2021年5月前半の総括(ラジオ)|青山吉能『みずいろPlace』#23
よぴぴ初の冠番組といえば!?
そしてわたしのひとり喋りといえば、忘れらないあの伝説の番組がありますね。
「青山吉能 聞いとっと!?よしのモン。。・*・:≡( ε:)」です。(顔文字合ってますか?)
まだ熊本に在住していた頃、リアル学校帰りなのに通って録っていたあのラジオ。今となってはマブ(だと思っている)なマネージャーと、俺たちのホルモン先輩と。
初めての冠番組。そしていまこのコラムでお世話になっているアニメイトタイムズさんでの配信。
諸々のご縁を感じざるを得ないですし、なんだかこの番組を振り返ることこそちょっとこそばゆく感じますが、はじめての冠番組というのは一度きりなので書きます。
冠番組というものが人生において何度持つことができるかというのは、当時の自分には分からないことでした。元々冠のついているアニメを担当することが決まっていたというのもその要因のひとつだと思います。とてもありがたいことですね。
でも「青山吉能」の名前がつくと思うとその思いはまた違うものになります。
ラジオに対しての憧れからかいつしか、「青山吉能」というタイトルを読み上げたい(しかもエコーで)という想いがありました。
今思えばデビューしてすぐそれが叶ってしまっていたのかと、当時は気付くことのできなかった経験をさせていただいていたんだなあと感じます。
わたしも、そしてディレクター兼作家のホルモン先輩も、手探りof手探りで進めてきた1クール。1クールって今思えばあっという間のはずなのに、当時はそれしか仕事がなかったようなものなので、一回一回に気合入れて空回りして大反省して・・・、心は忙しいものでした。
手作りの早見沙織さんパネルを背負って向かい側に鎮座するホルモン先輩の姿が思い出してみてもあまりにシュールで、でもそこには地元ならではの愛が詰まっていたんだのだと・・・これこそノスタルジア。
「ホルモン先輩」という名前だって、地元の馬料理屋さんで馬ホルモンを焼くのがめちゃくちゃうまかったからっていう理由なの、単純で可愛いでしょう。
ひとり喋りの冠番組、熊本でやることができたことは本当に大切な思い出です。
わたしはラジオにおいて、人間であることを意識して喋るようにしています。もちろん円滑に流れが進むこともとても大事で、そことのバランスはいまだに勉強中なのですが、人の面白さというのはその人間みに詰まっていると思うのです。