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『のんのんびより りめんばー』小岩井ことり&佐倉綾音インタビュー

れんげにとって夏海は師匠!? 噛み合わなそうでちゃんと噛み合っているふたりの関係――『のんのんびより りめんばー』発売記念 小岩井ことりさん&佐倉綾音さん 対談

OADでは新鮮なところもありつつ、いつも通りの安心感があります

――今回のOADで、学年の上がったれんげたちの姿が映像として見られたことについてはいかがでしたか?

小岩井:いつもの『のんのんびより』なんだけど違う雰囲気というか。しおりちゃんが学校にいたり、ちょっとしたところで変化があったりして、それがすごく新鮮だなと思いました。

佐倉:そうなんだよね……学校にしおりちゃんがいるんだよね。

小岩井:学校にいるし、みんな1年分お姉さんになっているんだよ。

佐倉:小学生や中学生の1年間って結構大きいと思うんですけど、それでも田舎だから変化はきっと都会より緩やかで。変わりすぎない安心感みたいなものは継続しつつ、ちょっとずつなにかが違う……そういった奥底に流れるものを感じ取ってくれたらいいのかなと思います。それは目には見えないし、耳でも聞こえないし、私たちのお芝居もそんなに変わらないでしょうけど。

小岩井:学年が上がる描写から始まるから、それこそ本当に学年が進んだときみたいな気持ちになると思うんです。でも、始まってちょっとしたら夏海がいつも通りなことをしてくれるから、あれでみんな安心できるんじゃないかな(笑)。

佐倉:確かに(笑)。

――いつも通りとのことですが、具体的に夏海とれんげに関してはどのような姿が見られるのか、言える範囲で教えて下さい。

小岩井:ここ最近、夏海はれんげに対して優しく導いてくれるお姉ちゃんな一面も見せてきたんですけど、今回のOADに関してはどちらかというと“仲間”。しおりとれんげと夏海のユニット感がすごく描かれています。れんげ、しおりちゃんとの関係の中で、夏海の今まで描かれてきたお姉さんっぽい意外な一面に加えて、いたずらっ子な一面も見られると思います。

佐倉:夏海としては、まさかもう一回あおいちゃん(新里あおい)をアニメで見られるなんて思ってもいなかったので、またこうやって夏海とあおいのやり取りが見られるのがとても感動的でした。それって(劇場版で描かれた時期から)時間が進んでいないと見られないものですからね。時間が進んでくれて良かったなと。

小岩井:確かに。時間が進むことに、置いていかれるような寂しさがあったかもしれないけど、OADを見てもらったら「時間よ進め!」って思うんじゃないかな。これ絶対にフラグじゃん、絶対にこの先あるじゃん、って。もっと時間が進んだのを見たいと思わせてくれる、素敵な2人の掛け合いになっています。

――あおいちゃんは『劇場版 のんのんびより ばけーしょん』(以下、『ばけーしょん』)のみのキャラクターという印象もありましたが、当たり前ですけど住んでいる場所が違うだけで、同じ時間を過ごしているんだなって感じました。

小岩井:今回のあおいちゃんは本当にいい登場の仕方をするんですよ。ご都合だけで唐突に出てくるわけじゃなく、ちゃんと劇場版から続いていたんだなってほっこりする登場シーンなので、すごく素敵だなと思いました。

佐倉:そうだね。こういう風にあおいちゃんとコミュニケーション取ることあるよねという“当たり前感”がすごく良かったです。

れんげと夏海の根本は結構似ているんじゃないかと感じています

――れんげに対して夏海がお姉ちゃんな一面も見せることも含めて、改めてこの2人の関係についてはどのように感じていますか?

小岩井:以前から印象は同じなんですけど、れんげにとって夏海は師匠みたいだなって思います。子供らしい無邪気な遊びの師匠でもあり、少し戸惑ったり困ったりした時には導いてくれる、いいお姉さんで師匠だなと感じますね。

佐倉:私もまったく同じですね。師匠も弟子を持ったことで成長する、そんな関係性、雰囲気を地でいっているなと。

小岩井:れんげがいなかったら夏海とひかげ(宮内ひかげ)がたぶんずっとみんなをかきまわすいたずらっ子だったと思うけど、年下の子がいることによって2人のお姉さんな部分やしっかりした部分が見えて。それって2人の関係性があってこそだよね。

佐倉:れんげは唯一無二の天才肌すぎるし、夏海は夏海でちょっと特異な子なのに、そんな2人が噛み合わなそうでちゃんと噛み合っている様子がすごく微笑ましいと思うんです。“こういう子とこういう子は相性がいい”というテンプレートに収まっていない感じがいいなって。

――では、具体的に2人のやり取りで思い出深いシーンを挙げるならどこでしょうか?

佐倉:一緒じゃない?

小岩井・佐倉:(息ピッタリに)ひらたいらさん!

小岩井:だよね。そうなるよね!

佐倉:ひらたいらさんの回(アニメ第2期『のんのんびより りぴーと』第4話)と『ばけーしょん』。

小岩井:その繋がりだよね。ひらたいらさんのシーンで夏海がれんげを導いてくれて、『ばけーしょん』で逆のことが起こるのは、すごくエモーショナルで印象深いです。

『のんのんびより』で生き物についてそこまで踏み込んで描くことはなかなかないですけど、子供の頃を思い出すと絶対にそういうことでショックを受けたり、周りの人たちのおかげで命の尊さを知れたりするのって、みんなが経てきている体験ですよね。それをすごく素敵に描いてくださった、印象深い回だなって思います。

――『のんすとっぷ』の中でしたら、どういうところが印象に残っていますか?

小岩井:『のんすとっぷ』は結構ギャグが多かったよね。

佐倉:そうだね。ひか姉と夏海の幼少期の話もあったんですけど、その2人のやり取りを見たあとに夏海とれんげのやり取りを見ると、夏海が普通なんだろうなと思うんですよ。わがままを言ったりすねたり泣いたり、これがたぶん普通の小学生で。それでパッとれんげを見たときに、やっぱりこの子は天才肌なんだなと感じたんです。その対比はちょっと面白かったですね。

――確かに、夏海を見て「私、昔はこんな感じだったよ」と思う人は結構いそうですが、れんげを見て「私はこうだった」と言う人はなかなかいなそうな気がします。

佐倉:あんまり堂々と言いにくいですからね。「私、天才肌だったの」って(笑)。

小岩井:天才肌だとは思うけど、私は2人の根本は結構似ているんじゃないかなとも感じていて。ちっちゃいときの夏海が拗ねたり怒ったりする感情って、れんげはれんげなりに同じものを持っているんです。

例えば、第1期でほのかちん(石川ほのか)が帰ってショックを受けて、そのあと「そうめんを食べたいのん」っていじけたり(アニメ第1期第4話)。うわーんって泣くわけじゃないけど、心の中にそういう気持ちを持っているんだなってすごく感じたんです。私はどちらかというとれんげタイプで、感情を出しているつもりだけど出ていないみたいに思われがちなので、そこに関してはすごく共感できますね。

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