【連載】TVアニメ『ネコぱら』アズキ役・井澤詩織さん×ココナツ役・水谷麻鈴さん対談VOL.1｜“ギャップ”が魅力のひとつであるアズキ＆ココナツ、役作りへのアプローチとは

初対面で謎の挨拶をしてしまいました

――おふたりが思うTVアニメ『ネコぱら』の魅力を教えて下さい。

井澤：1話を見たときに、めちゃくちゃ可愛いなと思って。作画がすごく綺麗で、可愛いキャラクターを大事にしている作品だな、というのが第一印象からありましたね。

水谷：音楽もすごくて。『ネコぱら』の世界観や可愛さ、癒しがすごく伝わってきました。それから、TVアニメオリジナルのカカオが、今まで一番年下だったショコバニのさらに下をいく子として登場したことで、みんなの新鮮なリアクションを見ていただけるのも魅力だと思います。

――そして、今回オンエアされたのが第5話です。第5話はいかがでしたか？

水谷：ちよちゃんが初めて登場しました。今までカカオが心を開いている存在はショコラとバニラだけだったんですけど、初めて人間の女の子に心を開くのは印象的でしたね。

――カカオの成長は楽しみですよね。今回のアズキとココナツはアイスバーを持ってやりあっていましたが、演じるにつれて息が合ってきた感じですか？

井澤：そうですね。合ってきました。

水谷：積み重ねたことで、なんとなくアズキはこうくるだろうなとわかってきたので、ココナツはもうちょっと子供っぽく返しても平気かな、などいろいろわかるようになりました。

――ちなみに、おふたりはこれまで共演の経験は？

井澤：今回が初めましてです。私は『ネコぱら』で初めましての方が結構多くて。

――お互いの印象はどうでしたか？

井澤：(水谷さんとココナツは)ちょっと似てますよね？(笑)

水谷：似てますか？(笑

井澤：正直、初めましての人が多いと、最初は誰がどのキャラなのかわからなくなることもあって。でも、(水谷さんは)すぐに覚えられました。

水谷：よかった〜。私は、井澤さんがアズキ役ということで、ちゃんとご挨拶しなきゃと思って。「いっぱい喧嘩するのでよろしくお願いします」みたいな謎の挨拶をしてしまいました(笑)。でも、快く「よろしくお願いします」と言ってくださったので、ホッとしました。

井澤：役の外では喧嘩しないからね(笑)。「ココナツでいっぱい絡みます」と言ってきたのが可愛かったです。

――役の外でも喧嘩するのは、ネタであれば面白いですけどね。ブースでは席が離れているとか。

井澤：席は離れているんですよ(笑)。対極のようなところに座っていますね。最初の椅子取りゲームでそうなってしまいました。

水谷：でも、顔が見やすいのでアイコンタクトは取りやすいです(笑)。

――そんなアフレコ現場でのエピソードは何かありますか？

井澤：穏やかすぎて何も事件が起きないです(笑)。

水谷：そうなんですよ。めちゃくちゃ穏やかです。

井澤：監督もまったりほんわかしている方なので、あまり騒ぐ瞬間がないですね。

――この作品だから、例えば毎週ケーキが出たりとかは？

井澤：まだ出てきませんね。あってもいい気がするんだけど、おかしいなぁ(笑)。

水谷：これから楽しみにしています(笑)。

――第5話までやってきて、ほかの方の演技などで印象に残っていることはありますか？

井澤：ショコラ役の八木(侑紀)さんの声がめちゃくちゃ可愛くて、最初ビックリしましたね。クリアな萌えボイスの人を久しぶりに見たと思って衝撃でした。

水谷：ココナツとアズキに毎回喧嘩のシーンがあるように、シナモンも絶対に「潤っちゃう〜」のシーンがあるじゃないですか。私はそれが大好きなんです。

井澤：1番アホの子だよね(笑)。

水谷：今日の「潤っちゃう」はここだなって毎回楽しみにしているので、次回以降も個人的な楽しみポイントですね。

［文・千葉研一］

作品情報

TVアニメ『ネコぱら』

2020年1月9日（木）より放送開始
TOKYOMX 22:00-
BS11 24:30-
AT-X 21:00- ※リピート放送あり
※放送時間は変更の可能性がございます

STAFF

原作：NEKO WORKs
監督：山本靖貴
シリーズ構成：雑破業
キャラクターデザイン：平野勇一
音楽：立山秋航
アニメーション制作：FelixFilm

CAST

ショコラ：八木侑紀
バニラ：佐伯伊織
アズキ：井澤詩織
メイプル：伊藤美来
シナモン：のぐちゆり
ココナツ：水谷麻鈴
水無月時雨：Ｍ・Ａ・Ｏ
水無月嘉祥：立花慎之介
カカオ：森嶋優花（※アニメ新キャラ）

公式サイト
公式ツイッター（＠nekopara_anime）