文通アイドルプロジェクト『Prince Letter(s)! フロムアイドル』亜月アキト役・土田玲央インタビュー｜歌でもラップでもないポエトリーリーディングに一苦労!?　9/12開催のストーリーライブの見どころも

NGを出す土田さんはアキトそのもの!?

――堀江さん演じるyuzuくん、土岐さん演じるシンくんについてもお伺いしたいと思います。

土田：これはずっと言っているんですけど、2人のキャラクターのポエトリーリーディング楽曲ムービーが良すぎる！　シンの「曰く～」や原稿用紙の演出がもうカッコよすぎるんです。

yuzuはロマンチックな可愛さがあって羨ましいなぁ〜って（笑）。アキトも負けていられないですけどね！

アキトは明るくなったり暗くなったり感情の落差が激しいので、冒頭だけ聞くと最初の印象とだいぶ変わると思います。ポエトリーリーディングでは誰よりも感情をのせて歌っていることもあって、わかりやすいキャラクターだな、と。

特に最初と最後は同じ文章になっていますが、感情が違うので違うように聴こえる部分があったりして。収録前に、ここはこういう感情で、ここはどうしようもない感じで落ちてほしい、ここは少し乗り越えた感じで……のようなディレクションをいくつかいただいていたので、その指示に沿って収録しました。とても難しかったですけど（笑）。

――あんなに長い文章をスラスラと歌に乗せながら言えることに土田さんの技量を感じました。実際に、自分が歌うとなると絶対まごまごしそうです。

土田：それは自分もなりました（笑）。なんならもうNGをたくさん出しても良いぐらいに（笑）。結構、勢いで言うタイプなので、途中で言えなくなると「うあぁ〜！噛んじゃった、くそぉ～！」って。

スタッフ：NGのリアクションがすごくアキトで、「アキトがいる」と話題になっていました。

――へぇ〜！　もしかしたら、土田さんとアキトくんは似ているところがあるかもしれませんね。感覚派とおっしゃっていたので、土田さんもアキトくんのような憑依型タイプなのかも。

土田：どうなんでしょう？　人前に立つ時は割とアキトに近い感しなのかも……自分でもよくわかりません（笑）。でも、憑依型のほうがカッコいいので、そういうことにしていただければ（笑）。

――そういえば、6月に発売されたジューンブライドグッズのアキトくんは今までにない雰囲気で、憑依型の片鱗が見えていましたね。

土田：実は僕、ウェディングボイスでも噛みました。

一同：（笑）。

土田：良いところで噛んでしまって「くそぉ！惜しい！」ってブースで叫んでいました（笑）。

スタッフ：個人的に何回もリップ音させて申し訳ない気持ちでした。

土田：良い音が出ない！って何度もやった良い思い出です（笑）。