを理解した演技だったと太鼓判を押します。

下野さんも井桁さんもそれぞれ、その花屋のシーンでの思い入れや、互いの演技について言及。

タイトなスケジュールの中、映像には映らないスタッフやキャストら大勢の人に囲まれ、助けられて臨んだ収録で、お互いの演技にも「支えられていた」と恥ずかしそうにしながら語りました。

すると、監督は5分くらい撮り続ける撮影方法で、下野さんが3回しかミスがなかったと称賛。

「具体的な数字を出さないで!」とアタフタする下野さんに、撮影現場での下野さんのお芝居に対する姿勢を熱く語り、声優ではなく俳優だと感じて接していたと真剣な表情で伝えます。

しかし、時間の関係で監督の熱弁は途中になってしまい、「続きはロビーで」と今までにない展開に、下野さんと井桁さんも楽しそう。

いよいよイベントも終わりに……ではなく、ここで翌4月21日に39歳となる下野さんの誕生日サプライズが!

39歳にちなんだ数字が飾られたケーキの登場に歓声と拍手が起こり、会場が一体となって「ハッピーバースデー」を歌います。

会場に集まった来場者のお祝いメッセージも届くとあって、下野さんは驚きと喜びで表情を二転三転。そんな様子に、会場は終始笑い声が響きました。

最後は、一人ずつあいさつ。下野さんが「全力を尽くして情熱を注いで、今回上映を迎えました。また是非ともご覧になっていただいたり、友達に話したり、いろんな人に観てもらえたら幸いです」と締めくくり、大盛況のうちに舞台挨拶は幕を閉じました。

作品情報

クロノス・ジョウンターの伝説

シネ·リーブル池袋ほか全国順次ロードショー中

イントロダクション

大ヒット映画「黄泉がえり」や「この胸いっぱいの愛を」で知られる SF 小説界の巨匠・梶尾真治の叙情SFの傑作「クロノス・ジョウンターの伝説」を「アリス・イン・ドリームランド」や「サンタクロースがやってきた」など海外との合作映画を手掛けてきた蜂須賀健太郎監督が完全映画化。

主演には、実写映画に初主演する「進撃の巨人」「うたの☆プリンスさまっ♪」などの人気声優・下野紘。ヒロインには、広瀬すず、吉岡里帆などを輩出した「ゼクシィ」11代目CM ガールに起用された、井桁弘恵を迎えて描いたタイムトラベルロマンス映画が誕生。

ストーリー

住島重工の開発部門・P フレックに勤めている吹原和彦(下野紘)は、通勤時に通りかかる花屋で働く蕗来美子(井桁弘恵)に想いを寄せていた。一方、会社では、時間軸圧縮理論を採用し、物質を過去に送ることの出来る放出機『クロノス・ジョウンター』の開発に成功した。

そんなある日、突然の事故で、来美子を失ってしまう。クロノス・ジョウンターに乗り込み、来美子を救う為、過去に戻る和彦だったが、クロノス・ジョウンターには重大な欠点がある事が隠されていた...

■スタッフ・キャスト
原作:梶尾真治『クロノス・ジョウンターの伝説』(徳間文庫)
出演:下野紘、井桁弘恵、尾崎右宗、岩戸秀年、五十嵐健人、寺浦麻貴、野間清史、さわまさし、林由莉恵
石井一輝、原口真紀、田中克憲、松本飛鳥、今井由希、松永毅、五頭岳夫/赤山健太
監督:蜂須賀健太郎
製作:松井智 鈴木ワタル
企画・プロデュース:大橋孝史
プロデューサー:高口聖世巨 横山一博 岩村修
アシスタントプロデューサー:馬場基晴
脚本:太田龍馬 蜂須賀健太郎
撮影監修:髙間賢治
撮影:古屋幸一
照明:石川欣男
録音:新井希望
編集・VFX:細沼孝之
音楽:YU NAMIKOSHI
美術:安本依里花
助監督:山之内優
制作:中村光耶
ヘアメイク:小倉友花
特殊造形:土肥良成
メイキング:寺島明智
製作:ハピネット パル企画
制作プロダクション:モバコン
配給:パル企画(2019/87分/カラー/シネマスコープ)

映画「クロノス・ジョウンターの伝説」公式サイト
映画「クロノス・ジョウンターの伝説」公式ツイッター(@2019SF1)
映画「クロノス・ジョウンターの伝説」公式チャンネル

(C)2019 梶尾真治/徳間書店・映画「クロノス・ジョウンターの伝説」製作委員会
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