映画『スペース・プレイヤーズ』吹替声優の津田健次郎さん、八代拓さんが明かす実写とアニメの“演じ方の違い”とは？【独占掲載】

ワーナー・ブラザースの歴代の作品・キャラクターが垣根を超えて登場し、誰も観たことのない壮大な《無限バーチャル・ワールド》を繰り広げる映画『スペース・プレイヤーズ』。

[eスポーツバトル]を題材に、NBA史上最強のプレイヤーと呼び声の高いバスケットボール選手レブロン・ジェームズを主演に迎えた今作が、いよいよ8月27日（金）より全国公開されます！

今回は、実写映画の吹替や人気アニメの声優など幅広く活躍し、今作にも吹替声優として出演する津田健次郎さんと八代拓さんよりコメントが到着しました！

これまで数々のキャラクターを演じてきたお二人が“実写とアニメの演じ方の違い”や“演じる上で大切にしていること”について語っているので、お見逃しなく！

津田健次郎さん、八代拓さんが明かす実写とアニメの“演じ方の違い”とは

本作でレブロンの敵となる AI サーバーの支配人アル・G・リズム役を演じた津田健次郎さんは、これまで映画『スター・ウォーズ』シリーズのカイロ・レンやTVアニメ『呪術廻戦』の七海健人役など人気作に次々と出演し、今年の声優アワードで主演男優賞を受賞。

　
レブロンの息子ドムの兄ダリウス役を演じた八代拓さんは、Netflix ドラマ『Hollywood』のアーチー・コールマン役、『遊☆戯☆王 SEVENS』の上城龍久（ルーク）役などを担当、第12回声優アワードでは新人男優賞を受賞し、津田さんと共に大人気声優として名を連ねている。

二人はこれまで実写映画の吹替やアニメ作品等で声優を務めてきたが、津田さんは2つのジャンルについて「アニメにも色んなタイプの作品がありますし、実写でもそれは同じなので演じ方の違いはないと思っています」とを言及。しかし、「作品の雰囲気やキャラクター性、状況、心情などを汲み取って演じれば自然とそれぞれ違う演じ方になっていくのはないかと思います」とキャラクターの人物像を深掘りすることで演じ方が変わってくることを明かした。

　
一方、八代さんは「キャラクターの想いや幅を膨らませていく作業は通ずるところも多いと思いますが、スタート地点は違うと思っています」と明かす。さらに、「実写では1つの表現ができていて、そこから導いていくことになりますので、できるだけ画面や言葉から情報を得る必要があります。アニメーションはデフォルメされた世界が多く存在する分、演じる上での自由度は高くなりますが、情報を得るヒントは少ないので、より想像力を働かせて作っていくようにしています」と語り、実写映画とアニメ作品で役作り方法を変えていることが明らかとなった。

劇中では、津田さん演じるアル・G・リズムがバーチャル・ワールドを支配する“キング”になるためにバスケ界の“キング”レブロン・ジェームズを利用しようとするなど物語の重要なキーパーソンとなっている。息子のドムを誘惑し、親子で戦わせるように糸を引く悪役ぶりを見せ、高笑いや怒りを露わにした狂気じみた津田さんの演技も見どころの一つだ。

そして、八代さん演じるダリウスはレブロンの息子役として普段見ることのできないプロのバスケ選手とは違ったレブロンの親の姿を引き出している。クスッと笑ってしまう親子の掛け合いにもぜひ注目してほしい。

▲一番右が八代さん演じるレブロンの息子ダリウス

　
本作の声優には他にもレブロンとチームを組む大人気キャラクター“ルーニー・テューンズ”役に山口勝平さん（『名探偵コナン』工藤新一役等多数）、深水由美さん（『スペース・ジャム』ローラ・バニー役等多数）、高木渉さん（『名探偵コナン』小嶋元太／高木刑事役等多数）、こおろぎさとみさん（『クレヨンしんちゃん』野原ひまわり役等多数）、三ツ矢雄二さん（『タッチ』上杉達也役等多数）、小形満さん（『くまのプーさん』ピグレット役等多数）、玄田哲章さん（『ターミネーター』シリーズアーノルド・シュワルツェネッガー役等多数）、江原正士さん（『フォレスト・ガンプ/一期一会』トム・ハンクス役等多数）、龍田直樹さん（『ゲゲゲの鬼太郎』一反木綿、ぬりかべ役等多数）、石井康嗣さん（『浦安鉄筋家族』土井津仁役等多数）、京田尚子さん（『風の谷のナウシカ』大ババ役等多数）、チョーさん（『ONE PIECE』ブルック役等多数）など超豪華な声優陣が集結したエンターテインメント超大作となっている。