アニメ『Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season』前半クール 第7話(32話)を振り返る！　スバルが自分の死を軽く考えすぎなところが目立ってきましたが、果たして……!?

MF文庫Jから刊行されている長月達平先生によるライトノベル『Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)』。本作のTVアニメ第2期『Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season』前半クールが2020年7月から9月にかけて放送されました。

アニメイトタイムズでは現在、2021年1月よりスタートする後半クールの放送に向けた前半クールの振り返り企画を実施中です。今回は前回の第6話（31話）に引き続き、第7話（32話）「ユージン」の振り返りをお届けします！

前回の31話では、エルザ(CV：能登麻美子さん)のロズワール邸襲撃に対して先手を打とうとしたスバル(CV：小林裕介さん)。しかしこの襲撃は、特定の日時に発生するものではなく誰かが屋敷に帰ってきたことで起こるものであり、結局エルザによる凶行を事前に防ぐことは叶いませんでした。

そうしてスバルがもう一度殺害されるかといったところでベアトリス(CV：新井里美さん)の助けが入るのですが、彼が生き残っている場合死に戻りのセーブポイントが更新されてしまった可能性も否定できません。果たしてどうなってしまったのでしょうか……!?

ベアトリスは魔女や魔女教と何やら関りがある？

前回ラストでベアトリスによって禁書庫に引き入れられ事なきを得たスバル。しかしこのままではレムが殺害されてしまうため、大いに取り乱していました。すると「お前があの部屋に戻る理由はたった今なくなったかしら」とベアトリスが現実を突き付けてきます。

レムやラム(CV：村川梨衣)、フレデリカ(CV：名塚佳織さん)やペトラ(CV：高野麻里佳)をはじめ、何もかもが取り返しのつかない今になって自分だけを助けたことに激怒するスバルですが、ベアトリス自身も何故スバルだけを助けたのかわかっていない様子。

スバルの死に戻りの事を知っている視聴者目線だと彼の怒りはもっともなものに思えるのですが、おそらくその力の事を把握していなベアトリスからしてみたらせっかく命を助けた相手に「お前は俺を殺すべきだった」なんて言われる気分はいかほどのものなのでしょう。

とはいえスバルにとってこれは死活問題。ここで死に戻りできない場合、自分だけが生き残りほかのみんなはもう二度と戻らないことになってしまいます。激高したスバルは話が噛み合わないベアトリスの意思を無視して自死しようとしますが、彼女によって強引に止められます。

倒れ伏すスバルの目に映ったのは、揉み合いになっている間に散らばったと思われる本の中のひとつ。それはかつて戦った魔女教大罪司教“怠惰”担当のペテルギウス・ロマネコンティ(CV：松岡禎丞)が持っていた“福音書”に似た黒い本。

どうやらベアトリスはこの本“福音”に書かれていることを行動の指針にしていたようで、それが生きる意味になっていたのだとか。ただスバルを助けた理由を先ほど「わからない」といっていたはずなので、決してそれだけではなかったのではないと思えますね。また自身の全ては“お母さまのために”とも話していたのですが、それが誰の事なのかも気になるところ。

そうして言い合いをしていると、遂にエルザが禁書庫の中にまで踏み込んできました。先ほど言い合いの中でベアトリスに分厚い本でぶん殴られていたからか、立ち上がることが出来ないスバルはそのまま殺害されてしまいました。