マーベル・スタジオ最新作『シャン・チー／テン・リングスの伝説』予告映像から、本作の内容を考察してみよう!!

マーベル・スタジオ最新作『シャン・チー／テン・リングスの伝説』が、ついに9月3日（月）日本公開となります！

悪に染まった父から授かった最強の力を封印し、二度と戦わないと誓った男、シャン・チー。父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、シャン・チーは自らの力を解放し、宿命の敵となった父に立ち向かえるのか？

自らの運命に葛藤しながらも過去と向き合い、運命を受け入れ、“本当の強さ”に目覚めていくシャン・チーを描いたドラマチック・アクション・エンターテイメントが今、全世界で注目を集めています。

この物語では、力を封印したシャン・チーが、如何にヒーローとして目覚めていくのか、そして、今後のマーベル・スタジオ映画へどのようにかかわっていくのかというところが気になるところ！

今回、公開されている予告映像から、本作の気になるポイントをピックアップ！　考察を巡らせていきたいと思います！

予告映像から読み解く『シャン・チー／テン・リングスの伝説』

◆0:00:01
まず写し出されたのはある人の腕、そこには5つの腕輪“テン・リングス”が――。『シャン・チー／テン・リングスの伝説』では、タイトルにあるように、この“テン・リングス”が物語のキーとなるようです。

◆0:00:05
これまでのマーベル・スタジオ映画でも登場した“テン・リングス”は、『アイアンマン』でトニー・スタークを拉致したテロ組織の名前として登場していましたが……ここでは、「テン・リングスは“力”の象徴だ」と表現されています。単なる組織の名前というだけではなく腕輪のことを示す“テン・リングス”にどんな力が入っているのか気になります。

たなびく旗には、10の輪とそれぞれ何かを示すような10の漢字、それぞれが何を示すものなのか、本作でも語られるのかもしれません。

◆0:00:09
壮大なアクションシーンが映し出されたかと思うと、そこには左右の腕に5つずつテン・リングスを装着したシュー・ウェンウー（トニー・レオン）の姿……彼のいでたちや、周りの人々の服装を見るに、少し昔の映像にも見て取れます。

そして、シュー・ウェンウーの腕の振りに合わせてまばゆく光りながら放たれる“テン・リングス”ここでは、単に腕につけるだけではなく、文字通りそのものが強力な武器として使えるようだ。

◆0:00:12
「お前も手にしたければ “力”に見合う強さを示せ」というシュー・ウェンウーが、幼いシャン・チーに向かっていった言葉――この“力”とは、テン・リングスのことを指していると思われます。テン・リングスに見合う強さとは……そして、シュー・ウェンウーがシャン・チーに課すものとは何なのでしょうか。

◆0:00:23
この場面で、シャン・チーを諭すように話しているのが、シャン・チーの伯母イン・ナン（ミシェル・ヨー）。「あなたは一族の歴史と　血を受け継ぐ者」その言葉からは、シャン・チーが背負う宿命の重さが伝わってくるようです。

◆0:00:25
対岸を望む4人の背中――。シャン・チー、そして、シャン・チーの親友ケイティ、そしてシャン・チーの妹シャーリン。イン・ナンの4人のように見えます。彼らが目指す場所とはどこなのでしょうか。シュー・ウェンウー率いる悪の組織の拠点なのでしょうか。

◆0:00:30
幼いシャン・チーと額を重ねているのは、イン・ナンでしょうか、、それとも亡くなったといわれている彼の母なのでしょうか……。

そして、イン・ナンの言葉は続きます――「母だけではない望まなくても父の血も流れている」と。そこには、シャン・チーとシュー・ウェンウーの間の深い溝を感じ取れますが、それと同時に父よりも母の存在が彼にとって大きなものだったというのではという風にも読み取れます。

◆0:00:36
青年になったシャン・チーが雪の中、上半身裸で厳しい修行に挑んでいますが、彼の首には何やら緑色のアクセサリーが見て取れます。

これは、すでに解禁されている映像の中でも、シャン・チーが大人になっても身に着けているもので、彼にとってとても大切なアクセサリーだと思われます。彼の母からのプレゼントということも考えられそうです。

◆0:00:37
そして登場するのが、シュー・ウェンウーに使え、暗殺術を極めた刺客デス・ディーラーです。幼いころのシャン・チーを教育する姿も見受けられたデス・ディーラーは、現代でシャン・チーと激しい戦いを繰り広げます。果たして彼の目的とは何なのでしょうか……。

◆0:00:40
闘技場のような場所では、すでに何かトラブルが発生している様子……。特殊部隊のような影も見受けられます。

そして、聞こえてくるのは、シュー・ウェンウーと思われる「私の手下には “息子には勝てない”と伝えた」――という声。シャン・チーはそれだけ高い戦闘技術を誇っており、父も一目を置くほどの存在だったことがうかがえます。

◆0:00:54
ついに、シャン・チーと父シュー・ウェンウーが再開を果たします。

「正しかったな」……というのは、きっと部下を倒し、自分のところまでシャン・チーがたどり着くだろうと考えていたのだと思われます。そして注目してほしいのは、シャン・チーの方に置かれたシュー・ウェンウーの右手です。彼の腕にはテン・リングスが確認できます。

◆0:00:59
「あんたは犯罪者人殺しだ」このセリフはシャン・チーが父へ投げかけたものでしょう。そして映し出されるのは、シュー・ウェンウーによって投げ飛ばされたであろう人を目の当たりにし、おびえる幼いシャン・チーの姿が見て取れます。

◆0:01:03
「それが親への言い草か？」というシュー・ウェンウーのセリフには、特に悪びれるそぶりもありません。ここで　写し出された過去の映像にも何か隠されているのでしょうか。

◆0:01:07
ここでは、イン・ナンが不思議な力をシャン・チーに見せているのが伺えます。周辺の植物などを巻き上げるようにして操るこの力を、シャン・チーに伝授しようというのでしょうか・・・。

◆0:01:09
ここからは、様々な場面が目場ぐるしく登場しますが、注目したいのは、シャン・チーのセリフ。「名前を変えやり直そうと―― でも父からは逃げられない」。そこには、悪に手を染めた父シュー・ウェンウーから離れて生活をしていたが、それでも苦しみ続けていたシャン・チーの様子が伺えます。

また、そのセリフを親友であるケイティ（オークワフィナ）に打ち明けるという場面も見て取れ、2人の友情の硬さも感じることができます。

◆0:01:18
水が噴き出すシーンでは、シュー・ウェンウーが、シャン・チー、ケイティ、シャーリンに何かの儀式を見せようとしているのか、もしくはどこかに連れて行こうとしているという風にも受け取ることができます。

◆0:01:23
テン・リングスを身に着けた、シュー・ウェンウーが、女性に向けて技を繰り出すというシーンが登場。テン・リングスが腕から放たれていることから、腕に着けて使うというだけではなく、それ自体を放ち攻撃をするという使い方ができることがわかります。

◆0:01:26
何やら、獅子のようなモンスターが登場し、人間をぶっ飛ばすという驚きのシーンが登場。周りを見てみると、赤い服を着た人々と、黒い服を着た人々が争っているようにも見えます。この獅子は一体何なのでしょうか……。

◆0:01:28
「息子よ運命を受け入れるのだ」そう説得を試みるシュー・ウェンウーが、シャン・チーに求めることとはいったい。悪の組織を率いてきたシュー・ウェンウーが、息子を次のトップにと考えているのでしょうか。はたまた、冒頭のセリフにも登場したように、テン・リングスを受け継ごうとしているのでしょうか……。

◆0:01:37
ここでは、なんとドラゴンの登場！！水中で鉢合わせしたシャン・チーの運命は一体どうなってしまうのでしょうか。そしてこのドラゴンや、先ほど登場した獅子など、現実世界とは少し異なる雰囲気も漂うスケールの大きさに期待値が高まります。

◆0:01:40
「望むところだ」そう凄むシャン・チーですが、次の場面では、いよいよ父シュー・ウェンウーとの一騎打ち、それぞれテン・リングスを扱いながら戦う姿は、これまでにないほどの激しい激突となる予感。

ここでは、シャン・チーがシュー・ウェンウーと同じようにテン・リングスを使いこなしているということが気になります。やはり、すでにシャン・チーには、テン・リングスを扱うだけの強さが身についているということなのでしょうか。

◆0:01:51
タイトルロールのあと、映し出されたのは、『インクレディブル・ハルク』以来の登場となるアボミネーションと思わわれる巨大なキャラクターと、『ドクター・ストレンジ』でもおなじみウォンをほうふつとさせる後ろ姿。

このシーンに驚きを隠せないマーベルファンが続出しましたが、これらのキャラクターが、シャン・チーとこれまでのマーベル・スタジオ映画のシリーズをどうかかわりを作ってくれるのか。それも本作で見逃せないポイントとなりそうです。

マーベル・スタジオ映画の新たなヒーロー誕生を描く『シャン・チー／テン・リングスの伝説』は、9月3日（金）より日本公開。

世界から絶大な人気を博すヒーローを続々誕生させてきたマーベル・スタジオの新時代の幕開けを飾る、最強ゆえに戦うことを禁じた新ヒーロー《シャン・チー》の誕生を描いたドラマチック・アクション・エンターテイメントにぜひご期待ください。