Netflixオリジナルアニメシリーズ『天空侵犯』新崎九遠役 関根明良さん×スナイパー仮面役 梅原裕一郎さん対談｜地上波ではできない表現やバトルも心もよく動くアニメ

2人はリアルな高所は大丈夫？　そして高い所と聞いて連想する場所は？

――作中でいろいろな「仮面」に襲われますが、仮面と聞いて思い浮かぶものやキャラクターは？

関根：『オペラ座の怪人』の仮面舞踏会のシーンが一番最初に思い浮かびました。

梅原：心理学的な用語の「ペルソナ」が思い浮かびます。自分の本心が見えないように、外面を作るような。

――この作品は高層ビル群が舞台になっていますが、高い場所は好きor苦手ですか？

関根：苦手意識はないですし、高いところも大丈夫です。ジェットコースターとかも全然平気ですね。ガラス張りの床も大丈夫だったのですが、網状の階段はダメでした。子供の頃の家族旅行で、父に連れられてスキーのジャンプ台に昇った時は、階段が網状で足がすくみました。

梅原：高いところは、昔は結構好きで、ジェットコースターに乗るのも高いビルから街を見るのも好きでした。でも年齢を重ねるにつれて、高いところに行く機会が少なくなったせいか、少し前に高尾山のケーブルカーに乗った時、それほど高くはないのにビビッてしまって。もしかしたら今は苦手になってしまったのかもしれません。でもバンジージャンプは全然、大丈夫で、楽しく跳べました。

関根：すごい！　けど、どうしてなんでしょう？(笑)

梅原：何が大丈夫で、何がダメなのか、自分でもよくわからないんですよね。

――高いところと聞いて、思い浮かぶ場所は？

関根：東京タワーや東京スカイツリーですね。私は東京出身なんですけど、実は両方共、行ったことがなくて。だから先ほど、例に挙げていいものかなと迷ってしまって、「ガラス張りの床」という抽象的な表現になってしまいました…(笑)。

梅原：富士山ですね。人生で一度は登ってみたいと思っていますが、なかなか機会がなくて。いつか富士山の山頂で日の出を見たいです。

2人のマイルールは「天気予報」と「早寝しない」!?

――公式のキャッチは「世界(ルール)なんてクソ食らえ、ぶっ壊す」ですが、自分の中で譲れないマイルールは？

関根：私は5年間毎日、生存確認のため、ツイッターで天気予報をつぶやいていますが、それを忘れないということでしょうか。

――ちなみになぜツイッターで天気予報を？

関根：ツイッターを始めた時、何かをつぶやきたいなと思ってはいたのですが、私は自撮りには上手にできないし、お昼ご飯も普通なのでちょっと違うかなと思いまして…。そこで「私は生きていますよ」とご報告する意味も込めて、天気予報をつぶやくようになりました。

そして、たまたま私が「雨が降りそう」とつぶやいたら、「関根さんのツイートを見て、カサを持参しました」というリプライがあったので、「役に立てるのなら」とより詳しく書くようになって、今の形になりましたね。

――これからは出かける前に関根さんのツイートをチェックしたいと思います(笑)。梅原さんのマイルールは？

梅原：「早く寝ない」。早く寝たほうがいいとは思うし、寝ること自体は好きなんですけど、深夜にすごく活動的になってしまうんですよね。本を読んだり、映画を見たり。時間がないわけでもなく、暇な時もあるのに午前0時に寝るのはもったいないと思ってしまうんです（笑）。