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映画『鋼の錬金術師 完結編』エンヴィー役・本郷奏多インタビュー

映画『鋼の錬金術師 完結編』エンヴィー役・本郷奏多インタビュー|「イシュヴァ―ル殲滅戦が描かれていてすごく嬉しかった」

今でも欠かさずに見ている『ポケモン』『ガンダム』

ーー本郷さんのYouTubeチャンネル「本郷奏多の日常」では、『ポケモン』『ガンダム』オタクの一面を見ることができます。そんな本郷さんが最近ハマっている二次元コンテンツをぜひ教えてください!

本郷:昔はアニメをめちゃめちゃ見ていたんですけど、最近はなかなか見れなくなってしまって。今の世の中、時間が追いつかないほど魅力的なコンテンツがいっぱいあるじゃないですか。それに加えて仕事もしたいし、空いている日は動画をつくりたいし……となると、何に時間を使うか絞る必要があって、いろんなものに広く手を出せなくなってしまいました。ただそんな中でも、ずっと追いかけているのが『ポケモン』と『ガンダム』なんですよね。『ポケモン』は2019年から始まった新シリーズも全部見ています。

ーー『ポケモン』も『ガンダム』もどちらも長編ものですよね。逆にずっと追いかけているのもすごいなと。

本郷:たしかに(笑)。でも追いかけてきた歴史があるからこそ好き、というのはあります。この二つだけはどんなに時間がなくても追いかけるように心がけていますね。

ーー心がけているんですね(笑)。

本郷:どこかで気が緩んで途中で見なくなると、そのまま1ヵ月経って「もういいや……」と見る気が起きなくなっちゃうので、そうならないように気を付けています(笑)。もちろん義務感ではなく楽しみながら追いかけていますよ!

ーーとはいえ、お仕事も動画配信も、となるとコンテンツに触れる時間をつくるのも大変かと思うのですが……。

本郷:そうですね。今は何もないオフの日にコンテンツを見ることは減ってしまいました。撮影がない日は良くも悪くも動画をつくろうとなっていて。機械のように動いている人生ですね……。

ーーでも、楽しくてその日常を続けているんですよね……?

本郷:もちろんじゃないですか!(笑) 楽しみながらやっています。動画をつくることは楽しみの一つなんですよ。それに動画はレスポンスがあるから嬉しくて。再生回数が数字で出たり、コメントをもらえたり。僕が役者をやっていて喜びを感じる瞬間の一つに「〇〇の作品見たよ、めっちゃよかったね」と言ってもらえることがあって。動画配信も同じようなリアクションが得られます。モノづくりと人を喜ばせることが好き、というのが根底にあるから続けていこうと思えるんです。

すべての物事の根底にある「見てくれている人のため」

ーー動画配信では企画~編集まですべてをご自身でやられているとのこと。動画の企画を考える際には、ご自身のやりたいことをとにかくやるのか、視聴者の反応を加味しているのかどちらなのでしょうか?

本郷:基本的には自分がやりたいと思ったことを優先しています。ずっとチャンネルを追いかけてくれている人は僕の突拍子もないアイデアが好きでもあると思っていて。結果的に自分が好きなこと・やりたいことをやるのが、視聴者のニーズにもマッチするのかなと思います。

ーー編集をする上でのこだわりもありますか?

本郷:細かくいろいろとこだわっているのですが、分かりやすいこだわりだと「テンポ感」と「見やすさ」の両立はかなり意識してつくっています。情報を詰め込み過ぎると視聴者は追いつけなくなるけど、ダラダラ配信していると今度は途中で離脱されてしまうんですよ。YouTubeの独特の間の作り方などは、僕自身が昔からYouTubeを好きで見てきて培われた感性を活かして調整しています。

ーーということは、動画配信を始められた時から「テンポ感」と「見やすさ」にはこだわっているんですね。

本郷:そうですね。やっぱり動画って見てくれている人がいて、その人たちのためにつくるコンテンツだと思っているので、丁寧につくろうと。自分だけが分かるようなペースで進めない、『ポケモン』や『ガンダム』などが詳しくない人のためにも都度説明を入れる。そういう細かい部分も心がけています。

ーー「見てくれている人がいる」というのは、俳優業でも通ずる部分がありそう。

本郷:ああ、たしかに俳優の仕事でも近いことをしていますね。例えば、聞き取りやすいようにセリフを発するとか。それは常にベースに置いています。そんなことを考えず感情100%でお芝居をした方が熱量高く感じられるかもしれませんが、それで見ている人に「分かりづらい」と思われてしまったら本末転倒なので、自己満足なお芝居になってしまわないようにと意識しています。

普段から見てくださる方が分かりやすく見られるようにという意識はすべての物事の根底にあるかもしれません。

『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』作品情報

5月20日(金)、「復讐者スカー」
6月24日(金)、「最後の錬成」
完結編二部作連続公開!!

 
国家錬金術師ばかりを狙った連続殺人事件が起きる中央(セントラル)を訪れたエドとアル。犯人は正体不明ながら、額に十字傷を持つことから”傷の男(スカー)”と呼ばれていた。兄弟も命を狙われ応戦するものの、圧倒的な強さの前に機械鎧(オートメイル)を破壊され、絶体絶命となる。果たして二人はこの危機を乗り越え、元の身体を取り戻すことができるのだろうか。隠されたこの国の秘密と”約束の日”、そしてエドとアルの父親の過去。幾重にも重なる謎と真実が解き明かされ、物語は圧巻のフィナーレへ。最後に兄弟が出した答えとは...?

原作の最終話まで描き切った”完結編”―伝説は二部作で完結する。


 
【スタッフ】
原作:「鋼の錬金術師」荒川弘(「ガンガンコミックス」スクウェア・エニックス刊)
監督:曽利文彦
脚本:曽利文彦、宮本武史

製作:映画「鋼の錬金術師 2&3」製作委員会
企画・制作プロダクション:OXYBOT
配給:ワーナー・ブラザース映画

 
【出演】
山田涼介、本田翼、ディーン・フジオカ
蓮佛美沙子、本郷奏多
黒島結菜、渡邊圭祐
寺田心、内山信二、大貫勇輔、ロン・モンロウ、水石亜飛夢
奥貫薫、高橋努、堀内敬子、丸山智己、遼河はるひ、平岡祐太
山田裕貴、麿赤兒、大和田伸也

舘ひろし(特別出演)

藤木直人
山本耕史
筧利夫

杉本哲太、栗山千明、風吹ジュン
佐藤隆太、仲間由紀恵

新田真剣佑

内野聖陽

 
オフィシャルサイト:hagarenmovie.jp
オフィシャル Twitter:@hagarenmovie

(C)2022 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2022 映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会
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