音楽
「オトクロ」Alice×Toxic収録レポ&インタビュー 徳留慎乃佑、永塚拓馬、寺島惇太、駒田航

徳留慎乃佑さん、永塚拓馬さん、寺島惇太さん、駒田航さんの「抜け出せなくなる」狂気の世界観|おとぎ話×音楽がコンセプトの『音戯の譜~CHRONICLE~』Alice×Toxic(アリストキシック)収録レポ&インタビュー

振り切れたキャラクター・スニックスニッカを寺島さんが気合いを入れて挑戦☆

――スニックスニッカはいかがですか? 二面性のキャラとしては、バギィもいますが、スニックスニッカとの二面性の違いがすごいですよね。

寺島:本当に分からないですよね、「感情が2つしかないのかな?」と(笑)。

駒田:スニックスニッカはもう、表現する身からしてもなかなか難しい、面白いキャラクターだなと思います。

すごく独特な不気味さを持った面と、すごくシュンとしたある意味静かな面とがあって、彼の中でも心情変化というのが、常にストーリーの中でカギになってくるんだろうなと思いつつ、一人いるだけで問題提起と口論がずっと続いていく感じで、すごく面白いなと。

あと、惇太くんが大変っていう(笑)。

寺島:2パターンというか、スニックスニッカはすごく喜んでいるか、ずっと泣いているかしかなくて。ニュートラルな、一番普通の状態でいる感情がないところがすごい。

普通は、最初にニュートラルな部分のキャラクターを作って、そこからテンションを上げたり下げたりするんですけど、「そのど真ん中がない!」みたいなキャラクターなんです(笑)。

徳留:振り切ってますよね。

寺島:振り切っているので、「カッ」と気合いを入れないと、第一声が出ない(笑)。

永塚:でも……スニックスニッカに真ん中(のニュートラルな部分)があったら、僕は嫌ですね(笑)。

バギィは、真ん中と狂ったところなんですけど、スニックスニッカに関しては、どちらも狂っているんですよね。真ん中がないから、スニックスニッカだなとすごく思うので……真ん中はいらない(笑)。

徳留:確かに、急に普通にしゃべりだすのは嫌だなぁ(笑)。僕的には、スニックスニッカもすごく純粋なんだなと思いました。

寺島:精神年齢が一番低いかも、アリスティアよりも低いと思う。

ペットみたいな……イヌみたいに、そばでうれしそうにしていたり、怒られてシュンとなっていたり。(スニックスニッカも)結構、こんな感じですよね。ネコのキャラクターですけど、本当にイヌみたいな性格で(笑)。

永塚:イヌみたいなネコですね(笑)。

徳留:僕らが演じていても、ミュートの姿がイメージされますね(笑)。

――収録中に「ここは、人間バージョンでポカポカやっていて」と説明されているのを聞いて、私も「今、ミュートでイメージしてたけど、そうか人型なんだ!」みたいな(笑)。

永塚:マスコット的な立ち位置ですよね。ムゥムゥがマスコットなのかなと思っていたけど、もしかしたら意外と、スニックスニッカがマスコットなのかもしれない。

寺島:ペットポジションですよね(笑)。ムゥムゥは……ちょっと、訳が分からない。英語しかしゃべらないし、怖い! 一番狂気。

永塚:でも、これ(着ぐるみ)脱いだら絶対イケメンなんだよ、分かるもん(笑)。見なくても分かるもん。

徳留:中身が、すごくおっさんとかだと嫌ですね(笑)。

永塚:いやいや。もう、スラッとした手がイケメン(笑)。

駒田:被り物自体はかわいいから、僕は好きなんですけど、いつ取るんだろうね。ちょっと強い風が吹いてくれないかなと、思っています(笑)。

寺島:あと、スニックスニッカの前髪もペロンとしたい(かき上げたい)ですね。目が隠れているので、たぶんミュートの(ネコの)目みたいなんじゃないかな(笑)。

――気になると言えば、収録ブースの中で皆さんが、ムゥムゥの英語のセリフを真似してらっしゃったのが、見ていて面白かったです。

永塚:言いたくなるワードなんですよね。見ちゃうと、言わずにはいられないっていう(笑)。

徳留:これなんて読むんだろうとかね。「ボゥ、ヤー!?(台本では「Booyah!!!!!!!!!!」)」みたいな(笑)。

寺島:ボゥヤー!

永塚:「レッツパーリィ!」とか(笑)。

――英語が堪能ではない者からすると、演技に差が出るのかなとか、あまりイメージが湧かなかったですけど、意外といろいろなパターンを提案されたり、ディレクションを受けてから変化したりと、英語でもいろいろな表現があることが分かって、すごかったです。

駒田:日本語のいろいろな単語で補えるとか、表現できるとは、また違う面で、英語は一つの単語をニュアンスだったり、言い方だったりで、かなりのバリエーションをつけられる言葉でもあるので、現場でどういうディレクションをしてもらえるかなと考えながら、言われたことになるべく早く、自分が反応できるようにと準備してきました。

彼のセリフは基本はっきりとした単語だったので、あとはそのニュアンスや音圧、アクセントとかも、どういう風にユニークに作ったら、彼が映えるかなと考えてみました。

スタッフ:英語をしゃべるキャラクターがいると、まずディレクションがとても大変なんです。この人は、イントネーションが本当にあっているのかというのを、スタッフ間でもすごく悩みながら、電子辞書とかを見ながら「あ、違うかも」みたいな会議を結構始めちゃうんですけど。

今回は、駒田さんの発音が完璧だったのでその心配が要らず、日本語を聴いている時のように、演技だけに集中できたのが非常にありがたかったですね。

駒田:ありがとうございます。そう言っていただけると、今後もやりやすいということもありますが、いわゆる彼の違和感を、“英語だから”ということで表現するのはきっと違うから、英語を用いて作る音が、結果的に、その独特なムゥムゥの世界観を作る手伝いになるだろうし、そこは一生懸命これからのストーリーでも練っていかなきゃなと思っていて。

ムゥムゥは単語だから難しいし、単語だからやりやすいということもあって、ある意味演じる面白さがありますね。

徳留:英語関連では、今回しりとりするシーンがあって。「エクレア」から始まるんですけど、ムゥムゥの「イェー!(Yeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeah!!!!!!!!!!)※台本表記まま」が、しりとりとして成立していて、めちゃくちゃ面白かったです(笑)。

永塚:ただ、叫んでるだけじゃん!(笑)

(C)SAN-X / NIPPON COLUMBIA
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