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『キンプリ』一条シン役・寺島惇太インタビュー|シンに伝えたいメッセージ

『KING OF PRISM』一条シン役・寺島惇太さんインタビュー|今度は女子プリズムスタァたちとの対決を所望!? 今だからこそ語れるシンへの想い、ルヰとの関係性

プリズムスタァを目指す個性豊かな男の子たちが、女の子をもっともトキめかせる“プリズムキング”を目指し、さまざまな試練や困難に立ち向かっていく『KING OF PRISM』(通称:キンプリ)シリーズ。

2016年1月に劇場アニメ『KING OF PRISM by PrettyRhythm』が公開され、その翌年には劇場版2作目の『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』が、2019年4月からはTVアニメ『KING OF ORISM -Shiny Seven Stars-』が放送されました。

そして、2020年1月より公開された、『キンプリ』シリーズの歴代プリズムショー全29曲からファンが選んだ上位10曲を上映する最新作『KING OF PRISM ALL STARS -プリズムショー☆ベストテン-』のBlu-ray&DVDが7月10日に発売されます。

このたび、天性の輝きを備えている王道スタァ・一条シン役を演じる声優の寺島惇太さんにインタビューを実施!

シンくんにはずっとプリズムスタァとしてステージにたち続けてほしいと語る寺島さん。TVシリーズを振り返り、今だからこそ感じる想いを語っていただきました。

映像の美しさを感じたシャインのプリズムショー

——TVアニメ『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』の放送から1年が経過しました。TVシリーズが終わって反響はいかがでしたか?

寺島惇太さん(以下、寺島):TVシリーズの最終回が終わり、いろいろな反響をいただきました。

TVシリーズが始まる前の2作品はどちらとも劇場作品で、『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』の場合は劇場編集版として劇場公開されましたが、TVシリーズで初めてご覧になった方は11話でシンくんがとんでもないことになったまま終わったので、1週間モヤモヤしながら次の放送を待っていたと思います。

「一体どうなるの~っ!?」と、みんな不安だっただろうなぁと(笑)。

——今だからこそ笑って話せるかもしれませんが、放送当時は本当に不安でした(笑)

寺島:そうですよね。僕もTwitterでエゴサをしましたが、最終回までのつぶやきが地獄絵図になっていて(笑)。みんな“つらい……”というつぶやきが多くて、予想していた通りでした。

最終回が終わると、“続きが見たい”というつぶやきもたくさんあって嬉しかったです。

——第11話の「一条シン SIN」ではシャインが出てきました。自分が演じたシンくんがシャインに乗っ取られてプリズムショーをしている姿を見ていかがでしたか?

寺島:すごく禍々しい感じでした。でも映像がすごく綺麗で、背景からシンくん(シャイン)の表情、動き1つ1つまで細かく作っていただいたので感動しました。

自分が演じたというのもありますが、あまり“怖い!”おぞましい”みたいな気持ちにはならずに、単純に映像が綺麗すぎて“綺麗だな~”“良い画をつけてもらったな~”と嬉しい気持ちが勝ちました。

映像が歌の世界観を強く表現していたので、頑張った甲斐があったなぁと。すごいショーを見せてもらいました。

寺島さんがセプテントリオンらしさを感じたシーンとは?

——TVシリーズを終えて一段落したところかと思いますが、今の率直な感想をお聞かせください。

寺島:一条シンくんという役で4年間いろいろな場面で演じさせていただいて、どんな終わりを迎えるのか、どういう風になっていくのか、常に自分でも考えながらやってきました。

一応、TVシリーズまでしっかり演じることができましたし、ハッピーエンドな最終回を迎えられたのですごく良かったと思います。

続けようと思えば続けられそうな感じではありますが、シンくんとルヰくんという2人の関係性は平和なところで一段落ついたので安心しました。

実は、『PRIDE the HERO』(劇場版2作目)が終わった後に、菱田監督に「この後、シンくんとルヰくんはどうなるんですか?」とお伺いしたんです。

そしたら菱田監督は「この後、ルヰくんはメンヘラ化します」と闇落ちします的なことを言われて「えぇーっ!?」って(笑)。

そういう展開が来るのかとドキドキしながら新シリーズを迎えましたが、全然メンヘラ化していなかったので「あれっ?やめたのかな?」と(笑)。

ルヰくんは最後まで良い子でしたし、シンくん一筋でした。

——逆にシンくんのほうが闇落ちした感がありました。

寺島:シンくんがシャインに乗っ取られちゃったので、「そう来たか!?」と(笑)。見事に裏切られました(笑)。

——TVシリーズを通して印象的なシーンはありましたか?

寺島:最後のセプテントリオンが商店街で催し物をやっているシーンが印象に残っています。プリズムスタァだけど庶民派というか、身近に感じられるところがセプテントリオンの良いところだなぁと。

最初のシーンにもありましたが、設備が整っている大きな施設で生活できる状況になったとしても、結局、みんなが落ち着ける寮に戻ってきます。

どんどん成長して実力をつけても彼らの根っこの部分は変わらないんだと感じられるシーンは、僕自身も見ていて安心しますし、身近に感じられるキャラクターたちがすごく好きです。

——本当に、セプテントリオンの7人が商店街で活動を始めるシーンは彼ららしさが出ているような気がします。

寺島:大きい会場ではなくて商店街というところがセプテントリオンらしいですよね。

あそこからまたスタートすることによって、いろいろなことが想像できるというか、いきなりスターになっちゃうよりは、また地道に一歩一歩進んでいくところを皆さんも見たいんじゃないかなと思います。

——あくまで想像ですが、寺島さん自身、そこからどういう風に物語が続いていくと思いますか?

寺島:まだまだ新米のプリズムスタァたちですし、上にはオバレ(Over The Rainbow)の3人がいます。描かれていないだけで、あの世界にはもっとたくさんのすごいプリズムスタァたちがいると思うんです。

今まではあくまでもエーデルローズ vs シュワルツローズというプリズムスタァを目指す男の子たちによる戦いでしたので、世界が広がると今度はプロの大人のプリズムスタァたちがいて、そこにまた揉まれるようになって。

そして世界にもプリズムスタァたちがいると思うので、どんどんもっとすごい人たちが出てきて、セプテントリオンの7人たちもまた成長し続けていく、そんな物語を見てみたいです。

(C)T-ARTS / syn Sophia / エイベックス・ピクチャーズ / タツノコプロ / キングオブプリズムSSS製作委員会
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