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『FGO』概念礼装特集! もっとよこせ、バルバトス――レイドイベントで活躍する礼装編【連載第6回】

『Fate/GrandOrder』“概念礼装”特集! もっとよこせ、バルバトス――レイドイベントで活躍する3種の礼装を紹介【連載第6回】

端午の節句との関わりも!?「ゴールデン捕鯉魚図」

イベント「鬼哭酔夢魔京 羅生門」のイベント報酬として獲得できた星5礼装で、通称「鯉礼装」。効果は、自身のNPを30%(最大限凸で50%)チャージした状態でバトルを開始し、最初の登場時にすスターを15個(最大限凸で20個)獲得するというもの。

羅生門は『FGO』としては初めてのレイドイベントだったこともあり、まさにレイド戦に特化した性能となっており、レイド戦での礼装といえば、こちらを思い浮かべる方も多いのでは。

▲レイドボスとして登場した茨木童子。当時はマーリンやスカディが実装されておらず、サポーターの候補が少なかったこともあり、最高難易度を安定して周回するのがめちゃくちゃ大変だった記憶があります。クリティカルヤクザキックはホントにやめてほしい。

▲レイドボスとして登場した茨木童子。当時はマーリンやスカディが実装されておらず、サポーターの候補が少なかったこともあり、最高難易度を安定して周回するのがめちゃくちゃ大変だった記憶があります。クリティカルヤクザキックはホントにやめてほしい。

NP50%が美味しいのはいうまでもないですが、スターを20個獲得できるのが本礼装の最大の強み。

ジャンヌ・ダルク[オルタ]のような、「スターを集めてクリティカルで殴る」タイプのサーヴァントとの相性が抜群で、アタッカー本人だけではなくサポーターにつけても効果を発揮してくれます。

宝具で殴ってよし、通常攻撃のクリティカルを狙うもよしの、汎用性の高い礼装です。

▲ゴールデン捕鯉魚図を装備させた孔明やマーリンをオーダーチェンジで引っ張り出すことで、カード構成を見てから、ある程度攻撃タイミングを変化させられるのも便利なポイントです。

▲ゴールデン捕鯉魚図を装備させた孔明やマーリンをオーダーチェンジで引っ張り出すことで、カード構成を見てから、ある程度攻撃タイミングを変化させられるのも便利なポイントです。

元ネタは、幕末~明治にかけて活躍した浮世絵師・月岡芳年が描いた「金太郎捕鯉魚図(きんたろうりぎょをとらうのず)」。

自身の身長よりも大きな鯉を捕まえたという金太郎のエピソードが由来だとされており、金太郎と鯉という組み合わせは、江戸時代から子供の出世と成長を願う縁起のいい構図として現在まで受け継がれています。5月5日の端午の節句に飾られる、金太郎人形もその一つです。

『FGO』ならではの要素として、金時にしがみついているオリオンも描かれていますが、これはオリオンが熊の姿をしているためだと予想できます。金太郎の相棒といえばやはり熊ですからね。

元の金太郎捕鯉魚図では、金太郎の方が鯉にしがみつくような構図になっているのですが、こちらでは金時にオリオンがしがみつく図になっているのも面白いところ。

実はイラストを担当したのは、カーマやドスケベ礼装でも知られるReDropさんで、よくよく見るとこちらも金時の胸元が非常にセクシーという共通点が。

『Fate/Grand Order Memories』では、歌舞伎の見栄を意識して描かれた構図であることや、最初は金時が鯉に乗ってサーフィンをしている図を描いたものの、あまりにゴールデンすぎたためにボツになった裏話などが明かされています。

▲金時はNPを最大で50%獲得できる「動物会話」を所持していることもあり相性はバッチリ。とくにスターが集まりやすいライダークラスの金時に装備させると良い感じです。

▲金時はNPを最大で50%獲得できる「動物会話」を所持していることもあり相性はバッチリ。とくにスターが集まりやすいライダークラスの金時に装備させると良い感じです。

なお月岡芳年は、最後の浮世絵師とも呼ばれ、個性的な作品を多数後世に残した人物。葛飾北斎のように、後にサーヴァントとして登場する可能性も十分にあるのではないかと予想しています。

<次ページ:牛魔王も意外な活躍!?>

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