音楽
「オトクロ」Alice×Toxic収録レポ&インタビュー 徳留慎乃佑、永塚拓馬、寺島惇太、駒田航

徳留慎乃佑さん、永塚拓馬さん、寺島惇太さん、駒田航さんの「抜け出せなくなる」狂気の世界観|おとぎ話×音楽がコンセプトの『音戯の譜~CHRONICLE~』Alice×Toxic(アリストキシック)収録レポ&インタビュー

収録を通して新たに見えてきたキャラクター感とは……

――まず、収録を終えての感想を教えてください。

アリスティア役・徳留慎乃佑さん(以降、徳留):今まで、僕一人でアリスティアを演じていて、まだ仲間が紹介されていなかったので、今回収録して、皆さんが僕の想像してた以上に狂っている感じ……良い意味で、良い意味で!(笑)

アリスティアは、ここの中で育っていくんだなと思って、以前より現実感が、グッとリアルに感じられたなと思いました。

バギィ☆クロウ役・永塚拓馬さん(以降、永塚):そうですね。オーディションを受けた時は、結構みんなダークなキャラなのかと思っていたら、意外とバギィ以外みんな良い子だったので(笑)。「あ、バギィが悪い奴だったんだ」というのが、この収録を通して分かりましたね。

でも、みんな狂っているところが、また面白いというか、他にはないユニットだなと感じられたので、収録していてすごく楽しかったです。

スニックスニッカ役・寺島惇太さん(以降、寺島):個性的な声の人が、いっぱい集まったなと。キャラもですが(笑)。

すごくアンバランスで、本来なら一人だけまともな人がいてバランスを取ると思うのですが、一人はしゃべらないし、全員ヤバいので、それである意味バランスが取れている、みたいな。その狂っている感じが、逆にうまく整っているように見えて、面白いと思いました。

二重人格はあまり演じたことがないタイプのキャラクターだったので、楽しかったです。

ムゥムゥ役・駒田航さん(以降、駒田):ムゥムゥ自体がすごく強烈なキャラクターなので、みんなの声を聞いて、その間に言葉を挟み込むというのが、僕の中でのイメージだったんですけど、いかに「Alice×Toxic」的にバランスが取れるかなというのは、ちょっと考えていました。

たぶん他のユニットの中でもダントツで、ちょっとギアが外れた感じのセリフを発するキャラクターなので、その面では150%楽しめたかなと思って、いろいろ遊ばせてもらいました。

――ご自身のキャラクターや、お互いのキャラクターの印象はいかがでしたか?

徳留:アリスティアは、パッと見が本当に女の子なので、どうやって演じようかなと思いましたが、興味がある事にはすごく興味があるけど、興味のない事には全く興味がなくて。

でも、だからこそ本当に純粋な子なんだなと思って演じています。

――他の方から見たアリスティアの印象は?

駒田:キャラ絵もかわいいんですけど、今回、僕も初めてストーリーを見て、考え方や言葉選びみたいなところも結構かわいくて。結果的に、ストーリー全体を俯瞰で見ると、アリスティアがやっぱり中心にいますよね。

僕もムゥムゥとして、結構かき乱している感もあるし、他のキャラクターもだいぶヤバい子ぞろいなんですけど、そのヤバい子たちがアリスティアを中心にグルグル回っている感じがあるからこそ、アリスティアの独特な吸引力、求心力が今後どういう風に展開していくのか、彼女……彼女じゃない(笑)。

一同:(笑)。

駒田:彼も今、理想を追い求めて動き出しているからこその、今後のストーリー展開がすごく楽しみになってくる人物だなと思います。

永塚:真っ白ですね。キャラクターイラストの白と水色という感じが、本当にそのままのイメージだなと(笑)。

寺島:本当にかわいいですね。声だけ聴いていても女の子に聴こえるし。

永塚:ネコを見つけた時とか、テンションが上がった時はかわいくていいですね!(笑)

寺島:純真無垢な感じ。

徳留:僕、今回好きなシーンがあって、スニックが構ってほしいというのを、アリスティアはカッツェの方ばかり気にして「うん、後でね」と。アリスティアは別に、悪気ないんですけどね(笑)。

寺島:バギィは、僕が思っていたよりも腹黒かったな、と思いました(笑)。一番難しそうだなと。

永塚:確かになぁ……かわいいブリっ子じゃなくて、狂ったブリっ子だったので(笑)。わりとかわいいブリっ子を演じることが多いのですが、こういう狂ったブリっ子はなかなか演じたことがなくて、そこは演じていて面白かったですね。

徳留:第一声の「チッ(舌打ち)」から、なんかもう、「あ、そんな感じなんだ」「わぁ、黒い!」と思いました(笑)。

駒田:「お前の本当の姿は、どんな感じなの?」というのが(バギィの)一番気になるところですけど、いろいろと話している限り、小さくなってもこんなにかわいいんだから、大人の姿だったら、さぞカッコいいんじゃないかとか、大人の姿も想像していました。

永塚:大人バージョンも結構大変だったかな。オーディションを受けた時は、大人バージョンのセリフはなかったので(笑)。

一同:そうなの!?

永塚:オーディションの時にはなくて、家で台本を見て「大人キャラできてる! どうしよう?」と思いましたね。結構長くしゃべるんですよね、“大人”が(笑)。

寺島:「Alice×Toxic DRAMA TRACK 01」の半分くらいは、大人パートだったよね。

永塚:そうそう。結果的に、腹黒と、大人と、狂ってるキャラの、3役ぐらい演じているので、結構面白かったです(笑)。

駒田:あ、バギィは、ムゥムゥに結構きつい態度を取っているというか、言葉が厳しめなんですけど、ムゥムゥに似た形のベースを持っているので、実はムゥムゥのことが好きなんじゃないかというところも気になります(笑)。

(C)SAN-X / NIPPON COLUMBIA
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