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TVアニメ『歌舞伎町シャーロック』キャスト座談会第12弾

アニメ『歌舞伎町シャーロック』小西克幸さん、山下誠一郎さんによる座談会第12弾|端役のキャラまでも関係性を大切にしていると思える本作☆

まだ掘り下げていないところやこの先も見てみたい!

――これまでの座談会では、共演されるにあたってのお互いの印象を伺ってきましたが、お二人は監督と相談されたり、いろいろと悩まれたお話も伺いましたので、改めて最終回までを終えて、収録に臨むお互いの姿勢・演技から感じたことがあれば教えてください。 

小西:そういう(監督たちと相談する)姿は見ていないからな。

山下:こっそりやっていたんです。

小西:みんなそうです。こっそりというか、スタッフブースに入っていってしまうので、誰もわからないんです。何を話しているのか、トイレに行っているのかもわからないし(笑)。

だから、誰も気付いていないと思います。

山下:僕もです。長崎さんが来て、皆さんがいる前で聞くのは時間も取ってしまって申し訳ないので、始まる前とか休憩中に聞いていました。

小西:台本をいただいてから、家でリハーサルをして「どんな気持ちなんだろう?」と思ったところは、毎週ではないですけど、僕も監督にいろいろと聞きに行って。

推理モノだし、何を大事にしたら良いのかというディスカッションは、思い切って取りに行きました。

ネタバレになっちゃうから教えたくないという人もいますが、吉村(愛)監督は全部教えてくれましたね。

山下:難しいですよね。

――モリアーティとシャーロックが一緒に落語をしたり、#19からはモリアーティとシャーロックが対峙したりと二人のシーンも多かったので、掛け合いをしての感想はいかがですか?

小西:難しいな。

山下:推理落語の時は楽しかったです。

小西:台本を読んで、今回は一緒にやるんだなと思ったよね。

山下:そうですね。なので、一度寄席を観に行ったんです。

一同:へ~!

山下:観に行ったはいいものの、勉強というのを忘れてすっかり楽しんでしまいました(笑)。

でも、「丁度お時間です」と二人で言うセリフが、リテイクなしで決まったのが気持ち良くて覚えています。

小西:よく覚えているね。

山下:そこは(小さくガッツポーズしながら)「よっしゃー」と(笑)。

一同:(笑)。

小西:そういうのは、そろうと気持ちいいよね。

山下:若輩者の身としては、そういう息をそろえるセリフなどを先輩と一緒にする時は、ピリッとした緊張感があるというか、失敗するわけにはいかないという思いがあるので、しかも「これで終わりです」というお話の締めの流れで。

小西:先輩のニセ落語だけどね(笑)。

山下:でも、モリアーティが#01で「ヘタだけどね」と言っていますし、#13でシャーロックが師匠に「何かが足りないんだよ」と言われて破門されていて、そういうところを含めても楽しかったです。

今までモリアーティが声を掛けても「知らん」、「興味ない」というシャーロックが、モリアーティにとっては初めての「仲間」「同類」であり、それが心地よかったということを前提にすると、ワトソンが来てシャーロックが変わってしまったことが、モリアーティの中では異常で。

掛け合いと言わず、返ってきた言葉がどうであろうと、モリアーティはズカズカと言葉を発するから、シャーロックの言葉を聞いてモリアーティがどう返すかということに注力しすぎずにいられたというのはあります。

どんなことを言ってもシャーロックはシャーロックだろうし、だからこそ、モリアーティの心情で向かうと、シャーロックがワトソンと話している時のトーンの違いとか、反応に対して違和感を覚えるのが自然にできたかなと思います。

――最後に、ファンの方にメッセージがあればお願いします。

山下:『歌舞伎町シャーロック』が無事ゴールを迎えて、皆さんがどんな感想を持ったのか、どんな思いを持ったのかをぜひ聞いてみたいので、いろいろ聞かせていただければうれしいし、それをまた周りの人に広めてみてくれたらうれしいなと。

ぜひ、楽しんでください。これからも宜しくお願いします。

小西:『歌舞伎町シャーロック』はいろいろなキャラクターがいるので、やろうと思ったらいつまでも続けられる作品だと思うんですよね、事件はなくならないから。それだけ、人の欲望ってあるじゃないですか(笑)。

モリアーティと子どもたちの出会いや、どうしてこういう関係性になったのかとか、描き切れていないところがいっぱいあると思うんですよね。

まだ掘り下げていないところを含めて、そういうところも見てみたいし、この先も見てみたいというのもあるので、作品を盛り上げてもらえたらうれしいです。

『歌舞伎町シャーロック』S級特盛イベント~生配信で4649♡~

配信日時:2020年4月12日(日)16:30~ 18:30
出演者:小西克幸、中村悠一、山下誠一郎、斉藤壮馬、東山奈央、東内マリ子、青山穣、橘龍丸、諏訪部順一
司会:大橋隆昌
販売価格:4,000円(税込)

▼番組ページ【タイムシフト視聴期間:2020年4月20日(月)23:59まで】
https://live2.nicovideo.jp/watch/lv324959382

▼チケット販売ページ
販売期間:2020年3月28日(土)10:00~4月20日(日)21:00
https://secure.live.nicovideo.jp/event/sharock

TVアニメ『歌舞伎町シャーロック』作品情報

《配信》
dアニメストア:毎週土曜 昼12:00~
AbemaTV:毎週火曜12:30~
ほか
 

イントロダクション

新宿區イーストサイド……混沌を極めたその街の中心には、ネオン瞬く歌舞伎町が広がっていた。

光が強けりゃ影も濃い。悪人どもの潜む暗がりの、そのまた奥に探偵長屋の明かりが灯る。

ハドソン夫人の営むその長屋は、なくて七癖、曲者ぞろい。野心満々のケッペキ探偵に、男を化かす姉妹探偵。はたまた刑事くずれのオッサン探偵がいるかと思えば、ヤクザを破門されたアンチャン探偵……

そして真打は、落語をこよなく愛する天才探偵シャーロック・ホームズ。切り裂きジャックによる猟奇殺人が起きたその夜、舞台の幕は上がった。

探偵どもの化かし合いを横糸に、シャーロック、ワトソン、モリアーティ、三つどもえの友情を縦糸に……

ミステリー? いやさコメディ? なんともはや、判別不能ドラマのはじまりはじまり~。
 

スタッフ

監督:吉村愛
シリーズ構成:岸本卓
キャラクターデザイン・総作画監督:矢萩利幸
プロップデザイン:清池奈保・津坂美織・久原陽子
色彩設計:藤田恵里香
美術設定:金平和茂
美術監督:片平真司(スタジオアカンサス)
3D監督:磯部兼士(ランドック・スタジオ)
特殊効果:村上正博
2Dワークス:濱中亜希子
撮影監督:荒幡和也
モーショングラフィックス:大城丈宗
編集:濱宇津妙子
音響監督:長崎行男
音楽:伊賀拓郎
オープニングテーマ:EGO-WRAPPIN’「CAPTURE」
エンディングテーマ(#1~#12):ロザリーナ「百億光年」
エンディングテーマ(#13~):石崎ひゅーい「パレード」
アニメーション制作:Production I.G
 

キャスト

シャーロック・ホームズ:小西克幸
ジョン・H・ワトソン:中村悠一
ジェームズ・モリアーティ:山下誠一郎
京極冬人:斉藤壮馬
メアリ・モーンスタン:東山奈央
ルーシー・モーンスタン:東内マリ子
ミッシェル・ベルモント:青山穣
小林寅太郎:橘龍丸
ハドソン夫人:諏訪部順一

公式サイト
公式ツイッター

(C)歌舞伎町シャーロック製作委員会
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