アニメ『Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season』前半クール 第2話（27話）を振り返る！　“強欲”の魔女エキドナ（CV：坂本真綾さん）をはじめ今回も新キャラの登場や、気になる伏線が多数！

MF文庫Jから刊行されている長月達平先生によるライトノベル『Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)』。本作のTVアニメ第2期『Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season』前半クールが2020年7月から9月にかけて放送されました。

アニメイトタイムズでは現在、2021年１月よりスタートする後半クールの放送に向けた前半クールの振り返り企画を実施中です。今回は前回の第1話（26話）に引き続き、第2話（27話）「次なる場所」の振り返りをお届けします！

前回の26話ではペテルギウスとの戦いの裏で起こった出来事が明かされ、レム（CV：水瀬いのりさん）が“暴食”の大罪司教ライ・バテンカイトス（河西健吾さん）の権能によって、周囲の人たちの記憶から忘れられ、目を覚ますことのない抜け殻のような状態になってしまったことが明らかに。

今回はそんな彼女を救うことを決意したスバル、そしてエミリアのふたりがいよいよ次の動きを見せてくれました。それではいってみましょう。

ロズワール邸のメイドはラム＆レムだけでは無かった!?

冒頭でクルシュ・カルステン（CV：井口裕香さん）らと別れ、ロズワール邸への帰路につくことになったスバルたち。その別れの際にスバルが報酬としてもらった地竜のパトラッシュに頬擦りされ、「想像以上に鱗が痛い！　大根おろしにされる大根の気持ちがわかる！」と話すなど和やかな空気が流れていました。

フェリックス・アーガイル（CV：堀江由衣さん）から静養が必要なのはスバルもだと釘をさされる一幕もありましたが、明らかに女性っぽい服装をしてはいても彼は男性なんですよね。演じる堀江さんの声もあって、やはり何度見ても驚くばかり。

出発後の車内では、当たり前のようにエミリアの隣に座るスバル。エミリア的には最初はむずむずしたそうですが、今はそうじゃないと変な感じがするのだとか。これはやっぱり、また少しスバルに心を開いてくれているのではないでしょうか。

アーラム村に戻ると聖域から戻っていないのか、誰の姿も見当たりません。なんとスバルもエミリアもその場所を把握していないということで、一度ロズワール邸に戻ることになりました。するとここで新キャラクターのフレデリカ・バウマン（CV：名塚佳織さん）が登場！

彼女はスバルがロズワール邸で働き始める前にメイドとして働いていた女性で、今回はラム（CV：村川梨衣さん）の要請で戻ってくることになったのだとか。フレデリカいわく屋敷の厨房や庭木が荒れ果てていたそうですが、そうでしたね、家事全般は主にレムが取り仕切っていたのでした。

ここでもまた、レムが周りの人たちから忘れ去られてしまっていることをまざまざと視聴者に印象付けてきます。あれだけ仲の良かった姉のラムですらレムのことを忘れてしまっているのだとすると、今後その様を見るのが恐ろしく感じてしまう方もいるのではないでしょうか。

その後はロズワールたちの行方を唯一知っているであろう存在である、禁書庫の大精霊ベアトリス（CV：新井里美さん）を頼ることに。相変わらずの憎まれ口の応酬にほほえましい気分になったところで早速本題へ。

ベアトリスとの会話の中でペテルギウス・ロマネコンティ（CV：松岡禎丞さん）から奪い取った戦利品である“福音書”を見せる一幕がありました。この会話の中で怠惰の大罪司教である彼を殺害したことを報告すると、ベアトリスから「お前もベティを置いて行ったのかしら、ジュース……」という気になる人物の名前が。この人物は一体何者なのか!?　ベアトリスとどんな関係のある人物なのか気になるところ。

加えて怠惰の大罪司教が空席となったことから、ペテルギウスの持っていた“魔女因子”がどうなったのかと尋ねられるスバル。しかしこれについてはあまりピンと来ていない様子。

すると今回尋ねに来た理由であるロズワールの思惑や福音書、魔女因子についてなどのスバルの求める答えが聖域にあるとだけ教えてくれるベアトリス。ただし答えそのものは教えないということで、彼女のアドバイス通りフレデリカに聖域への行き方を教えてもらうことに。

泣きそうな顔をして「お前の都合のいい道具じゃない」と怒るベアトリスも気になるところでしたが、ここで一度場面転換。