上村祐翔さん、宮野真守さん、諸星すみれさん、小野賢章さん、谷山紀章さんがこれまでの5年間を振り返る！　新シーズン制作決定の発表で湧いた「文豪ストレイドッグス迷ヰ犬達ノ宴其ノ参」夜の部レポート

文スト保育園で癒される朗読劇。最後には嬉しい発表も！

次のコーナーは、5周年記念企画の早押しクイズ。歴代ビジュアルから作成したVTRを見て、ゆっくりと変化している3箇所を早押しクイズで当てるというコーナーです。

第1問は、2016年発売のアニメ情報誌「月刊ニュータイプ」8月号に掲載されたイラストからの出題。1発目から鏡花の携帯ストラップの変化を当てた上村さんに「鏡花ちゃんしか見ていなかったんですか!?」と周囲からツッコミが入ります。

続いて、谷山さんが勘で答えを当てたり、リハーサルと同じボケ方をした小野さんがタジタジになったり、「何か変わった！」と諸星さんが正解だけど正解じゃない回答をしたりと大盛り上がり。

次の第2問では、2017年の七夕イラストから出題され、先ほどは活躍できなかった小野さんが、トップバッターで正解！　宮野さんがボケたり、顔芸をしたりで場を盛り上げる中、谷山さんが持ち前の異能（動体視力）を発揮し、細かい変化を言い当てます。

しかし、3つ目の変化には誰も気づくことができず……たくさんボケを出した宮野さんにサンキュータツオさんよりナイスポイントが追加されました。

第3問は『文豪ストレイドッグスわん！』クリスマスビジュアルからの出題です。まだ答えられていない諸星さんのためにヒントを出す小野さん。そのヒントから変化に気づいた諸星さんは興奮気味で「あのっ、あのね、あのっ」と正解を言葉にすることができず、他キャストも笑ってしまいます。それから諸星さんが続けて正解し、怒涛の追い上げを見せました。

いい勝負を繰り広げたまま、ラスト問題へ。ラストは映画公開を記念したスタンプラリー in YOKOHAMAのイラストからの出題となります。

最初に回答した人が勝ちということで真剣に大画面を凝視するキャスト陣ですが、ここで1番に挙手したのは上村さん。まだ変化していない部分を先読みして言い当て、初代クイズ王に輝きました！　「さすが主役だ！」と拍手喝采です。

白熱した早押しクイズを終えて、ここで『文スト』からのお知らせへ。「コンパス戦闘摂理解析システム」と「夢王国と眠れる100人の王子様」の2つのスマホアプリゲームにて復刻コラボが再登場。そして、ねんどろいどより「太宰治黒の時代Ver.」の商品化決定、ねんどろいどSwacchao!シリーズでも中島敦、太宰治、芥川龍之介、中原中也の商品企画が進行中ですので、こちらもぜひお楽しみに♩

キャスト陣が次の準備をしている間、豪華な方々からのコメント映像が流れます。

まず映像に登場したのは「GRANRODEO」のKISHOWさんとe-ZUKAさん。劇場版のOP「Deadly Drive」はTVアニメとは違った構成となっており、KISHOWさんも世界観に併せて作詞を考えたと当時を振り返ります。

次に登場したのは「SCREEN mode」の勇-YOU-さんと雅友さん。第3シーズンの挿入歌「WRIGHT LEFT」は熱量の高い楽曲で、クライマックスのバトルシーンでたっぷりと使われていては音楽と映像がバッチリ合っていて感動したそうです。

そして最後は「ラックライフ」のPONさん、ikomaさん、たくさん、LOVE大石さんが登場。劇場版のED「僕ら」はプレッシャーに押しつぶされそうだったけれどファンの力を感じて大切な曲になった、第3シーズンEDの「Lily」は中原中也の過去からインスピレーションを受けて制作したと語ります。

コメント映像からOP・ED・挿入歌を担当されてきたアーティストさんたちの『文スト』愛が伝わってきました。今後もどのような音楽で『文スト』を魅せてくれるのか期待が高まります！

ステージが暗転し、かないねこ先生の書き下ろし脚本と描き下ろしイラストによる『文豪ストレイドッグスわん！』のオリジナル朗読劇をお届け。舞台は文スト保育園。園児4人と太宰先生がテレビの視聴番組で可愛い争いを繰り広げました。

朗読劇を終え、まさか文スト幼稚園を再び演じるとは思わなかったと盛り上がる中、感想を聞かれた小野さんは『文スト』の収録現場で褒められることはほぼないそうですが、幼稚園児を演じたときは褒められたと打ち明けます。「僕（やつがれ）」と言っていた芥川をはじめ、幼いのに異能力を使おうとする彼らがとても可愛い一幕でした。