2021年5月前半の総括（ラジオ）｜青山吉能『みずいろPlace』#23

「I Love You」のある世界

そのバランスがあまりにも素敵で、なにより人の奥底にある扉を開けるのがとても上手で、このラジオという世界でわたしが最も尊敬している方は、やっぱり鷲崎健さんです。

ラジオというテーマでこの方の名前を出すことはあまりに王道すぎるかとも思うのですが、わたしのラジオにおけるターニングポイントにはいつだって鷲崎さんがいます。

そしてきっとそう思っている人はこの世にたくさんいます。鷲崎さんはマスターキーを使っているんじゃなくて、本当にたくさんの鍵を持っているお話をする。

わたしはプライベートこぼれ売り声優なので、それ以外での人間の出し方がいまだに分かりません。好きをあらゆる角度で伝えたり、日々の普遍を違う目線から捉えてみたり、まだまだできないことばかりで本当に嫌になります。こうやって隙あらば自己嫌悪に陥るところもね。

木ヨナに初めて出演したとき、そのあと水ヨナを初めて聞いたとき。そのギャップにひっくり返りそうになりました。ああ、こんなにもこの方のなかには楽しいが詰まっていてそれを言葉にできちまうんだと。

一昨年、年間で一番飲みに行った人と言っていただけたくらいめちゃくちゃ飲みに行ったり遊びに行ったり、そんなたくさんの交流のなかでも鷲崎さんすげえと思うことがたくさんあって。それを伝えると、「そう、俺ってすごいでしょ？」と禁煙パイポをくゆらせながら返事をされていた光景はなぜか今でも鮮明におぼえています。本当になんでだろう。

これからも健やかにいてくださいね。

ありがたいことに他にも、マブダチ・高木美佑とやっている「マイラジ」があったり、だいすこパイセン・大坪由佳さんとのラジオ「週末、何してる！？」の存在もずっとわたしを強くしてくれていて、振り返ったら日が暮れてしまうほどラジオというものに出演させていただきました。

昔の方が面白い人間だったんじゃないかという疑念は常に拭えないですが、いまのわたしが未来史上では一番フレッシュなので、今しかないものを探しながら、これからも心地よく、ほどよく非日常で、あっという間に時間が流れていくそんなラジオという空間を、愛して悩んで信じてともに生きていきたいです。

それではこの辺りで終わります。

本当に毎回スルッと書いてサラッと更新されているように見えてると思いますが、毎回毎回鬼の形相です。時に床に転がりながら時にカーテンと見つめ合いながら。エンターキーよりデリートキーをすり減らしながら妥協ないわたしの言葉たちを探す旅路。

だから・・・、何度でも読んで欲しいというのが、わたしのちょっとした、お・ね・が・い（はーと）テヘテヘ＾＾

うわきつ。

それではさようなら。

青山吉能

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