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キラッとプリ☆チャン:林 鼓子、久保田未夢、厚木那奈美がミラクル☆キラッツとして歩んだ3年間の軌跡

『キラッとプリ☆チャン』BD&DVD最終巻 発売記念:ミラクル☆キラッツ 林 鼓子さん(桃山みらい役)、久保田未夢さん(萌黄えも役)、厚木那奈美さん(青葉りんか役)インタビュー|プリ☆チャンはこれからもずっと続いていく。私たちにとって大切な作品です

夢は一つきりじゃない

――改めてシーズン3の見どころはどんなところだと思いますか?

林:やっぱりマスコットとご主人さまたちの絡みですかね。それが最終的なゴールにもなっていたので、魅力なのかなって。

久保田:シーズン1のときはまだまだ子どもで。『プリ☆チャン』はお話のなかで学年が上がっていくので、お姉さんになったなと。マスコットが出てきたことで、それをより感じられるようになったなと思います。

厚木:マスコットたちをお世話する姿を見て「みんなお姉さんになったんだな」って。マスコットたちが登場して、さらにマスコットたちもアイドルデビューを果たして、誰かが一歩踏みだすことを応援するという役割になって……これまでとは違う表情が見えていたので、それが見どころかなって。

――“やってみた”からはじまったミラクル☆キラッツたちが、誰かの“やってみよう”を応援する立場になるという。

厚木:そう! 最初は自分たちの“やってみたい”“やってみた”からはじまっていたのが、シーズン3では、誰かの“やってみたい”を応援する側に立っていた気がします。

――いろいろなことを経て、最終回でみらいが「夢は一つきりじゃないから!」と答えるというのにまだグッときました。

林:グッときました! シーズン2でみらいが「デザイナーになりたい」という場面がありました。だから「みらいの夢はデザイナーなんだ」と思っていたんです。

そしたら最後、「夢は一つきりじゃないから!」と。これこそまさに『プリ☆チャン』だなと思いました。夢をひとつに限定しない。もちろん、夢をひとつ持つことは大切なことだと思っています。でも観ているみんなが「何になっても、何を目指しても良いんだな」って思えるのが『プリ☆チャン』の良いところだなって。えもちゃんはまさにそういう回がありましたもんね。

久保田:あった! えもちゃんはやりたいことがいっぱいあって、ひとつに絞れなくて。みんなは夢が決まっているのに自分は決まってなくてどうしようって悩んでしまったんですよね(第71話 「歌え えもちゃん!なんとかなるなる!だもん」)。そしたら、なる店長が「もしかしたら来年はここにいないかもしれないし、旅に出てるかもしれないし。世界はこれだけ広いんだもん、やりたいことたくさんあって困っちゃうよね」って。

――本当にそうですよね。やりたいと思うことはたくさんあって、それでいい。えもはシーズン3の最後、無事に進学していてホッとしました。

一同:(笑)

厚木:本当に良かったよね!(笑)

一同:(みんなで拍手)

林:絶対りんかがつきっきりで教えたんだと思う!(笑)あんなちゃんに何か言われたら、絶対えもちゃんは勉強すると思うし。

久保田:確かに! 単純だから(笑)。

――また、ロケットで宇宙に飛んでいくというラストも『プリ☆チャン』らしいなとおもいました。

林:なんとなく、ずっと宇宙がテーマだったんですよね。

久保田:ね。ミラクル☆キラッツの楽曲はなんとなく、ずっと宇宙がテーマになっていた気がする。

「全部の曲が好き!」

――楽曲のお話があがりましたが、特に思い出深い曲はありますか?

林:全部好きで(笑)。その時々によって私は違う曲を言ってしまうんです。

――その時の気持ちによって違いますもんね。きっとそれは視聴者の方もそうでしょうし、それでいいんじゃないかなと。

久保田:うん、そうだよ。

林:ありがとうございます。それであれば、シーズン1の「乙女アテンションプリーズ」が好きです。強気な歌詞がすごく可愛い。メルティックスター、アンジュさん、絶対的に超えられない存在がいる当時の3人が<全速力ついて来て!>って歌うのがカッコいいなって。

久保田:全部の曲が良いんですけど、最後のライブ曲「ファイナルイルミネーション」。歌詞の中にみんなの色が入ってるのが好きなんです! めちゃくちゃ良いなって!

林&厚木:(拍手)

久保田:拍手が沸いた(笑)。特にイメージカラーを押しているわけじゃないですけど、名前に色が入っていて。色って個性にもつながるし、それが歌詞に入ってるのが好きです。

林:特に「ファイナルイルミネーション」は集大成だなって感じがします。今までの振りが入ってるんですよね。また、りんかのソロで<地球の裏側覗いてみたらMy Friendsだらけ>という言葉があるんですけど、「ロケットハート」の<地球飛び出して Sayハロー>の歌詞ともつながっていて良いなって。

厚木:今までがあったからこその歌詞ですよね。良い……噛みしめてしまいますね(笑)。本当に良い曲だらけなんですが、私はやっぱり「SUPER CUTIE SUPER GIRL」を聴くと「ああ、落ち着く……」ってなっちゃいます! ちょっと懐かしいメロディで、キャッチーで、テンション上がるんです。「キラッツだよなぁ」ってしみじみします。

久保田:熱いね~! ミラクル☆キラッツの初めての歌だもんね。たしか芹澤(優)さん、(若井)友希ちゃんも好きって言ってた。

林:メルティックスターからのお墨付き!

厚木:嬉しい~。

――その楽曲たちをライブでも楽しめるのが『プリ☆チャン』。フェスあり、配信ライブあり、有観客ライブあり。

林:気づいたら大きいところに立ち、歌って踊っているうちに、どんどん曲が増えていって、どんどん曲が難しくなっていって……。

久保田:うんうん(笑)。振りもどんどん難しくなっていく。

林:特に「ミラクルコースター」と「ロケットハート」がヤバい!(笑) 「ミラクルコースター」はずっと走っていて、「ロケットハート」はポーズが難しくて。

久保田:みんな同じ振りをしているから分かりにくいんですけど、ミラクル☆キラッツは意外と振り数が細かくて。「ミラクルコースター」は2回転があるしね(笑)。で、「ロケットハート」は曲の中での指問題もある(笑)。

林:そう! 「乙女アテンションプリーズ」も<1,2,3 Let's Go!>って片手で出すのが難しくて。

久保田:みんなでリハで「(歌と)一緒にできん!」って言いながら練習してたね(笑)。懐かしいなぁ。

――舞台上でもキャラクターそのままというのが凄いなと。特にフェスでそれを感じました。

久保田:確かにあの日はずっとキャラでいたよね。アワードもあったし。

林:あの日はただただ、皆さん凄いなと思いながら見ていました。

 

(C)T-ARTS / syn Sophia / テレビ東京 / PCH3製作委員会
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