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i☆Risの2年半に迫る!4thアルバム発売記念インタビュー

i☆Risの2年半に迫る!4thアルバム『Shall we☆Carnival』発売記念インタビュー|『アイドルタイムプリパラ』第4クールOPから『手品先輩』OPまで

声優アイドルユニット i☆Risが4thアルバム『Shall we☆Carnival』を2020年3月13日にリリースする。3rdアルバム『WONDERFUL PALETTE』から約2年半。深夜アニメのタイアップ曲やパシフィコ横浜での7周年記念ライブ。様々な経験を積んで誕生したニューアルバムに大きな期待が集まっている。

今回、アニメイトタイムズは『Shall we☆Carnival』の取材として、前作アルバムリリースから2年半の軌跡について聴いてみた。深夜アニメタイアップ曲の連続リリースや海外公演。これまでの活動と比較しても目新しい動きが多かった活動の数々はi☆Risにとってどんな時間だったのか。

まずは、武道館のステージを踏んでから約1年後に行われた『i☆Ris 5th Anniversary Live~Go~』からだ。

 

泣いちゃう人が多かった『Memorial』

――今回の取材では『WONDERFUL PALETTE』から『Shall we☆Carnival』までの2年半を振り返っていただきたく思います。まずは2017年11月に開催した「i☆Ris 5th Anniversary Live~Go~」についてお聞きしたいです。「i☆Ris 4th Anniversary Live ~418~」で武道館のステージを踏んでから約一年後のライブでした。

若井友希さん(以下、若井):すっごくいいライブだったんですけど、i☆Risが少し戸惑っていた時期かなって。

――戸惑っていた?

若井:武道館ライブが終わった後から、ファンの方が結構入れ替わったように感じていて。。色々とi☆Risが苦戦している時期だったような気がしますね。

芹澤 優さん(以下、芹澤):そうだね。武道館が終わって「まだまだ上に行くぞ!」って感じだったんですけど、どうやって上に行けばいいのか分からないというか。

澁谷梓希さん(以下、澁谷):私たちも分からないし、ファンのみんなも分からないし。アイドルが武道館でライブをするって、目標でもあり……。今期のアニメでもやってるじゃないですか。

――『推しが武道館いってくれたら死ぬ』みたいな。

芹澤:そうそう(笑)。i☆Ris全体でどこか達成感があったというか。

山北早紀さん(以下、山北):うん。私たち自身に意欲はあったんだけど、どうしていいか分からなかった時期ですね。

澁谷:今思うとフワッとしてたよね。でも、そのフワッとをどうすればいいのか、分からない。この時期ってアニメの『プリパラ』も後半に入ってきていて。本当にどこに進めばいいんだろう?と。

――ステージのi☆Risだけを見ていたら全く伝わって来なかったのですが、そういった葛藤もあったんですね。

山北:ライブでは常に楽しい一面を見せていたつもりだったので、葛藤は見えなかったかもしれないですね。5周年ライブと言えば、2日間開催したんですよ。ランキング形式で楽曲を披露したりとか。ファンの皆さんは楽しいライブだったと思いますよ。もちろん、私たちも楽しかったですし。

――ありがとうございます。では、続いて2018年2月リリースの『Memorial』についても聞かせて下さい。こちらは『アイドルタイムプリパラ』第4クールのOPテーマでもありました。

芹澤:『プリパラ』が終わっちゃう。寂し過ぎて辛いって感じでは無かったんですけど、ファンの方々はこの曲を聴くと泣いちゃう人も多くて。

茜屋日海夏さん(以下、茜屋):確かに。『Memorial』で泣いちゃう方多かったよね(しみじみ)。

――『プリパラシリーズ』を4年間走り抜けた最後のOP曲ですものね。

澁谷:この曲はモーションも取ったよね?

※『アイドルタイムプリパラ』第50話「夢のツバサで飛べマイドリーム!」。『SoLaMi♡SMILE』と『DressingPafé』が6人で『Memorial』を歌唱しているライブシーンのモーションはi☆Risが担当している。

芹澤:そうだね~。

久保田未夢さん(以下、久保田):プリパラシリーズ約4年でキャラクターと一心同体させてくれた曲になったなあと思います。『プリパラシリーズ』の締めくくりとして、私たちにとっても想い出深い一曲ですね。

山北:撮ったときよりも……実際に皆の前で披露したりアニメが終わる3月頃になると……ね。毎週この曲が流れるたびに「あっ……」ってなっちゃってた(笑)。(アニメのオンエアーを見て)終わるんだな~って。

澁谷:「(歌詞は)終わらないで~」って歌ってるんだけどね。

――『プリパラシリーズ』で座長を務めてきた茜屋さんはいかがですか?

茜屋:i☆RisとしてずっとOPを歌ってきてはいたんですけど、『アイドルタイムプリパラ』になってからはわーすたちゃんが歌っていたので、いったん離れてはいたんですよね。『Memorial』で久々に『プリパラ』のOPに戻ってきて。集大成の曲という意味もあったんですけど、久しぶりに帰ってこれたなって嬉しさがあったり。

『アイドルタイムプリパラ』で主人公が3人になって、これからシリーズを通して引き継いでいくんだなって感じもあったので、"バトンタッチ"という意味を込めて私は『Memorial』を歌っていました。うん、寂しさよりもこれからも続いていくって期待感もありましたね。

若井:そうだね。『プリパラ』が終わってから前ほどライブをする機会は減っちゃんたんだけど、久しぶりにライブしたりすると本当にファンの皆さんが喜んでくれて。本当にみんな『プリパラ』が好きなんだなって。TVシリーズの『プリパラ』が終わった今だから分かる愛情があるというか。

 

海外進出のキッカケ

――続いて2018年5月発売した『Changing point』について聞かせて下さい。こちらはTVアニメ『魔法少女サイト』OPテーマでしたね。i☆Ris初となる深夜アニメのタイアップでもあります。

芹澤:(デビュー)5年目にして初ってすごいですよね(笑)。

若井:今思えば、深夜アニメのタイアップなしでよく武道館に立ったよね(笑)。

山北:確かに(笑)。

澁谷:タイアップが決まったことでこの当たりからちょっと変わったような気がするよね。まだまだi☆Risには違う可能性があるんだよって。そうそう、MVが凄かったんですよ。ここまでバリバリにセット組んで撮影するのもはじめてだったので。

――そうだったんですね。確かに『Changing point』はMVもすごくクールな仕上がりでした。

澁谷:後は『魔法少女サイト』って海外の方にもすごく人気があったんですよ。i☆Risの海外ファンが増えたキッカケの一曲かもしれませんね。

――なるほど。山北さんはいかがでしょう?

山北:え!?うーん…….。今、ずっちゃんが全部まとめてくれたので(笑)。これで100点だと思います!

澁谷:あはは(笑)。でも、武道館が終わってからって6人が思ってることが一緒だったりするよね。なんかここに来てまとまってきた感じあるよね(笑)。

――では、続いて2019年2月の『Endless Notes』についてお聞かせ下さい。こちらは、TVアニメ『グリムノーツ The Animation』の主題歌でした。

久保田:グリムノーツはゲームが原作なんですが、音楽にもこだわりがある作品だったので、ゲームのファンの方々にも受け入れてもらえるような楽曲になったらいいなあと思いました。i☆Risとしても、普段リード曲にはあまり選ばれないバラードの曲調だったので、新しい一面をお見せできたんじゃないかなって思います。

若井:『Endless Notes』からi☆Risの音楽制作チームが変わったんですよね。なので、(今までと)ぜんぜん違う曲がきたなって思いました。上手くいけばいいなって祈りのこもった曲だったかも(笑)。

――翌月の2019年3月にはデビュー初となる海外公演。上海でワンマンライブを開催しています。

若井:まず、海外にも私たちのファンがいるんだ!っていう嬉しさがありました。

――海外のステージを踏む時って少し印象が違ったりします?当然、日本とはファン層も違いますし。

澁谷:生で動いている私たちを見る機会がまず少ないじゃないですか。日本でのライブにお越しくださる海外のファンの方もいらっしゃるんですけど、渡航費だって高いですし。

自分の好きなグループを自分たちの街で見ることができるという熱量が凄かったなぁ。この一瞬に懸けるパワーが凄いと言うか。実際、ほとんど現地の言葉で歌ったりしていないんですけど、ウチらの言葉を理解してくださって盛り上がってくれるのは本当に嬉しかったですね。

芹澤:そうだ!『Make it!』のサビを中国語で歌ったんですよね。ちゃんと伝わってくれていれば嬉しいんですど(苦笑)。でも、このステージでこれからもっと海外に目を向けていきたいと思いましたね。英語バージョンを作ってみたいなとか。

山北:と言ってもまだまだ東京で公演する時くらいの人数は集まらないので。これから日本と同じくらい集まるように頑張っていきたいですね。

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