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声優・駒田航2ndフォトブック発売記念インタビュー

声優・駒田航さんの写真に対する熱量が詰まったページをめくるのが楽しくなる1冊! 撮影裏話やこだわりを語る「駒田航のKomastagram」2nd フォトブック発売記念インタビュー! 発売記念イベント後のコメントも到着

『ヒプノシスマイク』入間銃兎役、『アイドルマスター SideM』古論クリス役などさまざまなキャラクターを担当し、ニュース番組『news zero』でナレーション(毎週金曜日)も務めている声優・駒田航さん。

声優グランプリにて配信中のニコ生番組「駒田航のKomastagram」のフォトブック第2弾「駒田航のKomastagram 2nd PHOTO FRAME」が現在好評発売中。

ニコ生番組「駒田航のKomastagram」では、カメラマンとしても活動している駒田さんがゲストをお迎えし自ら写真を撮影、その模様が生配信される番組です。2ndフォトブックにはその番組で撮影されたゲスト声優の未公開カットも多数収録されているとのこと!

そこで、アニメイトタイムズでは、2ndフォトブックの発売を記念して駒田さんにインタビューを実施。“カメラマン・駒田航”としてのこだわりが詰まった一冊になっているそうです。

 

カラーとモノクロ、どっちの写真が好き?

――最初に、2ndフォトブックの発売が決まったときのお気持ちをお聞かせください。

駒田航さん(以下、駒田):1stフォトブックでゲスト12名分の写真を1冊にする形が構築できたので、13人目のゲストのときから“この方から次の1冊目に入るんだな”という意識がありました。

もちろん、毎回必ずフォトブックが出せるわけではありませんが、個人的には次を出すつもりで撮っていて、スタッフさんもそのつもりで動いてくださっていました。

発売できるのが嬉しいのはもちろん、その嬉しさを超えたワクワク感や「待ってました!」という気持ちがありました。

――最初から、2ndフォトブックでやりたいコンセプトやテーマはあったのでしょうか?

駒田:僕自身の写真においては、鮮やかなカラーとシックなモノトーンという真逆のテーマを入れたいと提案させていただきました。

前回の1stフォトブックは、自分と縁のある男女のカメラマン2人にお願いして、テイストや発想、使っている機材も全く異なっていたので撮られている側としてすごく面白かったんです。

なので、今回のフォトブックも贅沢に男女のカメラマンさんにお願いしました。それぞれのテーマを違うカメラマンさんに撮っていただきたい気持ちがあったので、鮮やかなほうを女性の方に、モノトーンのほうを男性の方に撮影を依頼した感じです。仕上がった写真を見ても全然違いました。

――確かに、鮮やかなカラーとモノトーンの写真は雰囲気がまったく違いますね。

駒田:はい。もともと、僕がやらせてもらっている番組は、写真の楽しさを伝えつつも僕自身もカメラに詳しいので機材やライティングをどういう風に狙って撮っているのか明確に伝わったら良いなと。なので、今回のフォトブックにはカメラマンさんのコメントも入っています。

――へぇ!カメラマンさんたちのコメント付きですか!

駒田:ただの声優さんが写っているフォトブックというよりは、撮影技術や嗜好がわかるような内容になっているので、面白いんじゃないかなと思っています。

――なるほど。写真好きな駒田さんのこだわりが出ているポイントですね。

駒田:そうですね。1冊のフォトブックに2人のカメラマンさんが参加されているのはすごく面白いと思います。

――鮮やかなカラーとモノトーン、この2つをコンセプトとして選んだ理由はあったのでしょうか。

駒田:前回は、女性のカメラマンさんのほうにより近しい関係性の感じが出るようなコンセプトで撮ってもらって、男性のカメラマンさんのほうはクラシックな格好でカッコよさを意識したイメージで撮影してもらいました。

ほとんどの写真集は、女性も男性も見開き2、3ページ目で全然違うコンセプトの写真が入っていて、それがページをめくる楽しさに直結すると思うんです。

髪型も服もですけど、似たような写真のページをめくることになると、よほどストーリー性がないと僕はあまり面白みがないんじゃないかなと。じゃあ、ガラリと雰囲気が変わるような写真にしようと思ったら、カラーとモノクロかなと思ったんです。今回は結構色も強めに出しています。

――目の前に写真が並んでいますが、カラーとモノクロを並べるとかなりの違いがありますね。

駒田:こう並べてみると、カラーはだいぶ鮮やかになっているのがわかりますよね。この色鮮やかな表紙の写真がすごく好きなんです。光の色を変えるだけでこんなに変わるんだよ、と伝わってくるような写真を撮るカメラマンさんでしたので、撮られて楽しかったですし、自分も勉強になりました。一方、このモノクロの写真は、男性が撮っているな~という雰囲気がすごく出ているように感じます。

――モノクロ写真はめちゃくちゃダンディーで、カラーとはまた違った良さがありますね!

駒田:やっぱり着眼点が違うんだろうなと伝わってきますよね。見る人の目線的に、どっちの写真が好きなのか問いかけられるフォトブックになっていると思います。実は、カラーとモノクロ以外にも、洋装と和装などいろいろな案がありました。

ページをめくるごとに飽きがこない内容にするのはすごく重要だと思い、カラーとモノクロという対比テーマを選びました。

――全く異なるテーマの写真が楽しめるのも、フォトブック・写真集の魅力かもしれませんね。

駒田:写真集自体、昔から内容や構成などは変わっていませんが、盛り込んでいるロケ地や衣装、人件費を考えたら1冊の値段がすごく安いと思っています。

ただ、それを補うのは「面白い!」と多くの人の手に取ってもらえているから、写真集という形がずっと続いている理由ですし、デジタル写真集もある中で紙として出すメリットは、“残す価値”だと僕は感じています。

紙として多くの人に楽しんでもらえる1冊にすることに僕はこだわりを持っていて。いろいろなことを考えてくださる編集スタッフさんもいますし、僕もそういうことを考えながら撮影できます。

僕自身の想いもカメラマンさんが理解してくれた上でいっぱい撮ってくださっているので、そういう意味では素材も豊富です。それゆえに、特典もたくさんあります(笑)。

――本当にたくさんありますね!

駒田:もちろん、発売することも大事ですけど、そこに価値は置いていませんし、何冊も買ってもらうために特典をたくさん出しているわけでもありません。僕が大切にしているのは、買った後にずっと自分の手元に置いておきたいと思ってもらえる1冊にすること。そこに価値があると思っています。

形として手に入れたときに、今度はそれをいつか手放すのが惜しくなる1冊になったら良いなという想いを込めて出しています。

――ちょうど今断捨離をしている最中なので、その気持ちすごくわかります。思い出深いものもありますが、やっぱり手元に残しておきたいものは「楽しい」「面白い」という感情が強く詰まったものなんですよね。

駒田:そうなんですよね。断捨離しようと思ったときに、最初に手をつけるものなのか、最後まで悩むものなのかが大事かなと思っています。ただ、僕には人質が12人いますが(笑)。

一同: (笑)。

駒田:本当に豪華な人質の皆さんの素敵な写真がたくさん入っているので、ぜひ楽しんでもらいたいです。

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