鬼のイメージアップにご協力お願いします！　アニメ『おにぱん！』で声優初挑戦の野崎結愛さん、根岸実花さん、野中ここなさんインタビュー

アニメ新番組『おにぱん！』が2022年4月11日（月）より、テレビ東京系列『おはスタ』内で毎日放送スタート！

『おにぱん！』は人間と鬼が共存することになった世界で、鬼のイメージアップという使命を受けて、鬼ヶ島から都会にやってきたおにっ子（鬼の子供）3人が奮闘する作品です。またタイトルになっている「おにぱん」も重要なアイテムに!?

主人公である3人のおにっ子は、つつじ役を野崎結愛さん、ひまわり役を根岸実花さん、つゆくさ役を野中ここなさんが演じます。野中さんと野崎さんは、成長期限定‼ユニットグループのさくら学院出身、根岸さんは『ちゃおガール2019☆オーディション』グランプリ受賞者で、3人共、声優初挑戦です。

また共演する事務所の先輩声優の前田佳織里さんと富田美憂さん、そして井上喜久子さんというキャスティングにも注目です。

放送を控えた野崎さん、根岸さん、野中さんの3人に作品の印象やキャラの紹介、意気込みなど語っていただきました。

▲左：根岸実花さん　中央：野崎結愛さん　右：野中ここなさん

声優初挑戦の3人。キャラが自分に近かった野崎さん、根岸さんと野中さんとは真逆のキャラでビックリ!?

――皆さん、オーディションに合格されて出演することになったそうですが、決まった時の感想をお聞かせください。

ひまわり役　根岸実花さん（以下、根岸）：オーディション前にレッスンがあったんですけど、そのレッスンで自信がなくなりました。それと同時に悔しくなって、オーディションまで家でいっぱい練習を重ねたので、決まった時はとても嬉しかったですし、家族もすごく喜んでくれました。まさか自分が声優のお仕事をすることになるとは思っていなかったので、自分でもビックリしましたが、喜びの気持ちでいっぱいです。

つつじ役　野崎結愛さん（以下、野崎）：オーディションに合格した時は「本当かな？」と信じられませんでした。これまで声優のお仕事をしたことがなかったので、新しいことに挑戦できるワクワク感と不安な気持ちがありましたが、ワクワク感のほうが大きかったです。

つゆくさ役　野中ここなさん（以下、野中）：私は自分の声があまり好きではなかったのですが、つゆくさ役に決まった時は心の底から嬉しかったですし、家族からも「よかったね。素敵なアニメにしてね」と祝福と激励の言葉をもらったので、「頑張らなくてはいけないな」という覚悟もできました。

――オーディション前のレッスンではどんなことをされたのでしょうか？

根岸：オーディションに参加するメンバーが集合して、オーディションの台本を使って演じてみて、各参加者それぞれにアドバイスをいただきました。

野崎：ひと役だけでなく、つつじちゃん、ひまわりちゃん、つゆくさちゃんの3役を練習して、オーディションでも3役とも演じてみて、今回演じさせていただく役が決まりました。

根岸：私はオーディションの時に「一番つつじの声に近いね」と言われていたので、「ひまわり役です」と聞いて驚きました。私は声が大きいほうではないので、ひまわりみたいな元気で活発な役になるとは想像していなくて。自分とは性格も真逆な女の子なので不安もありましたが、苦手意識があった分、たくさん練習しましたし、自分とは違うタイプのキャラクターを演じることは楽しみでした。

野崎：私は3人のキャラの中で一番つつじが近いと言われていましたし、自分でもそうかなと思っていたので、つつじ役に決まった時は嬉しかったです。

野中：私は最初、ひまわりと言われていたので、ふたを開けてみたらつゆくさ役だったので、「真逆だ！」と思いました（笑）。私のテンションや動き、表情からひまわり役かなと思っていたたけど、声だけ聞くと意外とおとなしめだったので、つゆくさ役に決まったのかなと思いました。

声優のおもしろさは普段できない経験といち早く見られるお得さ!?　根岸さんの勉強熱心さに驚かされた練習法とは？

――今作で初めて声優のお仕事をされたそうですが、やってみて楽しさや難しさ、魅力を感じた点をお聞かせください。

根岸：始めた頃はしゃべり口調が淡々としているし、声の幅やバリエーションが少なかったので、自分なりに声の高さや速さを研究しました。

練習の仕方は、まず台本のセリフを一通りしゃべった後、映像を見ながら「どんな感情なのかな？」とか「どういう表情をしているんだろう？」と気が付いたことを台本に書くようにしました。それを踏まえて、もう一度、セリフを読んだものを録音して、分析して収録に臨むようになってから声やお芝居に幅やバリエーションが出せるようになり、それから毎回、収録が楽しくなりました。

野崎：声優業は初めてだったので、何もわからない状況でしたが、みんなと一緒に収録しているうちに、物語の中に入って演じられる楽しさがわかるようになりました。

日常生活の中で鬼のパンツをはくことなんて絶対にありませんが（笑）、アニメの中だったら普段できないことを経験できるのがおもしろさや楽しさだと思います。そして楽しむためにもアフレコに向けて下準備もしっかりできるようになりました。

野中：楽しいことは誰よりも早くアニメを見られることです。収録では声や効果音などは入っていませんが、それ自体が新鮮ですし、物語の展開を想像するのも楽しくて一人でニヤニヤしながら見ています（笑）。あとはつゆくさをどれだけ素敵でかわいい女の子にできるのかを試行錯誤していくのも楽しいです。

私もつゆくさも一緒に日々、成長している実感があります。またつゆくさは感情があまり乗らないキャラクターですが、喜怒哀楽はあるので、それを声だけで表現するのは難しいけど、頑張っていったらもっとつゆくさが素敵になるはずと思いながら演じさせていただいています。