アニメ『Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season』前半クール 第3話（28話）を振り返る！　ロズワール（CV：子安武人）＆ラム（CV：村川梨衣）と再会を果たし物語に大きな動きが!?

MF文庫Jから刊行されている長月達平先生によるライトノベル『Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)』。本作のTVアニメ第2期『Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season』前半クールが2020年7月から9月にかけて放送されました。

アニメイトタイムズでは現在、2021年1月よりスタートする後半クールの放送に向けた前半クールの振り返り企画を実施中です。今回は前回の第2話（27話）に引き続き、第3話（28話）「待ちかねた再会」の振り返りをお届けします！

前回の27話にてロズワール邸へとようやく帰り着いたスバル（CV：小林裕介さん）とエミリア（CV：高橋李依さん）。しかしロズワール（CV：子安武人さん）やラム（CV：村川梨衣さん）らは今だ戻らずということで、彼らが待つとされる“聖域”と呼ばれる場所へ向かうことになりました。

今回はそのラストシーンで邂逅した、“強欲の魔女”エキドナ（CV：坂本真綾さん）とスバルとの一幕から始まります。それではスタートです！

“強欲の魔女”エキドナは案外普通に話せる可愛らしい女性！

突如遭遇したエキドナが“強欲の魔女”と名乗ったことから、警戒してかかるスバル。遺跡から突如草原のような場所に招かれたことから訝しむスバル。エキドナとしてはスバルを肉体的に転移させたわけではないそうで、“魔女の茶会”に招いただけのつもりだったそうです。

“強欲の魔女”と言うと、前々回に登場して強烈な印象を残した魔女教大罪司教の“強欲”担当のレグルス・コルニアス(CV：石田彰さん)をふと思い出しますが、彼とは違ってちゃんと会話が成り立っているので安心です。ひょっとして魔女のみなさんは結構普通で、“魔女教”やその“大罪司教”の方々が変なだけなのでしょうか。

少し脱線しましたが、お茶が冷める前に席につけと促され腹を括るスバル。殺そうと思ったら次の瞬間に消し炭になると考えていたスバルは、そのままエキドナが用意したというお茶を飲み干しました。いわくこれは彼女自身の体液だということで、これを聞いて狼狽えるスバルのリアクションは中々にテンションの高いもの。

また彼女はスバルが自分の前に立って普通でいられることに驚きを見せました。本来普通の人ならばエキドナの前に立つと吐くそうで、この時点でスバルが何らかの特別な能力を既に持っていたことを匂わせています。

この時のスバルは、「俺的に最高の美少女で常に目の保養をしてるんだ。だからお前のことを見ても、別にそんな対して可愛いなとか思う回数は少ない」などとのたまっていましたね。少ないだけでちょっとはエキドナのことも可愛いと思ったのでしょうね。

エキドナは自分に話を聞ける機会なんてそうそう得られないとスバルに話すと、どんな情報が欲しいのか他の魔女たちの話題を交えつつ大仰に問うてきます。そんなにスバルと話がしたいのでしょうか。すると突然苦しみだすスバル。

エキドナによると先ほど飲み干させたお茶は、現在スバルが持っている“怠惰”の魔女因子に働きかけるものだったそう。どうやらペテルギウスを殺害したことで、その因子がスバルに移ってしまった様子。

またこの謎空間についても判明。なんとエキドナの死後その魂が囚われている“聖域”であり、この空間においてスバルが正常でいられたのは魔女因子が要因になっているのだとか。その流れでこの空間の外が目的地である“聖域”であることがわかると、スバルはエミリアとの合流を最優先してエキドナを放置してさっさと帰ろうとします。

これに思わず狼狽えるエキドナ。まさかそんなにも雑な扱いをされるとは思っていなかったのか、焦っている様子がとても可愛いらしいです。やっぱりスバルと話がしたかったのか、とてもガッカリした様子のエキドナ。すると立ち去ろうとするスバルにこの茶会の対価を要求します。

これによってエキドナはスバルにこの茶会の出来事の口外を禁じたほか、お土産として聖域の試練を受けるための資格を与えてくれました。その資格が何のことかはこの時点では明らかになっていませんが、これが後々役に立つときが来ることを祈りたいところ。

そうしてエキドナと会う前の遺跡で目を覚ましたスバル。一度外へ出るとそこには目を回し倒れ伏すオットー（CV：天崎滉平さん）が!?　ここで今回も新キャラクターが登場です！

フレデリカ（CV：名塚佳織さん）によく似た容姿の男性で、登場するなり遺跡の出口からかなり遠くまでスバルを投げ飛ばした彼こそが、出発前にフレデリカが気をつけろと言っていたガーフィール（CV：岡本信彦さん）。

初見の印象ではかなりの乱暴者かつ短絡的な印象を受けましたが、フレデリカの関係者であることを話すと納得したのか聖域につれていってもらえることに。ガーフィールは余所者の侵入を許したと思ってスバルたちと交戦に入ったと思われますが、本人の発言通りオットーはやられ損です。彼にも今後良いことがあるといいのですが……。

また、フレデリカから預かった石が輝いた理由についてもここで判明。これは結界に反応して引きおこされたのだそうで、意識を失ってしまうのは他種族とのハーフだからの模様。だからエミリアだけが倒れてしまったのですね。そして聖域は亜人属のなかでも混血の人が住む場所であることも判明しました。