アニメ『Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season』前半クール 第11話(36話)を振り返る！　果たしてロズワール（CV：子安武人）は敵か味方か!?　2nd season第1クールもいよいよ終盤に！

MF文庫Jから刊行されている長月達平先生によるライトノベル『Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)』。本作のTVアニメ第2期『Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season』前半クールが2020年7月から9月にかけて放送されました。

アニメイトタイムズでは現在、2021年1月よりスタートする後半クールの放送に向けた前半クールの振り返り企画を実施中です。今回は前回の第10話（35話）に引き続き、第11話（36話）「死の味」の振り返りをお届けします！

前回の35話では、不審に思うガーフィール(CV：岡本信彦さん)を説き伏せロズワール邸へと単身で戻ったスバル(CV：小林裕介さん)。今度こそベアトリス(CV：新井里美さん)との話は上手く進むのでしょうか？

ベアトリスの望みは死ぬこと……そんな彼女をスバルはどうする

ベアトリスを連れ出そうとするスバルですが、話が噛み合わず例の福音書のような“黒い本”を取り上げました。中身を確認するとそこには何も書かれておらず、もう何年も未来を示すことは無くなっていることが彼女の言葉からわかりました。

彼女は禁書庫の維持と管理をある人物から契約付けられているのですが、その主こそが強欲の魔女ことエキドナ(CV：坂本真綾さん)。ベアトリスはいずれある人物が現れると言伝られていたそうですが、ずっとここまで誰も訪れることはなかったそう。

そんな縛り付けられてられるような時間を終わらせたいベアトリスは、スバルに自分を終わらせて欲しいと求めました。要するに死にたいとのことですが、それを許すことができないスバルはどうにかしたいと色々な言葉をかけ続けます。

しかし400年近くも長い間縛り続けられていたことから、頑なになってしまっているベアトリス。スバルは遅すぎたということなのでしょうか？　ロズワールからの言伝にベアトリスに自分が“その人”だと伝えろというものがありましたが、それがこの彼女が求めた存在のことのなのでしょうか。

スバルはそのことを覚えてはいるはずですが、彼女を利用するような形になるのは避けたいのか、彼女にとってのその人にもなれず、殺してほしいとの願いも聞き届けられず悔やむばかり。加えてベアトリスたち精霊はひとりで死ぬことができないことも判明。自分の命すら思う通りにならないとは、契約による縛りは相当にキツイですね。

そこに現れるエルザ(CV：能登麻美子さん)。禁書庫はベアトリスの魔法によって簡単には入れないはずですが、なんとその仕掛けに使われている魔法は扉を媒介しているため、全ての扉を開けっ放しにすれば見つけられるのだとか。ここで以前の襲撃で全ての扉が開け放たれていたことを思い出すスバル。

またエルザの襲撃を見越してフレデリカ(CV：名塚佳織さん)たちを村に避難させていましたが、彼女にはどうやら共犯者がいるようで、スバルは村に行ったフレデリカたちの身も危険に晒してしまいました。解決に近づいたかと思いきや、ここでまた新たな重要情報がでてきました。

エルザから逃れるため屋敷から逃れるスバルとベアトリスですが、その先で早速先ほどの話に合った共犯者メィリィ(CV：鈴木絵理さん)が登場。彼女は魔獣を操る“魔獣使い”なのですが、第1期でもウルガルムという魔獣絡みの出来事がありました。その時から彼女は村に潜伏していたようです。

そこに追ってきたエルザが現れ、ベアトリスと戦闘に。一方的にやられてしまうかと思いましたが、なんと陰魔法を活かしてベアトリスのほうがエルザを圧倒。彼女の力を借りられれば、もしかしたら聖域での状況も打破できる可能性が……!?

しかし何らかの方法で自らの死を偽装していたのか、倒したと思われたエルザに不意を突かれてしまい、短剣で腹部を貫かれるベアトリス。すると彼女のお腹から解れた光の糸や粒子のようなものが溢れだします。やはり精霊は普通の人間と違うようです。

その様子を見て激高したスバルですが、エルザに殴り飛ばされ倒れ伏した際に、「気に入らない」と言う理由で左目を一突きされてしまいます。そんなピンチの状況のスバルですが、既に消滅しかかっているベアトリスが聖域へと転送したことで事なきを得ます。